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2014年11月17日

冬枯れの色となりゆくこの土手を三十七年眺め来たりき


Img_0564このところ急に冷え込んで冬を思わせるようになった。立冬になっているのだから、当たり前と言えば当たり前だが、年を取ると本当に時の過ぎるのが早く感じる。

思えばこの土地に引っ越してきてから三十七年になる。田舎にいたのは十八歳までで、それ以後は短くて一年、長くても四年ぐらいで引っ越しを繰り返していたから、異例の長さである。

ただ、こんなに長く住んでも、自分のホームグラウンドはみちのく庄内という気がしているのは不思議だ。

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