« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »

2014年12月31日

年賀状印刷終はり辛うじて年明け前に投函したり


Img_1045 ようやく年賀状の印刷を終えて、年内に投函することができた。今年の二月に買った Mac では、年賀状の宛名印刷ソフトをインストールし忘れていたので、急遽 Windows マシンを引っ張り出して印刷した。

さて、あともう三時間足らずで新年である。良いお年を。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月30日

年末の夜の国道を行き来する車のライト絶ゆる時あり


Img_1036ちょっと所用で遠出をして、日が暮れてから家路を辿っている。片道 17km 程度だから、本当は自転車で往復したかったところだが、ちょっと大きめの荷物を運んだので、クルマを使った。

帰り道の国道は、交通量がとても少ない。さすがに年末で、がらんとしている。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月29日

歳神を迎ふる餅も今風にプラスティックで蔽はれてあり


Img_10232 最近はプラスチックのパックで蔽われていつまでも乾燥してひび割れることのない鏡餅が市販されている。我が家もそうしたもので済ませるようになって久しい。

これでもまあ、歳神様はやってきてくださるものと、今年も供えた。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月28日

鳥の巣の作りかけらしきものあるを次の宿主のために残さむ


Img_1029最近気付いたのだが、我が家の梅の木に鳥の巣らききものが残されている。枝分かれしてちょうど座りの良さそうな部分に、木枝や稾くずで細工してあるのだ。

ここで鳥が暮らして、ひなが育てられたというような形跡はないから、もしかして途中で巣作りを断念したのかもしれない。

もしかして新たな宿主が来るかも知れないので、そのままにして残してある。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月27日

年の瀬のよしなしごとを片付けてまた放り出し嗚呼上野駅


Img_1023今日はよくよく押し詰まってしまって、年末の二十七日。しかも土曜日。都心から帰ろうとして、常磐線の始発駅、上野に着いたら、いつもは人でごった返しているコンコースが閑散としていた。

もうほとんどの企業ではご用が納まってしまったらしい。あとは何だかんだを片付けたり、片付かないままに放っておいたりして、新年を待つばかりである。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月26日

クリスマスイブより明くる松の内の玄関先を彩る飾り


Img_1021写真は我が家の玄関先のクリスマス・リース。妻の手製のシンプルなデザインだ。かなり前から、正月飾りと兼用というコンセプトにしていて、和洋折衷の味わいがある。

今月半ばから、年明けの松の内が明けるまで飾られる。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月25日

夕暮れの里に明かりの二つ三つ灯りて人の心はせはし


Img_1016写真は午後五時の風景。日は落ちかけているが、まだまだ薄明かりが残っている。

穏やかな年の瀬の風景だが、人の心はせわしい。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月24日

川面にはさざ波の立つこともなしイブは静かに更けていくらむ


Img_1008今日の午前中は期待していたより雲が多かったが、昼過ぎから穏やかに晴れた。写真は小貝川の橋の上から川面を写したもの。波がほとんどない。

クリスマス・イブは静かに更けていくだろう。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月23日

夕暮れの冬空のもと筑波嶺の浮き立ちてあり登るを待つらむ


Img_1013今日も一日いい天気だった。日暮れ近くになっても、筑波山がくっきりと見渡せた。

正月になったら、あの山の中腹にある筑波神社に、初詣のついでに自転車でヒルクライムしてみたいが、できるだろうか。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月22日

穏やかなるライトアップの中に立つDNAのねじれ構造


Img_1004写真の真ん中辺りにそびえるのは、水戸芸術館のモニュメント。今日は道路が渋滞していたおかげで、余裕を持って写すことができた。

DNA のねじれ構造を表現したものともいわれるが、本当のところはよくわからない。おだやかにライトアップされて光っている。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月21日

数々の品物付きで売られゐる年賀はがきは悲しきものぞ


Img_0996郵便局で年賀はがきを買ったら、汚れ拭きシート (らしきもの)、手ぬぐい (らしきもの)、小さなクリアホルダー (らしきもの)、ポケットティッシュ (これは間違いない) が付いてきた。

郵便局も、年賀はがきの販売促進に必死のようだ。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月20日

よしきりの声を背に受け水中に首を没して鴨は藻を食む


Img_0992_2今日は朝から薄暗い曇りがち。昼過ぎからは冷たい雨も降って、底冷えの一日である。

そんな日でも、裏の川には鴨が降りてきて、水中に頭を突っ込んでいる。水中の藻を漁っているのだろうか。冬枯れで水面が低くなっているので、水底の藻にくちばしが届きやすくなっているのかもしれない。

その上にはヨシキリの鳴き声が飛び交っている。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月19日

寒き夜の冷えたる体温めんと湯気の立ちたるうどんをすする


Img_0987夜が更けてからの帰り道、空腹を満たすためというよりも、冷えた体を温めるためにうどんを食った。

「鳥塩うどん」 四百九十円。少しだけ暖まった。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月18日

水面に細かき筋の波を立て薄を揺らし北風は吹く


Img_0982今日も昨日に引き続き、風の強い一日だった。我が家の裏の川は、水面に深い陰影を刻む波を立てて流れていた。

岸辺では薄の穂が揺れて、まさに冬の寒さを感じさせる写真になった。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月17日

蒼天の何処より降る細雪解かして瀬戸の海に波立つ


Img_0943本日の山口県瀬戸内側は、思いがけない小雪が散らついたりはしたものの、時折青空が顔を見せた。寒風に震えたが、氷雨が降るよりはずっとましだ。

写真は昼食をとったレストランから望む瀬戸内海の風景。日本三景の松島は、船でしばらく行かないと醍醐味は味わえないが、瀬戸内海は岸から見ても十分綺麗である。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月16日

音立てて水迸る山肌の裂け目をくぐり地の内に入る


Img_0917今日は秋芳洞に潜った。詳しくは今日の Today's Crack に書いた通り。

写真は秋芳洞への入り口である。まさに大地の裂け目だ。そこから川が音を立てて流れ出している。この水の流れが、大地の底の穴を溶かし、広げている。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月15日

建物の間に瀬戸の海はありそのすぐ先に島もありたり


Img_0906仕事で山口県に来ている。新幹線で着いたのは、徳山駅。そこからレンタカーで萩に向かった。

写真は徳山駅前の通りの建物の間から覗いた瀬戸内の光景。意外なほどすぐそこに、海と島があった。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月14日

枯れ残るホトケノザの葉に置く霜の朝日を受けて輝くを待つ


Img_0857土手にホトケノザの葉が枯れ残っている。寒さに強いので、このまま冬を越してしまいそうだ。

今朝はその葉に霜がびっしりと降りていた。もう少し地面に湿り気があれば、霜柱が立つだろう。冬はすっかり深まった。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月13日

この冬の一番といふ冷え込みと冬晴れを経て淡き夕焼け


Img_0851今朝は多分、この冬一番の冷え込みだった。車のフロントガラスに、分厚い霜が降りていた。

その代わり、昼はまずまずの冬晴れで、夕暮れ時には冬の夕焼けが見えた。関東の冬である。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月12日

選挙カーの音遠ざかりクリスマス・イルミネーション浮かび上がりぬ


Img_0847近頃はバブルの頃のようなど派手なクリスマス・イルミネーションをフツーの家庭が施すことは少なくなって、かなり落ち着いてきた。この写真の家ぐらいなら、まあ好ましい飾りとして見ることができる。

それにしても、今年は選挙なんてことがもちあがったので、クリスマスもちょっと霞みがちだ。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月11日

日も年も勢ひつけて暮れかかり脳裏に浮かぶ賀状てふ文字


Img_0838朝からぐずついていた天気が、夕方になってようやく落ち着いた。うっすらとした冬の夕焼けが望まれる。

師走も中旬に入ってしまった。さて、年賀状がどうなるおか、今年からソフトが変わったからちょっと面倒だなあ。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月10日

使ふ気に今回はなれずされどなほ使ふべきなる我が選挙権


Img_08112 今度の日曜日は総選挙の投票日である。しかしこの日は予定があり、かなり遠方に行かなければならないので、明日には期日前投票をする。

それにしても今回の投票は気乗りがしない。棄権するのはポリシーに反するので投票することはするが、誰に投票するか、まだ決めていない。明日になったら、単に思いつきで投票するのもいやなので、かなりうっとうしい気持ちだ。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月 9日

図書館に続く芝生に人影も見えずひたすら木枯らしは吹く


Img_0808今日は快晴。風はちょっと強めだから、雲はますます出にくい。

市の図書館の前庭は、風さえ弱ければとてもいい日向ぼっこの場所になるのだが、今日は誰もいない。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月 8日

ひつそりと枯るればさほど憎らしくあらずセイタカアワダチソウも


Img_0800そういえば、この辺りでは今年の秋、セイタカアワダチソウがあまり目立たなかった。

数年前までは、秋になると川の土手にはびっしりと、あの毒々しいまでの黄色の花が生えていたものだが、近頃は少しずつ減り始めているようで、とくに今年は少なかった。

まだ少し枯れ残っているのがあるが、もう一頃のような憎らしさを感じさせるほどではない。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月 7日

世の中が冷え切りて空澄み渡り冬の朝日の昇り来るなり


Img_0786冬の日が昇るのは遅い。これからますます遅くなり、冬至を過ぎて小正月のころまで遅くなる。

今日も 六時半を過ぎた頃にようやく太陽が顔を出した。この時間帯が一番寒い時で、車のメーターの外気温表示は、マイナス四度になっていた。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月 6日

寒天を雲渡りゐるその彼方冬の満月は白く照るなり


Img_0783夜空が妙に明るい。風が強くて満月の光を遮るものがないからだろう。

雲の動きも速く、月を蔽ったと思うとすぐに流れて行く。日本海側は雪なのだろう。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月 5日

夕暮れの奥秩父なる峰々の僅かに雪を戴きて見ゆ


Img_0768_2甲府への出張の帰路、石和温泉駅から奥秩父の稜線がきれいに見渡せた。うっすらと雪をかぶっている。

若い頃にあの稜線を何度か辿ったことを思い出しながら、特急に乗って帰ってきた。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月 4日

どこにでも見らるる如く甲斐路にもクリスマスデコレーションはある


Image明日の仕事のために、甲府に前泊している。雨はすっかり上がり、駅前はクリスマスデコレーションが輝いている。

明日はいい天気になりそうだが、かなり寒い。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月 3日

白菜のうまみ閉じ込め湯気立ててタジン鍋てふ道具は熱し


Img_0736誰かの結婚式の引出物でもらってきたのだと思うが、小さな 「タジン鍋」 というのが、我が家にある。

今夜はこれを久しぶりで使って、これまた頂き物で、こなしきれないほど大量にある白菜を調理した。水を使わなくても茹でることができて、しかも素材のうまみをしっかり閉じ込めておいしくできあがる。

うむ、これは使える。これからはどんどん活用しよう。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月 2日

皇帝ダリア紐で支えてやつと立ち師走二日は和歌ログ記念日


Img_0694_2今日は十一回目の 「和歌ログ記念日」 である。このブログは平成十五年十二月二日にスタートしたので、昨日で連続十一年毎日連続更新を達成した。今日から足かけ十二年目に入る。

今日の写真は、近所の皇帝ダリア。昨日の "Today's Crack" で書いたように、どういうわけか、この花が大流行している。ただ、あまり大きすぎて風に弱いらしく、ビニールひもで補強して、ようやく立っている。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月 1日

朝霧は昼過ぎまでも残りたり季節のどこの変はり目なるや


Img_0693明け方はかなり濃い霧がかかっていた。この辺りは秋から初冬にかけて、こんな朝がよくある。

朝霧の日は、昼にはたいていよく晴れるのだが、今日はなかなか雲が晴れず、昼頃になってようやく日が射してきた。珍しい天気だった。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »