二昔前逝きたる義母に枇杷の葉を煎じ飲ませしこともありけり
近所に枇杷の木があり、最近になって実をつけた。
枇杷の実を見ると、20年前にガンで死んだ義母を思い出す。
あの頃はモルヒネで苦痛を和らげるなどという思想があまり一般的ではなく、義母はかなりの苦痛を訴えた。そして枇杷の葉を煎じて飲ませるといいと聞き、試してみると一時的に効いたようだったが、それも長続きしなかった。
悲しい記憶である
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
近所に枇杷の木があり、最近になって実をつけた。
枇杷の実を見ると、20年前にガンで死んだ義母を思い出す。
あの頃はモルヒネで苦痛を和らげるなどという思想があまり一般的ではなく、義母はかなりの苦痛を訴えた。そして枇杷の葉を煎じて飲ませるといいと聞き、試してみると一時的に効いたようだったが、それも長続きしなかった。
悲しい記憶である
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
A piece of afterglow / Leaks through a hole / Of the thick and dark clouds
今にも降り出しそうな雲行きだったが、結局降らないうちに日は暮れた。明日も少しぱらつく程度で済んでしまいそうだ。
風邪引きが多いので、少しはまともに降って空気に湿り気を与えてもらいたいのだが、なかなかそうはいかない。九州辺りでは大雨になっているのに、こちらは梅雨の中休みが続いている。
夕方、雲にぽっかりと空いた穴から、明るい夕日の残照がもれていた。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
Only two days absence caused / Missing the best shot / Of the red rose
我が家の裏のバラが、去年辺りからあまり元気がなくて、花の数が極端に少なくなった。今月六日の和歌日記で紹介した蕾は、せっかく咲いたのが出張時期に重なって、戻ってみると盛りを過ぎて、開きすぎていた。
二番目の蕾が膨らんだので楽しみにしていたが、今回も熊本への出張と重なって、戻ってみると開きすぎの状態になっていた。残念。
バラの命というのはなかなか短いものである。たった二日か三日の不在で、一番きれいな時期を逃してしまう。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
The jet plane drenched / With afternoon rain / Got dried above the cloud
熊本から帰ってきた。昨日までの天気予報では、今日も天気はもつということだったのだが、朝起きてホテルのテレビのスイッチを入れると、一日中雨降りということに変わっていた。
前線が昨日の時点の予測より北上して、九州に雨雲がかかったらしい。晴れ男の私としては滅多にないことなので、いささかあわてた。
しかし実際には、仕事で屋外の撮影などが必要な時間帯は曇り程度で済み、ほとんど用が済んでから降り出したので、まあ、ギリギリで晴れ男の面目は保たれた。傘は一度もささずに済んだし。
写真は熊本空港。行きは最新鋭のボーイング 787 だったが、帰りは普通のジェット機だった。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
I want stand like a heron / Seeing nothing / In the clear stream
熊本に来ている。今年は熊本に縁があって、既に三度めである。今回は水前寺公園の近くにあるホテルに泊まっている。
夕食を食べて戻ろうとすると、水前寺公園から流れ出る川にアオサギが一羽、じっと佇んでいた。アオサギというのは、肝が据わっているんんだか、あるいは単にぼうっとしているだけなのか、カメラを向けても全然動じないでいる。シロサギだったらすぐに逃げてしまうところだが。
今回も例によって晴れた。一日早かったら台風崩れの低気圧で大雨だったが、今日はすっかり晴れている。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
The half a year has passed away / In such a short time / The longest day made me know that
今日は夏至だとラジオのニュースで聞くまで、そうとは意識していなかった。なるほど、月日の経つのは速いものである。今年ももう、ほとんど半年過ぎてしまったわけだ。
半年で何を達成したかなどと考えると、人生が空っぽに思われてしまうから、考えないでおこう。とにかくこの半年も無事で過ごしたのだから、よしとしておこう。
写真は上野駅のパンダ口から上野の山を望んだところ。午後七時をとっくに過ぎているのだが、空はまだ薄明るい。晴れていればもっと明るかったところだろう。
| 固定リンク
| コメント (7)
| トラックバック (0)
With violent rain and winds / The typhoon shakes my house / In the true darkness
台風である。台風四号というのが夕方に和歌山県に上陸し、その後愛知県に再上陸して、東日本を縦断しているところだ。
今日は都心での仕事を早々に切り上げて、電車の運行に支障が出る前に帰ってこれたので、とくに問題ないのだが、夜になってからというもの、大変な風雨である。
自宅の仕事部屋で PC に向かっていると、ごうっと一際大きな風音がしたと途端に、家が揺れる。夜中になると雨は峠を越したようだが、家を揺らす風は吹き続けている。
週末は熊本に出張の予定で、台風の後だから天気は大丈夫だろうと思っていたが、台風五号が続けてやってくるという。まあ、晴れ男の私のことだから、うまくやり過ごせるだろうが、今年は台風の当たり年なのかしらん。
今日の写真は、台風襲来前の都心風景である。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
Momentary blue sky / In the rainy season / Of old Sendai town
久しぶりに新幹線で仙台まで行った。このところ20年以上、仙台には車でしか行かなかったから、仙台駅前の様子がずいぶん変わっているのに驚いた。
いつものように、出張先は問題なく晴れ。自分の晴れ男振りがありがたい。
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (0)
Humid wind before the rainy season / Come into my room with tweets / Of skylarks and reed warblers
日記今日はかなり暑くなっている。窓を開け放して風を入れても、じっとりと汗ばむほどだ。体がまだ本格的な暑さに慣れていないので、三十度以下でもこんなに暑く感じる。
本格的な夏になったら、これよりさらに十度ぐらい高くなる。それまでに徐々に体を慣らしていけば、昨年の夏のように、エアコンのコンセントを抜きっぱなしでも耐えられるだろう。
ただ、あまり意地になって無理をするのは控えようと思う。何しろ、今年の夏は還暦で過ごすのだから。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント