« 朝霧の薄くたなびく彼方より梅雨の晴れ間の日は昇り来ぬ | トップページ | ひさかたの光射し来る草の上に小さきなれど虫は飛び交ふ »
我が家の裏手に咲くアジサイの色合いがだんだんと変化している。瑞々しい梅雨のさなかの色が薄れて、だんだんと干からびたような感じに移行しつつあるのだ。
アジサイというのは、かなり長い間に渡って咲く花だが、それでも次第に季節の変化から取り残されていく。そして真夏になると、まるでミイラみたいな色合いでひっそりと残るようになる。
今はその移り目だ。
2014年7月 7日 夏の歌 | 固定リンク Tweet
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