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我が家の庭の梅がいよいよ満開に近づいている。満開に近づくと言うことは、まだ咲かぬ蕾がどんどん減っているということだ。
これは、梅にとっての蕩尽にほかならない。一斉に咲く花ほど、この蕩尽感覚が強く、桜などはなおさらである。
だから満開に近づくのは嬉しいが、一方でおそれる気持ちもある。
2013年3月16日 春の歌 | 固定リンク Tweet
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