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2014年1月31日

暖かき大寒の日の映り込む穏やかすぎる川の流れよ


Img_7925今日もやたらと暖かい一日だった。小貝川の川面に映り込む日は、まるで春の太陽の様相だ。

だが暖かな日も今日で、明日はちゃんとした冬の日になるという。まるでジェッとコースターに乗っているような大寒である。

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2014年1月30日

大寒の土手の道から時を透かし何時てふことのなき明日を見る


1今日は大寒らしくなく、妙に暖かい一日だった。明日だかあさってだかからは、また冷え込むというのだから、なかなか大変だ。

写真は小貝川の土手の道から撮った写真。

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2014年1月29日

大寒の風に揺れゐる枯れ薄の根元に緑萌え出づるなり


Img_7909今日は晴れたが、気温は昨日と一転して低めだった。今の時期は天候が定まらない。

とはいえ、土手の枯れ草の根元には既に緑の草が芽吹いている。立春を過ぎると、これらがどっと勢いを増して、土手は緑に包まれるようになる。

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2014年1月28日

白鷺は首をSの字に曲げて水中の餌に狙い定める


Imgp0762 久しぶりに裏の川に白鷺が来た。iPhone のカメラでは遠すぎるので、これまた久しぶりに二十倍までスームができるコンデジを取り出して写した。

白鷺は用心深いので、覚られないようにゆっくりとカメラを操作して、何ショットか撮った。

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2014年1月27日

大寒の葉を落としたる欅には夕焼け空がよく似合いたり


Img_7908今日は寒い一日だった。昨日の朝までがちょっと暖かめの推移で、それ以後はずっと冷え込む一方である。

この大寒の夕暮れ、葉を落として遠目にはパセリみたいになったケヤキが、夕焼けを背景にして立っている。これが実にしっくり来る組み合わせだ。

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2014年1月26日

大寒の午前七時の太陽は地平線より離れて久し


Img_7904近頃、ようやく夜明けが早くなりつつあると実感できる。写真は我が家の二階からの、七時過ぎの景色。既に太陽が地平線を離れて輝いている。

とはいえ、大寒である。今朝は暖かくてベッドから出るのにそれほどの決意は要らなかったが、明日からはまた冷え込むのだそうだ。

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2014年1月25日

大寒の林の際に四十雀二羽あり頬と腹の白さよ


5 つくば市の公園の道を歩いていたら、シジュウカラのつがいが地上に降りて餌をついばんでいた。

左上の木の根もと (左側) にもう一羽いるのがおわかりだろうか。

こんなに近くに寄って Phone を構えても逃げないのだから、よほど夢中になっていたのだろう。

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2014年1月24日

枯れ草にこぼれ落ちたる一匙のかき氷として残る淡雪


Img_7883我が家の庭の名残雪。

一昨日降った雪はほとんど解けてしまったが、よくみるとあちらこちらにちょっとした痕跡のように残っている。表面が解けて、また凍ったため、ガリガリのかき氷状態だ。

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2014年1月23日

真青なり立体交差を潜り抜く底の底より見上ぐる冬晴れ


Img_7881写真は我が家の近くを走る国道二九四号線の、乙子 (おとご) 交差点。三重構造の立体交差が売り物だ。

もっとも、この交差点は工事完成直前、一部を開通させたところが事故続出した。茨城の田舎者は、三重構造立体交差の通過に戸惑うばかりだったようだ。

最近は完成後は通過方法もシンプルになって事故はなくなり、非常に快適に利用している。

今日は素晴らしい冬晴れで、立体交差の底から見上げる空が、異次元の美しさだった。

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2014年1月22日

淡雪の上に漂ふ朝霧の彼方に寒の陽は昇り来る


Img_7874夜中に雪が降ったようだ。三日前の雪よりはすぐに熔けたが、今日の雪はそれよりもほんの少し長持ちした。

朝に出かける時、田んぼの中の近道を通ったら、路面が凍結していてスリップ事故を起こしている車もあった。私はスタッドレスタイヤを履いているから、こんな時には安心だ。

田んぼの上を漂う霧の彼方から、大寒の太陽が昇ってきた。

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2014年1月21日

駅裏の工事現場の管理棟の冬の宵には似合わぬ灯り


Img_7871今日は久しぶりで都内に出かけ、日が暮れてから帰ってきた。取手駅西口から抜ける裏道は今、区画整理工事の真っ最中である。その工事現場のプレハブ管理棟には、まだ電灯が点いていた。

蛍光灯の白っぽい光である。冬の宵の口にはあまり似合わない、

今夜は雪が舞うらしいが、積もるほどではないという予報だ。

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2014年1月20日

十年も前の仕事の戦利品の今に役立つマイバッグとて


Img_7868買い物のマイバッグとして使っているのは、自分で金を出して買ったものは一つもなくて、いろいろな展示会の出展者のブースでもらったものばかりだ。

車には常時マイバッグが三袋積んである。いつでも使えるようにだ。二つは十年ぐらい前の米国の展示会でもらったもの。もう一つは、昨年の日本の展示会でもらったものだ。いずれも立派なトートバッグである。

展示会でもらう袋は紙袋が多いが、時々長持ちするナイロン製のものが入手できて、重宝している。

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2014年1月19日

土手道の霜と見紛う薄雪の溶けて乾きて忘らるる朝


Img_7856この辺りでも夜中に雪が降ったようだ。朝起きて窓から外を見た時には、霜と区別が付かないぐらいだったが、よく見れば霜ではなく雪だとわかる。

この雪も、日が昇るに連れてあっという間に溶けてしまった。写真は薄雪の土手を散歩する人の後ろ姿。

溶けてしまえば道はあっという間に乾いて、雪の降ったことさえ忘れ去られている。

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2014年1月18日

見下ろせば車も家もことごとくマッチ箱なる郊外の街


Img_7847週末である。今日のところは良く晴れた。気温も昨日、一昨日ほどには低くないようである。

近くのショッピングセンターに買い物に出かけた。天気に恵まれた週末というわけで、地上の駐車場はほぼ満車。立体駐車場に入らなければならなかった。

屋上から見下ろすと、駐車中の車だけでなく、周囲の家々までマッチ箱のように見える。郊外の都市特有の感覚である。

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2014年1月17日

山茶花の根元の土を覆ひたる赤くなまめかしき花弁よ


Img_7719冬に咲く花の代表に、山茶花があげられる。わが町の図書館の駐車場の周りにも、山茶花が植えられている。

山茶花の根元には、散った花びらがちりばめられて、見事な様相だ。花というのは、散っても風情があるものである。

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2014年1月16日

地中にもいたき寒さは及ぶらむもぐら塚見ることぞ少なき


Img_7841朝はとても寒くて、今年一番の冷え込みになったようだが、日が昇ってからは昨日よりも気温が上がった。寒さのそこは通り過ぎたようだ。

土手に小さなもぐら塚を見つけた。今年はもぐら塚が少ないような気がする。あまり寒いと、地中の生き物も動きが鈍るのだろうか。

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2014年1月15日

寒風を運ぶ分厚き雲晴れて冬の冷たき夕陽射しくる


Img_7838今日はこの冬一番の寒さだったと思う。外に出ると寒風が頬を痛いぐらいに射した。

とはいえ、日も長くなってきた。午後五時半頃でも薄明かりがある。写真は四時半頃の景色。一日中雲がかかって太陽が見えなかったが、夕方になってようやく雲が切れてきた。

雲が切れると、太陽の光の色を感じる。明日は晴れるらしいが、気温の低い状態はしばらく続きそうだ。

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2014年1月14日

音もなく佇むギター眺むれば弾いてくれろといふ声ぞする


Img_7837そういえば、近頃ギターを弾いていない。弾こうとも思うのだが、忙しくてゆっくりと弾いていられる時間を取れない。

長く弾かないと、左の指先が柔らかくなってしまって、弦を押さえるていると痛くなってしまう。それもあって、ますます遠ざかる。

週に一度は弾くようにすればいいのだろうが、なかなか難しい。

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2014年1月13日

一幅の作品なれば年賀状をフォーク・アートと吾は名付けむ


Img_7767ようやく年賀状の届くのが一段落した。あらためて見直してみると、出してくれた人の人柄の偲ばれるものが多く、嬉しくなる。

「作品」 と呼べるような年賀状は、さらに嬉しい。年賀状は 「フォーク・アート」 だと思う。

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2014年1月12日

壁面のトタン板なる看板の四半世紀を昭和は経たり


Img_7828我が家の近所に、塀一面にトタン板の看板が取り付けられている家がある。これって、壁面使用料なんかをもらってやっているのだろうか。

それにしても、この看板、効果があるのだろうか。私は多分、1万回以上ここを通過しているが、「何か貼ってあるな」 と思うだけで、その内容まで注目したことがない。

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2014年1月11日

正月の十日過ぎてふ格別の間合いで届く達筆の賀状


2年賀状が届くのは一段落したかと思っていたら、今日になって新たに一通届いた。宛名、本文がすべて手書き (多分筆ペン) のもの。

しかも結構な達筆なのである。こういうおもむきのものが、正月の十日過ぎてから届くという感じは、ちょっといいかもしれない。

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2014年1月10日

しんしんと冷ゆる空には宵月の高く上がれる旧正月前


Img_7819 今年の元日は、旧暦ではまだ十二月一日だった。ちょうど一ヶ月先を進んでいて、つまり、旧暦では今、師走の真っ最中というわけだ。

元日がちょうど一ヶ月違いだったから、月は新月だった。そこからだんだん太ってきて、今夜の月齢はちょうど一〇・〇ぐらい。半月からちょっとだけふくらんだ宵月といわれる月である。写真ではまん丸く映ってしまったが。

今年の旧正月は、新暦では一月三十一日になる。今月末が、アジアの元日というわけだ。

今夜はしんしんと冷えてきている。この冬一番の寒気だそうだ。

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2014年1月 9日

遠きかな冬の雨夜の自動車の窓の曇りの外の景色は


Img_7814今日も日が暮れてから雨模様になってきた。昨日よりずっと本降りの様相である。しかも夜が更けたら雪になる可能性もあるという。

近所のスーパーまで買い物に出たところ、エアコンを点けないとウィンドウの内側があっという間に曇ってしまった。かなりの寒さである。

週末からはさらに気温がぐっと下がるらしい。やれやれ

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2014年1月 8日

駐車場に店の灯りが映り込み予報通りに雨降り来たる


Img_7809予報通り、夕方になって雨が降ってきて、日が暮れて水戸方面から常磐道を飛ばして戻ってくる時には、本降りになっていた。久しぶりの雨である。

インターを降りて、沿道のコンビニを見ると、店の灯りががらんとした駐車場に映っていた。何だか久しぶりに見る光景である。

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2014年1月 7日

一年の最初の七日暮れむとす明日の午後より雨になるとふ


Img_7807正月七日目も静かに暮れようとしている。既に一年のほぼ二パーセントが過ぎようとしているのである。これでは一年が短く感じられるのも道理である。

明日の午後から明後日の朝にかけては雨になるという。そして週末からはまた冷え込むという予報だ。

二十四節気では、一昨日から小寒に入っている。再来週から大寒になって、ほぼ一ヶ月先が立春。しばらくは一年で一番寒い時期だ。

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2014年1月 6日

初仕事終へて凍てつく風の中ヘッドライトは家路を辿る


Img_7802今日はほとんどの会社で仕事始めだったと思う。例年、仕事始めの日はほとんど半ドンみたいなことになるが、今年は九連休だったためか、きっちりと定時まで仕事をしていたようだ。

それでも、さすがに残業というケースは少ないらしく、午後五時を回ると、川向こうの県道は家路を辿る車のヘッドライトが続々と通り過ぎた。

日中から寒かったが、日が暮れると一段と寒い。冬本番である。

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2014年1月 5日

指先と頬で夜風を受けながら冬の土手行く自転車の人


Img_7798三が日は穏やかな日和で、正月にしては暖かいほどだったが、昨日あたりから急に冷え込むようになった。今朝などは、朝の七時頃に車を走らせていたところ、外気温がマイナス三度と表示されていた。

昼もせいぜい七度ぐらいまでしか気温が上がらず、日が暮れてから外に出てみると、頬が凍てつくほど冷たい。

そんな寒い中、我が家のすぐ裏手の土手を自転車で家路に着く人がいた。自転車をこいでいさえすれば、体は温かいだろうが、指先と顔が冷たいだろう。

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2014年1月 4日

青空と冬の刈田の境界に人の暮らしを望む正月


Img_7794冬の刈田の広がる彼方には青空があり、その境界線上に宅地が僅かに見える。私はどういうわけか、こういう地面あるいは海と、空の間の線状に何かが見えるという景色に惹かれてしまう。

子供の頃から、田んぼの彼方の青空の境目の山々とか、海と空との間に伸びる陸地とか、そんなような景色を眺めて育ったからかもしれない。

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2014年1月 3日

坂東の刈田の彼方沈む陽を見送り戻る初詣の道


Img_7782今日は新年恒例の、初詣ウォーキングをした。我が家から約四キロ先の板橋不動尊まで徒歩で歩き、途中の神社すべてに参拝するので、かなり遠回りになって、かれこれ十二キロぐらいの道のりになる。

これは平成二十年から続けていることで、今年で七回目になる。このウォーキングを難なくこなすことで、「よし、今年もまだまだイケるぞ!」 と思うことができるので、私にとっては重要な行事になってしまっている。

写真は帰路の田んぼの彼方に沈み行く夕陽。今年は陽が沈む前に帰宅できた。去年より調子よく歩けたと思う。

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2014年1月 2日

木枯らしの吹く坂東の駅前のライブ Georgia On My Mind


Img_7758取手駅前を通りかかったら、何やら生の音楽が聞こえるので、ペデストリアンデッキに昇ってみたら、ストリート・ライブのパフォーマンスの真っ最中だった。

曲目は Georgia On My Mind。ちょっとアクが強すぎてクサかったけれど、下手じゃなかった。思いがけない新年の初ライブだった。

今日は久しぶりに英語混じりの前衛和歌。

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2014年1月 1日

あらたまの年の願ひの萌ゆる絵を天馬の駆くる虚空にぞ描く


H26_2 謹賀新年。ならびに開運招福。

写真は今年の年賀状です。(クリックで拡大表示されます)

今年もよろしくお願いいたします。ちなみに私はバフンウニというものを、未だ食したことがございませぬ。

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