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天候が秋らしくなって、我が家の裏の土手際に生えたムクゲも、ようやく普通に咲き出した。あまりの残暑の頃は、花芽が焼けてしまって咲けない花がたくさんあったのだ。
ムクゲというのは、初夏の頃から咲き出すが、俳句では秋の季語とされている。つまり、これからが本番と言ってもいい。
ムクゲの花が咲かなくなったら晩秋で、冬への門口が開かれる。もう十月だから、そろそろ冬を意識してもいいのだが、日をまともに浴びると、まだ暑い。
2012年10月 5日 秋の歌 | 固定リンク Tweet
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