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2012年10月 5日

残暑過ぎ花芽の焼けず開きたる木槿の白の目にぞ涼しき


Wl121005 天候が秋らしくなって、我が家の裏の土手際に生えたムクゲも、ようやく普通に咲き出した。あまりの残暑の頃は、花芽が焼けてしまって咲けない花がたくさんあったのだ。

ムクゲというのは、初夏の頃から咲き出すが、俳句では秋の季語とされている。つまり、これからが本番と言ってもいい。

ムクゲの花が咲かなくなったら晩秋で、冬への門口が開かれる。もう十月だから、そろそろ冬を意識してもいいのだが、日をまともに浴びると、まだ暑い。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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