押し入れの奥から巨大なキャンドルが出てきた。私たち夫婦の結婚式の時のキャンドルを、結婚式場からプレゼントされたものである。二十五まで目盛りが付いていて、結婚記念日の度に一目盛りずつ灯していくと、銀婚式までたどり着くという趣向らしい。
我が家の場合は、十一年目ぐらいまでは減っているが、それから先は灯された形跡がない。もっともこれにしても、結婚記念日の度に点けていたというわけではなく、身も蓋もない話だが、停電の時などに灯していたような気がする。
昔は大雪や台風の時に、案外停電になっていたが、最近は停電も滅多にないので、しまいっぱなしになっていたようだ。
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