この年の彼岸の入りの寒風の収まりてなほ梅は開かず
朝から吹き荒れていた冷たい強風が、夕方前にようやく収まった。風が収まったと思ったら、上空は逆に嵐の時のような雲が出始めた。
明日は彼岸の中日だというのに、今日はびっくりするような冬型の気圧配置で、北の日本海側では吹雪になったところもあるという。
昨年の秋から寒さに襲われて、彼岸になってもこんな寒いというのは、なかなかお目にかかれない。普通は秋の終わりから寒波が来たら、途中で必ず寒波の息切れになって、冬の終わりはむしろ暖かくなったりするのだが、この冬のスタミナはものすごい。
我が家の梅は、いくら遅咲きとはいえ、早ければ三月の上旬、遅くても十七~十八日頃には咲いていたのだが、この春はまだ蕾のままだ。明日になって咲くという様子でもない。彼岸の中日を過ぎても咲かないというのは、完全に遅い記録になってしまう。
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