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2012年2月29日

スターバックスの丸テーブルに積もりたる白雪は端より解け始めたり

Snow on the round table / Of Starbucks Coffee / Began to melt at the edge


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今日は関東甲信に 「大雪」 が降った。「大雪」 というのはニュースの見出しなのだが、都心の積雪は二センチ、群馬の前橋で十七センチ。

東北の日本海側で生まれた者としては笑ってしまうが、関東では、まあ、確かに 「大雪」 なんだろう。

つくば周辺では、東京都心よりも雪が少なかった。スターバックスの屋外のテーブルに、ほんの少しだけ積もった雪が可愛らしいぐらいのものだった。

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2012年2月28日

空に立つツリーてふ名のテレビ塔の立つ空染むる春色薄し

Spring shade is still pale / In the sky / The background of the Tokyo Sky tree


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東京スカイツリーの開業がいよいよ近いらしい。JR 常磐線で都心に向かうと、松戸を越して北千住に近づく辺りから、スカイツリーが見え始める。

初めて見た時は 「おぉ!」 と、ちょっとだけ興奮したが、今となってはほとんど日常の景色と化して、何とも思わなくなってしまった。

それでも、展望台に昇る予約は開業からかなり先まで満杯でそうで、人々の初物好きは健在のようである。

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2012年2月27日

波の立つ川面を照らし硬質の赤みの薄き日は沈み行く

The sun set is so crisp / With less reddish tone / Beyond the wavy river


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今日の日付をみて、「あれ、明後日からもう三月か?」 と思ったが、今年はオリンピックがあって閏年だから、二月は二十九日まであるんだった。

写真は小貝川の向こう岸に沈んでいく夕日。強風で川面には波が立っている。この夕日が沈んで日が変わっても、二月はまだ二日残っているのだ。

天気予報によると、この辺りの明日の明け方の最低気温はマイナス五度、最高気温はプラス五度にしかならない。明後日以降は最高気温が二桁になるようだが、まだまだ寒の戻りが来る。

ああ、早く春風に吹かれたいなあ。

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2012年2月26日

あまたある梅の蕾の二つ三つ弾くるのみにて街は色付く

A few of many buds of Ume / Have come out / To tinge the town


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ようやく梅が咲き始めた。白梅より紅梅の方が咲くのが早いらしく、あちこちで紅色の蕾が膨らんでいる。日当たりのいいところでは、少しずつ咲き始めている。多分一昨日の春めいた陽気で一気に蕾が弾けたのだろう。

我が家の庭の白梅は、超遅咲きなので、まだ蕾も小さいままだが、来月半ばには咲き始めるだろう。

楽しみな季節になってきた。

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2012年2月25日

鯉たちは何を求めて夕暮れの水面上に跳び出づるらむ

What do carp seek / Jumping upon the surface / Of the river in the twilight time


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明け方はそれほど冷え込まなかったが、日が昇ってからもそのまま気温が上がらないという一日だった。

夕暮れに裏の川土手を散歩すると、時々鯉の跳ねる音がする。音のする方向に目をやると、波紋が丸く広まっている。

私は最近まで、鯉は水面近くを飛ぶ虫を食べるためにジャンプするのだと思っていたが、どうもそうではないらしい。今どき、水面近くを飛ぶ虫なんていないし。

速く泳ぐと、つい勢いで水面に跳び出すことがあるという説が、今のところ有力だそうだ。そうだとすれば、鯉は一体何のために、水面上に飛び出すほど速く泳ぐのだろう。一度跳び出しても、懲りずにまた跳び出すのはどうしてなのだろう。

水面上に、何か魅力的な要素があるのだろうか。

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2012年2月24日

日は落ちて広き駐車場を横切れば風に吹かるる頬ゆるみたり

Walking across a parking lot / With soft cheeks / In the warm wind


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常磐道の友部サービスエリアの建物、ディスプレイなどは、茨城県にはめずらしくこ洒落た感覚である。

昨年の秋に "Today's Crack" で書いたように、レストランのセルフサービスの呼び出しアナウンスにがっくりとくるところがあるが (参照)、それを除けば、ちょっとしたものだ。

写真は、レストランのカウンターの上のディスプレイ。なかなかのものだ。

今日は日が暮れてもそれほど冷え込まず、車を停めたところからレストランまでの道のりも、苦にはならなかった。

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2012年2月23日

南国の春を迎ふる青空に白き風車の回りゐるなり

White windmills turn / In the background of blue sky / That shows spring of the south country


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高知への出張から、さっき帰ってきたばかりである。高知は一日中雨という天気予報が覆り、午後からは快晴になった。私の晴れ男ぶりは健在である。

写真は、四国山地の山里。遠く山の尾根に、風力発電の白い風車が見える。

あの風車の回転の向きで、天気が快方に向かうか下り坂かがわかるそうだ。今日は朝から快方に向かう回転だったそうである。

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2012年2月22日

冷たさのなき春雨は浜に立つ龍馬の肩を濡らしたる雨か

Raindrops are not so cold / That wet Ryoma's shoulders / On the spring beach


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仕事で高知に来ている。高知は雨模様だ。明日は是非晴れてもらいたいのだが、晴れるのは昼過ぎになるらしい。

妙に暖かい。春の雨だ。それは高知に来ているからというだけではなく、関東から発ってくる時も暖かかった。電車の中では汗をかくほどだった。

写真は高知空港の前のそてつの木。いかにも南国という風情だ。

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2012年2月21日

どこまでも深々とした青空の下に上野の山うずくまる

Under the deepest blue / Of the early spring sky / Lay down the hills of Ueno


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今日もとてもよく晴れた。写真は上野駅前の歩道橋から、上野の山の方向を望んだところ。

雲一つない快晴である。ところが、明日からは天気が崩れるらしい。しかも明日から高知に出張で、仕事の本番の明後日は降水確率が八〇パーセントだという。

晴れ男の自分を信じて、せめて昼過ぎには雨が上がることを期待しておこう。

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2012年2月20日

一日の会議で固く丸まりし背中越しに見るつくばの夜景

Night view of Tsukuba / Over my own shoulder / Stiffed with the longtime meeting


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朝から晩までかかった長い長い会議を終えて帰ってきた。常磐道を下りると、つくばの夜空は静かだった。

なにしろ、朝から晩までの会議だったので、今日はまともな写真を撮っていない。夜道で写したこんな写真しかない。

昨夜よりは穏やかな、しかしちゃんと寒いという夜の光景である。

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2012年2月19日

梅の香をガラスの内に閉ぢ込めて今しばらくの時節待つなり

Wait for the season of ume blossoms / Shutting the fragrance up / In the glass garden


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常磐道の友部サービスエリアは、最近なかなか小じゃれた佇まいに改装されて、建物の中に石庭をもしたような中庭がある。

今日の夜、水戸方面からの帰りに立ち寄ったら、この庭は梅祭の様相になっていた。真ん中にチラホラ梅の咲いた木が飾ってある。

はっきり言って、いつもより悪趣味のディスプレイだが、まあ、梅の季節が終わるまでは、これで我慢していよう。

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2012年2月18日

夕焼けの赤き雲居に富士の嶺の影こそ黒く燃えて立つなれ

Backed by the sunset glory / Mt. Fuji stands / Burning in black


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今日は久しぶりに晴れ上がっていい天気だったが、風はかなり冷たかった。

風が強いだけに、夕方になっても遠くまで見通せて、夕焼けの中に富士山のシルエットが見えた。この写真の真ん中あたりの出っ張りがそうだ。

明日からはしばらく天気が安定しそうだが、明日の明け方はかなり冷え込みそうである。日が暮れてからは既に相当寒くなっている。

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2012年2月17日

雪雲の去りたる京の蒼空に三千首めの歌を捧げん

Here's to the blue sky of Kyoto / After the snow clouds have gone / With my verse of the three thousand times


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実は、今日の歌は和歌ログを始めてからちょうど三千首目である。一日も欠かさず詠み続けているから、三千日目ということでもある。

ちょうど京都から帰る時に、三千首目にふさわしい青空になったので、この写真にした。

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2012年2月16日

北風に京都タワーの白く立つ都の空は変わらざりけり

The sky of Kyoto / Remains the same / With the north wind and the Tower


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明日からの仕事に備え、京都に前泊している。京都に着いたのは五時過ぎで、神社仏閣は軒並み閉じてしまっているから、今日は食事してゆっくり寝るしかない

食事しに京の街に出ると、東本願寺の向こうに京都タワーが白く光っていた。今となってはお馴染みの光景である。

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2012年2月15日

順番に様々の鳥鳴く声を水に溶かして川は流るる

River goes / Dissolving various tweets of birds / Into the stream


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今日は寒々しい空の日だった。それでも、先月と違うのは、世界に鳥の声が増えたことである。

ヒヨドリ、ムクドリ、カラス、スズメ、その他、ひっきりなしに鳥の声が聞こえる。遠くから聞こえる甲高い声は、モズの高鳴きだろうか。

確実に本格的な春に近づいている。

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2012年2月14日

ともすれば雪の形で落ち来るを雨として受くる坂東の春

Having rain  / Not as the form of snow / In the Bando area


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バレンタインデーの今日、朝からどんよりした曇り空で、昼前から雨が降り出した。午後になるとかなり本格的に降って、家の前の道路際は下水口に向かう雨水が、結構な流れになった。

これでもっと気温が低かったら、関東人にパニックを引き起す雪になったところだ。雪にならずにまともな雨になるのは、さすがに立春過ぎということだ。

明日は晴れて、最高気温が二桁になるが、明後日からはまた冷え込んでしまうらしい。本当の春はまだまだ先だ。

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2012年2月13日

ぽつぽつと降り始めたる雨を残し新幹線はひむがしに滑る

The shinkansen train began to slide / To the east / Leaving the slight rain in Nagoya


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名古屋から帰ってきた。三時頃まで辛うじて空がもって、仕事が終わってからぽつりぽつりと降り出した。今回もギリギリで影響はなし。

写真は名古屋駅前の様子。雨が降り出しているが、道路が光るほどじゃない。ただ、風はものすごく冷たかった。関東に帰ったら、日は暮れているのにむしろ暖かく感じた。

名古屋というところは、よくよく夏暑く、冬寒い土地柄である。

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2012年2月12日

伊豆の海に沈む夕日の行先を望む能はず名古屋に着きぬ

Just arrived at Nagoya / Without watching the last momrent / Of the sunset in the sea of Izu


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明朝からの仕事に備えて、名古屋に前泊。新幹線に乗っている間に日は暮れてしまった。この写真では見えないが、日の落ちる先は伊豆の海だった。

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2012年2月11日

風ゆるみ寒さの底といふものの抜けて初めてありたりと知る

Feeling we have just passed / Through the bottom of coldness / The north wind was eased


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今日は建国記念の日。祝日だが私は休みじゃない。自営業の定めである。

日中はかなりいい天気だったが、風が冷たかった。日が暮れると気温は下がったはずだが、風が収まって、体感温度としては帰って暖かくなったような気がする。

天気予報をみると、本格的な春は遠いようだが、寒さの底は辛うじて抜けたような気がする。

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2012年2月10日

青空に春の顔なる綿雲の浮かびて深き息をつきたり

I took a deep breath / Looking up clouds of spring expression / Against the blue sky


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今日はかなり暖かく感じた。銀行と取手駅に行く時、車の窓を開けて走ったほどだ。

写真は駅ビルの駐車場から線路を見下ろしたところ。青空に浮かぶ雲が、春っぽい。

まだ当分、最高気温が一桁台、最低気温が氷点下という日が続くようだが、一時の最高気温が二度とか三度とかいう状態からは脱しつつあるようだ。

二月後半になったら、梅の便りが聞こえてきてもいい。

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2012年2月 9日

寒風の霞ヶ浦に沈み行く夕日に染まる雲の二切れ

Beyond the Kasumigaura lake / Only two pieces of cloud shows sunset glow / In the cold wind


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今日は仕事で千葉県銚子市のちょっと手前辺りまで、車で往復した。片道二時間半で、往復五時間。起きている間の三割ぐらいを、運転に費やした。

写真は利根川の河口近くから霞ヶ浦に向かう辺りの夕暮れの光景である。今日はほとんど快晴だったので、夕焼けに染まる雲もほんの少ししかない。

明日も概ね晴れるようで、ということは、日本海側の雪はまだ続くのだろう。

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2012年2月 8日

坂東の雲居の限り見渡せどさほど彼方に飛ばぬ心よ

Though looking over the clouds / Of the Bando area / My heart flies not so far


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関東平野の東の方に住んでいると、本当に空が広く見える。それに、東京の多摩地区や栃木、群馬辺りとも違って、近くに高い山がないので、見渡すと 「地平線もどき」 が見える。

「地平線もどき」 というのは、本当の地平線ではないからだ。関東平野とはいえ、この辺りは台地が入り組んでいるので、よく見るとでこぼこだらけだ。決して平らな線ではない。

今日は昼前から晴れるとの予報だったのに、結局最後までどんよりとした雲に覆われていた。明日からはまた冬晴れで冷え込むらしい。立春過ぎても冬晴れでマイナス五度まで冷え込むというのが、今年のすごいところである。

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2012年2月 7日

朝凪の鏡のごとき川面には重たき雲の襞まで映る

In a morning calm / Minute reflection of dark clouds / On the river like mirror


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きのうからずっと天気がぐずついている。今日も朝からしとしと降りだ。

その代わり、気温はそれほど低くならず、寒さはあまり感じない。それでも平年並みというところで、明日からはまた寒くなるらしい。

この辺りは寒くなってもせいぜいマイナス二~三度ぐらいだったのだが、今年は平気でマイナス六度以下に下がる。明後日の明け方の最低気温はマイナス七度と予想されている。

今年はこの寒さが彼岸過ぎまで続くものと覚悟しておこう。

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2012年2月 6日

喪中なれば年賀葉書の年玉の一枚とても当たらざりけり


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お年玉付き年賀葉書の当選番号が発表されたが、今年はウチは喪中なので、年賀状がほんの少ししか届かず、何も当たらずじまい。

今年は年男なので、辰年の記念切手が欲しい気もしていたが、叶わなかった。

どこかで手に入らないかなあ。

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2012年2月 5日

鉛色の雲立ちこむる空の下虚しからずや選挙カーの声

Under the dark clouds / Election campaign car goes / Quite in vain


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今日は立春の昨日とは違って、どんよりと曇った空模様である。私の地元の市議会議員選挙が告示されて、朝から選挙カーの連呼がうるさい。

図書館に借りていた本を返しに行った時も、田んぼの向こうからさえ連呼の声は聞こえてくる。これから一週間、この騒音をやり過ごさなければならない。

選挙運動をする方も、この寒空の下で大変だが、それをやり過ごすのもかなり大変なのである。

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2012年2月 4日

スーパーの光の滲む駐車場にわずかに春は立ち初めにけり

A little sign of spring / In the parking lot of a supermarket / Where the lighting slightly spreads


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立春の日は沈み、あっという間に夜になった。日中の気温は、いつもの年ならば十分に寒さを感じさせるものだったが、今年に限っては 「さすが立春、少し暖かくなった」 という気にさせるほどだった。

とはいえ、来週の後半にはまた寒気が戻るという。本当の春になるのはまだ先のようだが、思い切って今日からは 「春の歌」 というカテゴリーにしておく。

写真は、夜中近くに立ち寄ったスーパーの駐車場。照明が少しだけにじんでいる。

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2012年2月 3日

節分の日は傾けど筑波嶺の稜線は空に際立ちて見ゆ

The sun is setting to close winter / But the edge of Mount Tsukuba stands out / Backed up by cold blue sky


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いやはや、節分の朝は特別寒かった。茨城県の北のはずれで仕事があって、朝の七時半頃に車で出発したのだが、八時を過ぎても表示される外気温 (近頃の車はご親切なことに、メーターに外気温まで表示される) はマイナス二度だった。

高速道でどんどん北上するので、それからずっとマイナスのままで、九時頃になってようやくプラスになった。茨城県に引っ越して既に三十年以上経ったが、こんなに寒い冬は初めてである。

仕事が終わって午後四時頃につくばに戻ってきたが、筑波山がまるで早朝のようにくっきりと見えた。地面が暖まらないので、上昇気流が生じないのだろう。だから霞みもかからない。

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2012年2月 2日

幾重にも高速道と歩道とが重なる隙を北風は吹く

North wind blows / Through the piles of Expressway / And pedestrian bridges


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今日の写真をみると、一瞬どこの未来都市かと思われてしましそうだが、実は上野駅からちょっと外を眺めたところである。

明日の明け方はかなり冷え込むという予報だが、日が暮れたばかりの上野も、かなり寒かった。明後日はもう立春だというのに、まだしばらくは寒さが続くようだ。

このところ毎年、四月の声を聞くまで 「春はまだか」 と言っているような気がする。そして、春が来たかと思うとすぐに夏になる。

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2012年2月 1日

目路の限り覆へる雪のいや白く深き情けの冬の北の地

White snow covers / So wide and deep / The land of kind people


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滝川市というところは、北海道で一番雪の多いところなのだそうだが、今年は少し南の岩見沢市の方が大雪になっているという。

とはいいながら、滝川駅前はとっぷりと雪に埋れていた。土の混じっていない真っ白な雪である。

滝川の人は、この雪を大変だと言いつつ、ちゃんと楽しんでもいるようだ。さすがである。


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