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2012年6月30日

二昔前逝きたる義母に枇杷の葉を煎じ飲ませしこともありけり


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近所に枇杷の木があり、最近になって実をつけた。

枇杷の実を見ると、20年前にガンで死んだ義母を思い出す。

あの頃はモルヒネで苦痛を和らげるなどという思想があまり一般的ではなく、義母はかなりの苦痛を訴えた。そして枇杷の葉を煎じて飲ませるといいと聞き、試してみると一時的に効いたようだったが、それも長続きしなかった。

悲しい記憶である

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2012年6月29日

雲もなく星も見えざる夕暮れに宵月ひとり高く照るなり


Wl120629日近頃、前日までの 「雨が降る」 という予報が、夜が明けると覆されているというケースが続いている。

昨日までは今日こそ雨になると思っていたのだが、朝になってみると予想外のいい天気で、雨は少しも降らなかった。近頃風邪がはやっているようなので、少しは雨になってもいいという気がするのだが、すっかり梅雨の中休みである。

夕方、日も沈みきっていないうちに、高いところに半月から少し膨らんだ月が出た。これは 「宵月」 というのだそうだ。なかなか風流な名前である。

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2012年6月28日

ぽつかりと雲に開きたる穴ごしに残照のかけら見ゆる夕暮れ

A piece of afterglow / Leaks through a hole / Of the thick and dark clouds


Wl120628今にも降り出しそうな雲行きだったが、結局降らないうちに日は暮れた。明日も少しぱらつく程度で済んでしまいそうだ。

風邪引きが多いので、少しはまともに降って空気に湿り気を与えてもらいたいのだが、なかなかそうはいかない。九州辺りでは大雨になっているのに、こちらは梅雨の中休みが続いている。

夕方、雲にぽっかりと空いた穴から、明るい夕日の残照がもれていた。

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2012年6月27日

ゆつたりと梅雨の晴れ間を流れゆく川の速さで日は暮れて行く

The sun goes down / As slow as the river flows / In a sunny day


Wl120627 日今日も案外いい天気で、梅雨の晴れ間が続いている。湿り気もなく、いい気分の一日だった。

ただ風邪が流行っているようで、周囲には風邪引きが多い。私もそうなのかと思いかけたが、どうやらカモガヤか何かの花粉アレルギーのようで、鼻水、くしゃみ、目のかゆみでとどまっている。

怒濤のような忙しさが一段落して、ちょっと体を休めたいと思う。ずっと土日も祝日もなかったから、少しはぼんやりしないと、体がもたない。

写真は暮れなずむ川の光景。

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2012年6月26日

人間に要らざる思ひ抱かする昼の名残の空の青さよ

An afterglow / Beyond the horizon / Imposes useless thought on me


Wl120626 日が長い。七時過ぎに買い物に寄ったショッピングセンターの駐車場の空が、だだっ広く明るさを残している。

照明が点き、廻りの木立がシルエットになりかかっていても、空は青いのである。この一日の長さが、人間に余計なことを考えさせる。

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2012年6月25日

写真にはあらで絵にこそ描きたけれとりどりの薔薇を豊かに盛りて

If I could paint / Rather than taking a photo / Of these rich roses


Wl120625 今日は某お祝いの会のお裾分けで頂いてきたバラの花束を、我が家の花瓶に盛った。

我が家の裏のバラは今年は不作だが、こんなに豊かなバラを調達できたのが、不思議なくらいである。なかなかのものだ。

さっそく写真に撮ってみたが、これを絵に描くことができたらいいだろうなあと思う。自分の絵の下手さ加減が悲しい。

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2012年6月24日

短きは僅か二日の不在にて盛りを逃す薔薇の命よ

Only two days absence caused / Missing the best shot / Of the red rose


Wl120623 我が家の裏のバラが、去年辺りからあまり元気がなくて、花の数が極端に少なくなった。今月六日の和歌日記で紹介した蕾は、せっかく咲いたのが出張時期に重なって、戻ってみると盛りを過ぎて、開きすぎていた。

二番目の蕾が膨らんだので楽しみにしていたが、今回も熊本への出張と重なって、戻ってみると開きすぎの状態になっていた。残念。

バラの命というのはなかなか短いものである。たった二日か三日の不在で、一番きれいな時期を逃してしまう。

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2012年6月23日

雨に濡れ鈍く光りしジェット機の雲の上にて乾きたるなり

The jet plane drenched / With afternoon rain / Got dried above the cloud


Wl120623 熊本から帰ってきた。昨日までの天気予報では、今日も天気はもつということだったのだが、朝起きてホテルのテレビのスイッチを入れると、一日中雨降りということに変わっていた。

前線が昨日の時点の予測より北上して、九州に雨雲がかかったらしい。晴れ男の私としては滅多にないことなので、いささかあわてた。

しかし実際には、仕事で屋外の撮影などが必要な時間帯は曇り程度で済み、ほとんど用が済んでから降り出したので、まあ、ギリギリで晴れ男の面目は保たれた。傘は一度もささずに済んだし。

写真は熊本空港。行きは最新鋭のボーイング 787 だったが、帰りは普通のジェット機だった。

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2012年6月22日

青鷺の如く立ちたし流れ行く水に些かの何物も見ず

I want stand like a heron / Seeing nothing / In the clear stream


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熊本に来ている。今年は熊本に縁があって、既に三度めである。今回は水前寺公園の近くにあるホテルに泊まっている。

夕食を食べて戻ろうとすると、水前寺公園から流れ出る川にアオサギが一羽、じっと佇んでいた。アオサギというのは、肝が据わっているんんだか、あるいは単にぼうっとしているだけなのか、カメラを向けても全然動じないでいる。シロサギだったらすぐに逃げてしまうところだが。

今回も例によって晴れた。一日早かったら台風崩れの低気圧で大雨だったが、今日はすっかり晴れている。


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2012年6月21日

今日までのかくも短き半年の無為なるを知る長き一日

The half a year has passed away / In such a short time / The longest day made me know that


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今日は夏至だとラジオのニュースで聞くまで、そうとは意識していなかった。なるほど、月日の経つのは速いものである。今年ももう、ほとんど半年過ぎてしまったわけだ。

半年で何を達成したかなどと考えると、人生が空っぽに思われてしまうから、考えないでおこう。とにかくこの半年も無事で過ごしたのだから、よしとしておこう。

写真は上野駅のパンダ口から上野の山を望んだところ。午後七時をとっくに過ぎているのだが、空はまだ薄明るい。晴れていればもっと明るかったところだろう。

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2012年6月20日

渦を巻く雲居の白く続く果てに夜明けに去りし野分あるらむ

The typhoon has passed / Over the clouds / Whirl around in the blue sky


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九州や四国で体力と使い果たすというプロセスがなく、元気なままの台風に見舞われたので、夕べはかなりの風雨で家が揺れるほどだった。

夜が明けてからも、台風一過の青空がなかなか中途半端で、蒸し暑さだけが続いた。まだ本当の夏ではないからこそ、こんな感じなのだろう。

上空の雲が、風の強さをうかがわせるように渦を巻いている。

 

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2012年6月19日

雨風を吹き付け家を揺らしつつ真闇の中を野分過ぎ行く

With violent rain and winds / The typhoon shakes my house / In the true darkness


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台風である。台風四号というのが夕方に和歌山県に上陸し、その後愛知県に再上陸して、東日本を縦断しているところだ。

今日は都心での仕事を早々に切り上げて、電車の運行に支障が出る前に帰ってこれたので、とくに問題ないのだが、夜になってからというもの、大変な風雨である。

自宅の仕事部屋で PC に向かっていると、ごうっと一際大きな風音がしたと途端に、家が揺れる。夜中になると雨は峠を越したようだが、家を揺らす風は吹き続けている。

週末は熊本に出張の予定で、台風の後だから天気は大丈夫だろうと思っていたが、台風五号が続けてやってくるという。まあ、晴れ男の私のことだから、うまくやり過ごせるだろうが、今年は台風の当たり年なのかしらん。

今日の写真は、台風襲来前の都心風景である。

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2012年6月18日

満々と水を湛へる堰のみが梅雨思はする色を映せり


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今日も梅雨の中休みが続いた。昼頃にはかなり蒸し暑くなったが、夕方にはさわやかな風が吹き始めた。

写真は近所の岡堰というところ。夕方の五時を過ぎていたが、まだ日はそんなに傾いておらず、空の雲はまるで秋を思わせるようだ。

水が満々と貯えられていることだけが、梅雨を感じさせる要素である。

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2012年6月17日

みちのくの五月雨の間の束の間の青空見上ぐ仙台の街

Momentary blue sky / In the rainy season / Of old Sendai town


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久しぶりに新幹線で仙台まで行った。このところ20年以上、仙台には車でしか行かなかったから、仙台駅前の様子がずいぶん変わっているのに驚いた。

いつものように、出張先は問題なく晴れ。自分の晴れ男振りがありがたい。

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2012年6月16日

我が宿の裏を流るる川は今梅雨の姿に変はり行くなり


Wl120616今日はほとんど一日、いかにも梅雨らしいしとしと雨が降り続いた。しかし九州では梅雨らしいしとしと雨ではなく、豪雨になったというから、日本は広い。

明日は仙台に出張だが、現場に到着するお昼頃には、晴れになるという予報である。自分の晴れ男ぶりがありがたい。

写真は我が家の裏の川。水量が増えていかにも梅雨時の姿になっている。

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2012年6月15日

耳元にぷーんと小さき羽音して蚊取りマットの季節となりぬ


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夜更けまでパソコンに向かって仕事をしていると、裸足の足が痒い。耳を澄ますと、「プーン」 という羽音がする。ついに蚊の飛ぶ季節になったのか。

我が家は自然環境豊かな立地にあるため、夏になるとどこからか蚊が侵入する。そして、蚊取りマットの出番になる。今年初めてこの道具を取り出した。

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2012年6月14日

緑なす稲は育ちて田の面に空の蒼さのもはや映らず

Young rice plants have grown / The blue sky does not reflects / On the rice field any more


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梅雨の中休みのようで、なかなか気持ちのいい天気になっている。田んぼの中の駅までの近道を車で走ると、つい最近まで隙間だらけだった稲が、だんだんびっしりと育ってきていることに気付く。

空の色だけをとってみると、もう真夏のようだが、本当の夏はまだまだで、今日よりも十度近く気温が上がるのだ。

覚悟しておかなければならない。

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2012年6月13日

晴るるとも大雨となるも紫陽花の色に染まれる日本列島


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今日は静岡県浜松まで日帰り出張してきた。晴れ男の私のこととて、梅雨の真っ最中なのにちゃんと晴れた。

晴れたとはいえ今、日本中はアジサイの季節である。どこに行っても、津々浦々アジサイが咲き乱れている。まさにアジサイ列島だ。

とっぷり日が暮れて帰ってきたら、北関東は肌寒いほどの風が吹いていて、およそアジサイには似つかわしくない状況だったが、それでもアジサイだらけである。

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2012年6月12日

Tシャツの上にフリースを重ね着し梅雨寒なりと低く呟く


Wl120612一昨日の写真とは一変して、いかにも梅雨空らしい梅雨空になった。しかも肌寒い。

「梅雨寒」 という言葉があるが、まさにその通りで、冬に着ていたフリースを引っ張り出して重ねている。

明日の昼には天気は回復するらしい。明日は出張で浜松に行くので、いつものことながら、自分の晴れ男ぶりがありがたい。

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2012年6月11日

梅雨入をして三日目の和らかき日射しを浴びて増ゆるじふやく


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梅雨入り三日目もどちらかといえばいい天気で、明日からの本格的雨模様を待つことになりそうだ。

さて、今日の写真は 「ドクダミ」 である。またの名を 「ジュウヤク」 ともいう。梅雨入り前後はドクダミの一番好きな季節のようで、どんどん増えている。

よくみると、可憐な花なのに、「ドクダミ」 とはあんまりな名前だ。「イヌフグリ」 とともに、気の毒な名前の両巨頭だと思う。

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2012年6月10日

梅雨入りの翌日の空晴れ上がりいつものことと汗滲みたり


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気象庁が梅雨入り宣言すると、翌日は決まって晴れる。昨年はイレギュラーなことに、五月末には梅雨入りしてしまい、その後しばらくは降ったが、六月に入ったら完全に中休みになってしまった。そしてその後に日本各地で大雨になった。

今年は例年通り、六月の初旬に梅雨入りしたが、最近の傾向通り、翌日には上天気になった。しかし夕方頃から小雨模様になったから、許そう。

さて、今年はどんな夏になるのやら。

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2012年6月 9日

桃の実の昭和の味のマッチ箱に娑婆の思惑詰まるとぞ知る


Wl120609桃の実の登録商標が、昭和の味わいを醸し出すマッチである。

ところが製造元の兼松日産農林株式会社というのは、今や住宅用建材の製造販売や地盤改良工事を行う大企業なのだそうで、このレトロなイメージとはほど遠い。しかも、仕手株の世界では有名な銘柄なんだそうだ。

いやはや、見た目にだまされてはいけない。

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2012年6月 8日

梅雨近き風は雲雀と葦切の鳴き声連れて窓くぐり来る

Humid wind before the rainy season / Come into my room with tweets / Of skylarks and reed warblers


Wl1206081日記今日はかなり暑くなっている。窓を開け放して風を入れても、じっとりと汗ばむほどだ。体がまだ本格的な暑さに慣れていないので、三十度以下でもこんなに暑く感じる。

本格的な夏になったら、これよりさらに十度ぐらい高くなる。それまでに徐々に体を慣らしていけば、昨年の夏のように、エアコンのコンセントを抜きっぱなしでも耐えられるだろう。

ただ、あまり意地になって無理をするのは控えようと思う。何しろ、今年の夏は還暦で過ごすのだから。

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2012年6月 7日

牛蛙我が足音を恐るれど蝶舞ひ飛ぶを気にもせず啼く

Bullfrog stops bellowing / Being afraid of my footstep / But careless about butterflies


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川の土手でウシガエルが鳴き始めた。まだ小さいのか、あの腹に響くまでの声ではないが、育つにつれてもっと堂々たるものになるだろう。

ウシガエルは割と用心深いようで、土手を歩いていくと、私の足音に勘付いて啼き止む。しかし根が単純だから、立ち止まって気配を消していると、また啼き始める。

そこに蝶々が何羽飛んで来ようと、気にもせず啼く。しかし、私がまた歩き始めると、ぴたりと啼き止む。

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2012年6月 6日

梅雨近く湿りたる風吹く中で薔薇の蕾は膨らみ始む


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今年は裏のバラが咲かないなあと思っていたところ、今日、蕾が一つだけ膨らんでいるのを見つけた。よかった。命が尽きたわけではなかったのだ。

もうそろそろ梅雨が近いという時期になったのだが、遅ればせながらとはいえ、咲いてくれるのは嬉しい。

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2012年6月 5日

高曇りやや湿りたる風吹きて紫陽花の花色づき始む

High clouds cover the sky / Wind became a little humid / Hydrangea has begun to turn


Wl120605我が家の裏の空き地のアジサイが、だんだん色付いてきた。ちょっと前までは小さな蕾が豆粒のようだったが、少しずつ花らしい色になってきた。

アジサイの花を見ると、梅雨が近いと条件反射のように思う。ということは、雨の中でも映える花である。

今日は昼過ぎになってもそれほど気温が上がらない。明日は雨になって、気温はもっと低くなるという。

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2012年6月 4日

葦雀 (よしきり) と雲雀の声のさらに遠くラジオの声の聞こゆる土手道


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今日は朝からとてもいい天気だ。

土手を歩くと、ヨシキリ、ヒバリの声に混じり、ウシガエルの鳴き声が聞こえる。

さらに、どこかの家から NHK ラジオの朝の番組の音も聞こえてくる。

のどかな朝である。

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2012年6月 3日

水満つる早苗の隙に雲映り遠くのグラウンドに灯のともる頃


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近頃は午後六時を過ぎても、空がまだ明るい。まだ稲の隙間が目立つ田んぼに夕暮れの雲が映り込んではいるが、遠くには野球の練習をするグランドの照明が点き始めた。

そろそろ梅雨が遠くない時節になった。このさわやかな気候が続くのも、ほんの少しの間である。今のうちに存分に気持ちよく味わっておこう。

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2012年6月 2日

暑き日の沈みかけたる梅雨入りの前の空気は頬に重たし

The sunset is slow / Just before the rainy season / The air clings to cheeks


Wl120602今日は船橋での仕事を終えて、明るいうちに取手駅に戻ってくることができた。明るいとはいってもさすがに六時近くになっていて、日中の暑さは消えていた。

ただ、さわやかな涼しい風が吹くというわけにはいかず、梅雨入りが近いことをうかがわせる重たい風がじっとりと肌にまつわりつく。

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2012年6月 1日

雲晴れて「異音」 とやらで遅れたる電車を照らす十二夜の月


Wl120601今日はとっぷりと日が暮れてから常磐線取手駅にたどり着いた。雷雨と地震でも珍しく止まらなかった常磐線が、「異音を感知」 したという理由で遅れたのには、ちょっとこけそうになった。

取手駅に戻ると、ようやく雲が切れかかったところで、十二夜の月が顔を出したところだった。

明日はまた千葉方面に出かけなければならない。曇りがちになるようだが、雨は降らずに済みそうだ。

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