« 黒雲の端をこじ開け漏るる日の素直に広がる春に至らず | トップページ | 散る桜残るも散ると云ふなれど散りて心に残るものあり »
桜がついに散り始めた。風が吹くと盛大な桜吹雪になっている。
今年の桜は先月末に急に暖かくなった時にどっと咲き始めたが、それから妙に花冷えになってしまったので、案外もった。しかし桜というのは不思議なもので、あんなに愛でられていたのに、もちすぎると飽きられる。
これ以上咲いていると、「なんだ、まだ咲いてたのか」 なんて言われかねない。そろそろ散った方がいい。どんどん桜吹雪になって散った方が、最後の見せ場になる。
2014年4月 6日 春の歌 | 固定リンク Tweet
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