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このところ急に冷え込んで冬を思わせるようになった。立冬になっているのだから、当たり前と言えば当たり前だが、年を取ると本当に時の過ぎるのが早く感じる。
思えばこの土地に引っ越してきてから三十七年になる。田舎にいたのは十八歳までで、それ以後は短くて一年、長くても四年ぐらいで引っ越しを繰り返していたから、異例の長さである。
ただ、こんなに長く住んでも、自分のホームグラウンドはみちのく庄内という気がしているのは不思議だ。
2014年11月17日 冬の歌 | 固定リンク Tweet
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