梅雨空に伯父を弔ふ涙雨降り残したる天橋立

空はなんとかもって、仕事が終わりかけた頃に次第に本降りになってきた。いつもそうだが、必要な時にはなんとか降らずにいてくれる。ありがたいことである。
仕事が終わって京都に戻ったら、伯父の訃報が届いた。昨年亡くなった父の兄である。体がかなり弱っていたし、年下の父の方が早く死んだのをとても悲しんでいたから、自分もそろそろあの世に行きたい気持ちになっていたのかもしれない。
いずれにしても、今日の雨は、伯父を弔う涙雨だったようだ。
明日はゆっくり帰ろうと思っていたのだが、故郷に戻って通夜に出なければならないので、早発ちである。今週はよくよく旅ガラスの運命のようだ。
いずれにしても、梅雨時の四泊五日の仕事の旅で、ほとんど雨の影響を被らずに済んだというのは、ありがたいことなのだろうと思う。
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