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2014年2月28日

土手腹に戻り来れる草の色の日ごとに深く濃く映るらむ


Img_8090今日は四月中旬なみの暖かい陽気だったようで、私も昨日より一枚着るものを減らしてもまだ汗ばむほどだった。

我が家の裏手の土手をみても、いつの間にか草の色が復活している。明日からはまた冬の寒さが戻るそうだが、春は間違いなく進展している。

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2014年2月27日

春雨の降りてまた止む空の下に巨大ショッピングセンター横たはる


Img_8084常磐道から枝分かれする圏央道を牛久で降りると、イオンの巨大ショッピングセンターが見える。さながら国際空港ビルか、巨大戦艦のごときたたずまいだ。

今日は時々小雨がパラつく重苦しい空の下を、そのショッピングセンターを横目で見ながら帰ってきた。

日中は寒かったが、日が暮れてからどんどん暖かくなってくるという、妙な日である。

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2014年2月26日

鴨たちの首を沈めて餌を漁る川の流れは温みたるらむ


Imgp0782今日は四月中旬の暖かさとやらで、家の中にいるより外に出る方が太陽の暖かみを感じて、汗ばむほどの陽気だった。

我が家の裏を流れる川に、鴨がたくさん飛んできて何やら餌をあさっている。とにかく流れの中に首を突っ込んで、ひたすら何かを口に入れている。

おかげで、水面を優雅に泳ぐ写真は撮れずに、こんなお尻を上げた不格好なものしか撮れなかった。ちなみに、今回使ったのは iPhone ではなく、二十倍ズームの効くコンデジである。

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2014年2月25日

早春の日暮れて梅はさりげなく赤き蕾を膨らませたり


Img_8078我が家の梅の蕾が日ごとに膨らみつつある。ただ、我が家の梅は超遅咲きなので、こうなってからが持久戦だ。

ただ、今年は全般に梅の開花が遅れている中で、我が家の梅はどうせ遅咲きなので、いつもの年のように来月の半ば過ぎには咲くことになるだろう。

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2014年2月24日

湯気の立つホットミルクのマグの内に今宵も遊ぶ夢の片鱗


Img_8064近頃ホットミルクに凝っている。といっても、牛乳をマグに注いで電子レンジで温めるだけなのだが、今月十五日に 「ホットミルクはなぜ甘いのか」というToday's Crack の記事でも書いたように、ほんのりとした甘さが加わって、体が暖まるのだ。

もうすぐ三月になるが、まだまだ夜は冷えるので、あとしばらくはホットミルクの世話になりそうだ。

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2014年2月23日

雪解けの水は流れて鳥の鳴く元の姿に川は戻りぬ


Img_8059我が家の裏を流れる川は、大雪直後は水量がかなり増えていたが、今はいつもの春先の様子に戻った。水量が減って、中州がむき出しになっている。

とくに十四日の大雪は、夜中に大雨に変わって、積もったばかりの雪をどんどん溶かしてしまったので、川の水量もかなり増えた。まるで台風の後のような流れだった。

しばらくするとこの川も、田植えを控えた田んぼに水を供給するために、水かさが高くなる。その頃になれば、陽気もかなり暖かくなるはずだ。

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2014年2月22日

積雪の消えたるサービスエリアには春思わする明かり灯れり


Img_8056日が暮れて水戸方面から帰って来る途中、常磐道の友部サービスエリアで夕食をとった。

このサービスエリア、ちょっと前に小洒落た感じにリフォームされている。直線を基調としたポストモダン感覚の建物である。

このサービスエリアも大雪の時は大変だったのだろうが、今は雪は少しも残っていない。天候全般も、そろそろ春を迎えるモードに入ってもらいたいものだ。

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2014年2月21日

筑波嶺を越え吹きつくる風を透かし光の春を見る土手の上


Img_8050今日は快晴だった。明日からも天気はいいようで、久しぶりに雪のない週末を迎えることができる。

もう二月も下旬なのだから、そろそろ少しは春の気配が感じられてもいい頃で、今日はその片鱗が見えたといっていいいのかもしれない。とりあえずは、「光の春」 である。

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2014年2月20日

をちこちのタイムマシンは路地裏の日陰に白く解け残る雪


2路地の日陰には、先日の雪がまだ解け残っている。とはいえ、かいた雪の捨て場所が山のようになったのはなくなった。

山梨県方面で陸の孤島と化してしまったところも、徐々に回復が進んできているらしい。それにしても、今年は三月も気温が低いという予報が出ているし、春の来るのは遅いかもしれない。

近頃の傾向で、春はほんの一ヶ月ぐらいで、あっという間に夏になってしまうんだろうなあ。

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2014年2月19日

清水の舞台を上に見上ぐれば天女の舞の見ゆる日もあるか


Img_8035清水寺に 42〜3年振りに参詣した。季節外れの平日だから、いくらなんでも混まないだろうと思っていたが、さすがに京都観光のメインコースである。修学旅行の生徒たちで大賑わいだった。

清水の舞台は、上から見下ろすよりも下から見上げる方が風情があると、今日知った。

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2014年2月18日

荒海を越えて吹き来る寒風を受けて温まる人の心よ


Image今日は半日、福井県の越前市というところで仕事をした。

積雪はなかったが、風がものすごく冷たかった。おかげで、日がとっぷりと暮れてから着いた京都が、暖かく感じるほどだ。

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2014年2月17日

日出 (ひじ) といふ町より来るでこぽんといふ名の甘き果実を食す


Img_8013先日大分に出張した時、大分空港で日出町 (ひじまち) というところの観光プロモーションをしていて、特産の 「でこぽん」 というのを貰った。

見れば見るほど不思議な形をしたオレンジで、だるまのような形をしているが、食べてみればけっこうおいしい。

これならば、自分で金を出して買って食べてもいいという気になる。

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2014年2月16日

道ばたに解け残る雪に酒を埋め宵に取り出し啜りてみたし


Img_801014日の夜には一面の雪の原になっていたのに、その直後の雨で大方は解けてしまった。今は路面はすっかり乾いているので、あの雪が一昨日のことだったとは思えないほどだ。

それでも道ばたの日陰にはまだ雪がしっかり残っていて、あの中に酒を埋めたらさぞおいしく冷えるだろうと思われるほどだ。

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2014年2月15日

真夜中に積もれる雪は大雨に解けて流れて面影もなし


Img_8004昨夜は大雪が積もり、夜中に雨に変わって、そのおかげであっという間に解けて流れた。

日中は少し日が差したので、路面が乾き、「これなら、夜に冷えても凍ることもなかろう」 と思っていたら、夕方前から小雨になって、またしても路面がしっとりと濡れた。

まったくもって、めまぐるしい天気である。

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2014年2月14日

霙より雪に変はれる湯の町のホテルロビーを飾る五段雛


Img_8003大分出張で泊まった別府のビジネスホテルのロビーには、立派な雛人形が飾ってあった。地方に行くほど雛祭りが盛んな気がする。

新暦の雛祭りまでは既に一ヶ月を切ったというのに、今日は雪に悩まされて、夜中になってようやく帰宅できた。

写真を撮ったときには気づかなかったのだが、雛壇の隣のテレビにはソチ・オリンピックで金メダルを取った羽生選手と、大雪情報が映っていて、かなりトピカルな写真である。

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2014年2月13日

湯けむりのことさら白く立ち昇る宵に氷雨は雪にぞ変はる


Image今日は大分県に来ている。仕事の本番は明日なので、とりあえず別府のビジネスホテルに前泊。ビジネスホテルとはいえ、さすが別府で、源泉掛け流しだ。

別府はみぞれ模様である。天気予報はさっきまで、明日の午後には回復すると告げていたが、最新の予報はずっと雪に変わった。まあ、文字通り運を天に任せよう。

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2014年2月12日

スーパーの駐車場にて解け残る雪の隔つる二列のライン


Img_7993日が暮れてから近所のスーパーに買い物に行くと、駐車場にはまだ雪が残っていた。大したものである。

週末にはまたしても雪になりそうだという。私は明日から出張に出て、金曜の夜に戻ってくるのだが、ちょうどその頃は雪が降っているみたいなのである。羽田空港から無事に戻って来れるかなあ。

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2014年2月11日

行く川の中州に雪の解け残る形に風の息遣いを見る


Img_7986昨日の歌の続編である。川の中州に解け残る雪の形が、とても面白い。川の流れと、風の吹き具合と、日の当たり方と、その他諸々の要素が合体して、あんな形を作るのだろう。

こうしてみると、自然の息遣いというのはなかなか粋なものだとわかる。

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2014年2月10日

行く川の土手の名残の中州には雪解け残りさらに真白し


Img_7974大雪から一夜明けても、まだまだ雪は解け残っている。我が家の裏手を流れる川の中州は、まだ雪で真っ白だ。

この中州は、元々は川の対岸だったところの名残である。川幅を二倍に広げたため、元の土手は崩されたものの、中州となった残ったのだ。もっとも、夏場は水面下になるが。

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2014年2月 9日

塀の上に並び地蔵のあるごとく小さき雪だるま増えてゆくなり


Img_7969 今日の写真はとても可愛らしいものにしたが、実際には可愛らしいどころか、大変な一日だった。何しろ四十五年ぶりの大雪ということで、家の周りの雪かきをしてなんとか外出できるようにするまで、家族総出で半日かかった。

さらに、用足しに出かけた先で、雪の中で身動きがとれなくなった車を掘り出して救出したりしたので、もう体ががくがくだ。

そんな疲れを和らげるために、あえて可愛らしい写真にしたわけである。

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2014年2月 8日

静かなる深き世界の広がりて川の底まで白き雪の日


Img_7963午後から雪が激しくなり、あっという間に雪景色になってしまった。

我が家の裏の土手が真っ白で、川の中まで白くなっている。

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2014年2月 7日

大雪の予報に背中押さるるかヘッドライトは帰宅を急ぐ


Img_7957夕方、川の向こうの県道を望むと、x車のヘッドライトが次々に流れていく。明日は大雪という予報なので、早めに帰宅する人が多いのだろう。

静かな、というか、静かすぎる週末になりそうである。雑音は雪に吸着されて。

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2014年2月 6日

立春の玄関先の雪だるま解け消ゆるまでただ白かりき


Img_7949我が家の玄関先に置かれた小さな雪だるまが、今日の午前中、かなり早い段階で解けて消えてしまった。誰が作ったのかと思ったら、次女だった。

それにしても、二日間以上もよくもったものである。この二〜三日、いかに風が冷たかったかを物語るものだ。

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2014年2月 5日

北向きの日陰に残る白雪に立春の日の射すを待つなり


Img_7950 昨日降った雪は、このあたりでは案外大したことがなく、朝には道路ではほとんど消えていた。あとは草の上に積もった雪が消えるだけである。

用水路の岸を見ると、北向きの日陰の雪はまだ消えずに残っている。自然というのは正直なものだ。

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2014年2月 4日

立春の暦をめくる人の世に積もれる雪のあくまで白し


2つくば市まで車ででかけ、午後になったらどんどん雪が降ってきて、少し焦った。昨年の成人の日ほどの大雪ではなかったが、家に戻ってみると、裏の土手は真っ白になっていた。

それにしても、大寒のうちは暖かくて、節分から急に冷え込み、立春に雪となるとは、なかなか油断のならない天気である。

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2014年2月 3日

アロエとも思はれぬほど薄き葉の薄き緑で冬越すいのち


5今日は節分。結構暖かい節分だったが、立春の明日は雪が降るという。まあ、立春だの彼岸だのという季節感に裏切られるのはいつものことだから、あまりがっかりもしない。

我が家のリビングルームのアロエは、アロエらしくもない薄っぺらな葉っぱで、なんとか冬を越している。植物というのは不思議な存在である。

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2014年2月 2日

Mac てふ機械操るそのことの楽しといふを少しく驚く


2先月二十日に買った MacBook Pro が、かなり馴染んできた。昨日の "Today's Crack" にも書いたが、もう Windows には戻れない体になってしまった気がする。

これまで PC という道具は決して 「好きで使っている」 というわけではなかったのだが、生まれて初めて、PC の操作そのものが 「楽しい」 と感じられている。

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2014年2月 1日

店先に冬とはいへど咲く花の数あるものよホームセンター


1買い物があって、近所のホームセンターに出かけると、店先の園芸売り場で数々の花の鉢植えが売られている。冬とはいえ、咲いている花というのはあるものだ。

いや、冬でなければもっと花の種類が豊富なのだろう。しかしながら、これで十分目が楽しめた。

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