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2015年9月25日

穭田の緑に降りて容易には飛び立たず鷺は落ち穂食むなり


Img_3622「穭」 という言葉を知ったのは、そんなに古いことではない。田んぼの 「ひこばえ」 のことを 「穭 (ひつじ)」 という。稲刈りを終えた田んぼに、新たに緑の葉が生えている状態をいう。

歳時記の世界の季語としてはそんなに珍しいものではないらしいが、俳句はあまりやらないので、ずっと知らないで通してきた。動物の 「羊」 とは関係がない。元々の歴史的仮名遣いでは 「穭」 は 「ひつぢ」 と書くが、「羊」 は 「ひつじ」 である。

その 「穭田 (ひつじだ)」 にたくさんの白鷺が舞い降りて、落ち穂を食んでいる。今頃の季節に毎年見られる光景である。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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