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国道三五四号線を走ると、古河市にさしかかって国道四号線と交わるところに仏具屋があり、その屋根の上に 「安全祈願 繁盛大仏」 というのが鎮座ましましている。
その姿は大仏殿というのか、厨子といえばいいのか、よくわからないが、屋根のある囲いの中にあって、しかとは見えず、ただ前に差し出された掌のみがよくわかるだけだ。しかし、古河に用があって車を走らせ、これが見えると、「ああ、やっとここまで辿り着いた」 という気がする。
なんとも不思議な建物である。
2014年10月21日 街の歌 | 固定リンク Tweet
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