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2013年1月27日

十六夜の月は昇りていささかのためらひもなく冬空に照る


Wl130127 三日前の 「十三夜月」 から、四日続けての 「月ネタ」。

今夜は 「十六夜月」 (いざよいづき) となる。ほとんど満月と変わらないようだが、よく見ると少しだけ真ん丸を過ぎて、欠け始めている。

知人が 「つい最近まで 『いざよい』 というのは、字面から言って 『十三夜』 のことだと思っていた」 と言っていた。なるほど、「十三夜」 が 「いざよい」 じゃなく、それは 「十六夜」 のことだというのは、言われてみれば意外なことかもしれない。

「いざよい」 の語源は、十六夜の月は十五夜に比べて少しだけ出が遅いので、「ためらう」 という意味の 「いざよう」 から来たらしい。

今夜の写真は、枯れ薄の上に照る十六夜月。ためらいもせず、皓々と照っている。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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