« 夕暮れの蝉の声するその奥で微かに鳴るか遠雷の音 | トップページ | 南より帰り来たりて振り向けばおぼろなれども望月浮かぶ »

2015年7月29日

干からびてしわだらけなる紫陽花の奥に潜める瑞々しさよ


Img_3166我が家の裏手の空き地に咲いていたアジサイが、しぶとく生き残っている。生き残っているというか、ほとんどひからびてしまってはいるのだが、ほんの少し瑞々しい片鱗が残っている。

人間でいえば、「昔はさぞ綺麗だったろう」 と思わせるしわくちゃのおばあさんという風情だ。これはこれで、なかなか趣のあるものである。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

|

« 夕暮れの蝉の声するその奥で微かに鳴るか遠雷の音 | トップページ | 南より帰り来たりて振り向けばおぼろなれども望月浮かぶ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 干からびてしわだらけなる紫陽花の奥に潜める瑞々しさよ:

« 夕暮れの蝉の声するその奥で微かに鳴るか遠雷の音 | トップページ | 南より帰り来たりて振り向けばおぼろなれども望月浮かぶ »