« 春雨のわずかに降りて雲間には星の望める夜道を帰りぬ | トップページ | 順々に咲けど人には一斉に咲くとぞ見ゆる春の花々 »

2014年3月27日

あと何度桜見らるかと呟ける老ひの気持ちをせんべいで知る


Img_8260某所から草加せんべいの詰め合わせをいただいた。箱をもったところでは妙に軽いが、開けてみるとなかなかのものである。

食べてみると、さすが草加せんべい、なかなか固い。必至に噛み砕いて食べる。「バリバリ」 というより 「ガリガリ」 という感じだ。

幸いなことに、この固い草加せんべいを食うのが苦にはならない。しかし、あと何年食えるだろうかとは思う。桜の咲く季節になると、年寄りたちが 「あと何回桜が見られるだろう」 などと呟く気持ちが、せんべいをかじってわかるような気がしてくる。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

|

« 春雨のわずかに降りて雲間には星の望める夜道を帰りぬ | トップページ | 順々に咲けど人には一斉に咲くとぞ見ゆる春の花々 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あと何度桜見らるかと呟ける老ひの気持ちをせんべいで知る:

« 春雨のわずかに降りて雲間には星の望める夜道を帰りぬ | トップページ | 順々に咲けど人には一斉に咲くとぞ見ゆる春の花々 »