冬枯れの色に染まりし川土手の彼方で鷺の鳴く声聞こゆ
十一月も今日で終わり、明日からは十二月だ。時の経つのは本当に速いもので、還暦なんてものを過ぎるとますますそれを感じる。下手すると、一年なんて一週間より短いんじゃないかという気さえする。
裏の土手はすっかり冬枯れの色になってしまった。今年は冬の訪れが早い。近頃は春と秋の一番気持ちのいい季節が短い。
冬がいつまでも寒くて、「春はまだか」 と待ちわびる。ようやく春になったかと思うと、すぐに汗をかき始めて夏になる。そして残暑が嫌というほど長引いて、ようやく涼しくなったと思うと、すぐに冬の寒さになる。
これで平均取ると年間の気温はじわじわ上昇しているというのだから、夏がいかに暑いかということだ。
さっきまですぐそこにいたアオサギがいなくなって、遠くで鳴くのが聞こえる。
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