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2016年6月30日

野菜のみスープとサラダで腹に入れ爽快なりき梅雨の昼食


Img_6084流行りの炭水化物抜きダイエットというほどでもないが、今日は試しに米の飯とかパンとか麺類とかを食べず、野菜サラダと野菜スープと豆腐だけの昼食にしてみた。

これが結構腹にこたえるのである。たまには炭水化物抜きというのをやってもいいなと思った。

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2016年6月29日

土手腹を覆ひ尽くせる雑草の草いきれ吸ふ夕暮れの頃


Img_6082写真はわが家の裏手の、中通川の土手を写したものだ。ものすごい量の雑草である。緑の密度が濃くて、息が詰まりそうだ。

適度の雨と日射と温度があるせいで、雑草は刈っても刈ってもどんどん伸びる。この光景を見るだけで、地球温暖化は進んでいると感じられる。

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2016年6月28日

小雨止み風も吹かぬに梅雨寒の空気を映し川は動かず


Img_6078梅雨寒の一日だった。朝方にゴミ出しに出ると小雨が降っていて、その中を歩くと震えるほど寒かった。

夕方前に雨は止んで、あまり肌寒さを感じなくなったが、こんな日もあるので油断がならない。

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2016年6月27日

マジョラムの花咲きたれど蜜蜂をよぶほどの花盛りにあらず


Img_6072わが家の玄関先のマジョラムが、今年も薄紫色の小さな花を咲かせている。

蜜蜂はこのマジョラムが大好きなようで、天気のいい日には多くの蜜蜂が集まるのだが、今日はそれほどではなかった。蜜蜂を呼ぶにはもっとたくさんの花を咲かせなければならないのかもしれない。

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2016年6月26日

川土手の内側に木の育ちゐて我ありとその枝を張りたり


Img_6069今日は日曜日。晴れるともなく晴れて、わが家の太陽光発電は十分に黒字だった。

近頃、裏の川も拡幅工事などの水害対策のおかげで、あまり水かさが増えなくなったので、土手の内側の木が少し大きく育ち始めた。この木は何の木だかわからないが、前はこんなには存在感を主張していなかった。

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2016年6月25日

常磐路の蕎麦を探してたどり着きしかき揚げせいろすすりたりけり


Img_5925これまで常磐線岩間インターの近くの蕎麦屋 「Y」 を贔屓にしていたが、ちょっと前に行った時、「なんだか落ちたな」 という気がした。一時的なことかと思い、それから一月後ぐらいに行っても、やはりそのままだったから、見限っていた。

この近辺で他においしい蕎麦屋はないかと思い、探した結果、頭文字も同じ 「Y」 という蕎麦屋を見つけた。ここのかき揚げせいろは、おいしい。これからはこちらに決めた。

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2016年6月24日

少し降りすぐに止みたる梅雨空の下で喜び紫陽花は咲く


Img_6066梅雨っぽいことは梅雨っぽいのだが、雨の量としては少ない。ほんの少しだけ降っては、曇り空に戻るだけだ。

アジサイたちはこの陽気でもかなり喜んでいるようなのだが。

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2016年6月23日

牛久沼の湖面に映る街灯の長く伸びゐて揺るることなし


Img_6061今日は午後から晴れたので、夕方からの用足しに自転車で出かけた。往復約三十キロ。帰りはとっぷりと日が暮れて、風も弱かったので、牛久沼に街灯がきれいに映り込んでいた。

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2016年6月22日

七時半過ぎて写真に里山の稜線の影映る夏至の日


1今日は夏至。国道六号線を辿って家路につき、午後七時半頃にわが家に近付いたが、その頃もまだ薄暮の状態で、iPhone で十分に写真が撮れた。

明日からは日が短くなるが、暑さはどんどん増していく。

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2016年6月21日

県道の高みより見る上総なる森の緑は暗きまで濃し


Img_6040今日は千葉に行ってきた。房総半島の中央部のちょっと東寄りのあたりである。

高校を出て初めて関東に来た頃は、関東の緑がずいぶん鬱蒼とした者に感じられた。そしてその中でも千葉に行くと、その緑の密度が一層濃く思えたものである。

そしてその感覚は今も変わらない。千葉は関東の中では南国である。

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2016年6月20日

梅の実のやや熟したる色合いで冷蔵庫にあるこの年の梅雨


Img_6034わが家の梅の木はだいぶ年取ってしまったので、体力が落ちているのかとも思っていたが、今年は結構実を付けてくれたようだ。

三泊四日の出張から帰ったら、冷蔵庫の中に収穫した実が保存されている。これで梅酒か梅ジュース、あるいは梅ジャムを作ってくれるようだ。楽しみである。

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2016年6月19日

ころといふきしめんすすり朝方の新幹線で戻りきたれり


Img_6028 三泊四日の出張の最終日、今日は名古屋から帰るだけだった。時間はたっぷりあるので、せっかくだからどこか見て帰ろうかとも思ったが、名古屋と言っても名古屋城と熱田神宮しか思い浮かばず、どちらも四年前に行った。

というわけで、朝の新幹線で帰ってきたのである。朝食はせっかくなので名古屋名物のきしめんをたべた。気は心である。

ちょっと前に名古屋の友人から薦められていた 「ころ」 という食べ方を試してみた。「ころ」 というのは、関東風に言えば 「ぶっかけ」 とほぼ同様の、要するに冷たい汁のきしめんだ。どうも名古屋人は 「ぶっかけ」 という語感に馴染めないらしく、「ころ」 (漢字では 「香露」 と書くという説もある) と言うようだ。

残念ながら、私はきしめんは暖かい汁で食べる方がおいしいと感じたが、これはどうやら、麺がテキトーな店で食べたためのようで、本物の 「ころ」 は絶品であるらしい。

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2016年6月18日

山眺む中山道の城跡の今は消えたる天守閣より


Img_6010今日は岐阜県の中津川というところに行った。ここは半世紀近くも前に、「中津川フォーク・ジャンボリー」 という懐かしいイベントが開かれたところで、なかなか自然豊かな美しい。

苗木城跡というところがあって、中津川の街と木曽川が一望に見渡せた。天気も上々でなかなかいい旅だった。

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2016年6月17日

淡海の石山寺を覆ひたる青葉に残る五月雨の露


Img_5957今日は時間の余裕があったので、琵琶湖畔の石山寺に参詣した。前夜までの雨が境内の木の葉にたっぷりと残っていたが、空はどんどん晴れて、参詣日和だった。

琵琶湖畔の寺としては、先日行った三井寺よりも好きかも。

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2016年6月16日

淡海のほとりにありて淡海は夕闇の奥見えざりしなり


Img_5937関西に出張している。大阪も京都もまともなホテルはほとんど満杯だったから、滋賀県まで足を伸ばした。大津や石山は、京都から快速電車で二十分ぐらいなので、案外便利である。

写真は夜の石山駅の様子。

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2016年6月15日

五月雨に濡れたる文化センターの広き駐車場鏡となりぬ


Image_3 水戸の文化センターに行った。雨模様のせいか人出は少なく、駐車場はがら空きだった。

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2016年6月14日

信号で自転車を漕ぐ足止めて敷石沿いの松葉菊見る


Img_5917自転車で三十キロぐらい走った。日中はかなり暑くなったが、風を切って走っている分には汗は流れない。しかし信号で停まると、とたんに暑さを感じる。

ただ、暑さを感じながらも足元を見ると、マツバギクが咲いているのに気付いたりして、それはまたいいものである。

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2016年6月13日

バスに乗る最後の客となりたれど入れ違いに乗る一人ありたり


Img_5912東京都心での会議に出席したのだが、夕方までは雨だったので、自転車ではなくバスで駅まで行った。

帰りは完全に夜になって、駅始発のバスは初めは椅子に座れない人もいるほどだったが、あっという間に空いて私を含めて二人だけになり、この写真に映っているお兄ちゃんも私の降りる一つ前で降りた。

私が降りたら乗客が一人もいなくなると思ったが、入れ違いに一人乗り込んだので、多少ほっとした。運転手さんも、一人で走るのは淋しいだろうから。

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2016年6月12日

年老ひし薔薇の枝より三つ四つと紅き薔薇咲くこの年ぞよき


Img_5879 今月初めに咲き始めたバラがだんだん増えてきた。

このバラの木は年老いたせいか弱ってきていて、花の数も去年は極端に少なかったのだが、今年は少し持ち直してくれたようだ。

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2016年6月11日

コンフリーに毒あると聞き大量に食せざれども掘り捨てたりき


Img_5880 毎年この時期になるとコンフリーが育つのだが、最近は葉っぱの天ぷらもしなくなったし、肝臓を痛める毒があるというので、掘り返して処分した。

大量に食べなければ大丈夫というけれど、なんとなくね。

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2016年6月10日

乾きたるグレープフルーツの食べ残しも果汁しとどに溢れ出でたり


Img_5898朝に食べ残していたグレープフルーツが冷蔵庫に入れっぱなしになっていて、夜に気付いた時には表面がカラカラに乾いていた。

しかし食べてみると、中は十分にジューシーなままで、おいしかったのである。なかなか大したものだ。

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2016年6月 9日

田の苗は伸びて隙間も埋められて緑の絨毯広がりにけり


Img_5892ちょっと前まで、この辺りの田んぼは苗の隙間が大きくて、辺りの景色が水に映り込んでいたが、今はその隙間がかなり埋められて、緑の絨毯の様相に変わっている。

稲の生長は早い。

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2016年6月 8日

筑波嶺の麓の道の両側の薄緑色栗の花咲く


Img_5887そこかしこ、栗の花が咲き乱れている。茨城県は日本一の栗産地なんだそうだ。

これから梅雨にかけて、薄い黄緑色の花が咲いて、秋にはイガイガの中に栗の実ができる。

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2016年6月 7日

雨降らぬ梅雨三日目の川土手に白詰草は帯なして咲く


Img_5882_2 梅雨入り三日目。曇りがちではあるが、雨というほどの雨は降らないまま時が過ぎていく。

裏の川沿いの土手には、クローバーが帯のように続いている。

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2016年6月 6日

梅雨に入り薄紫に盛り上がる紫陽花雨の降るを待ちゐる


Img_5875昨日梅雨入りしたが。その少し前から、我が家の裏のアジサイがきれいな花を咲かせている。

まさに季節の花である。

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2016年6月 5日

梅雨入りの嘘の如くに晴れたれば自転車に乗り風切りて行く


Img_5866気象庁が関東甲信の梅雨入りを発表した途端に、昼頃から気持ちのいい晴天になった。

梅雨入りしたのなら、ホームセンターでの買い物 (トンカチが壊れてしまったので) はクルマで行こうと思っていたのだが、あまり天気がいいので自転車で行った。写真は途中の小貝川の橋で撮ったもの。

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2016年6月 4日

この年の最初の花を開かせて夏の顔する裏の紅薔薇


Img_5808我が家の裏の空き地のバラが、今年初めての花を付けた。このバラは近頃体力が弱っているようで、花の数が少なく、また開花時期も短くなっている。おまけに、この写真もピンぼけになってしまっているし。

なんとか長生きさせてやりたいものだ。

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2016年6月 3日

束の間の初夏の晴天の夕暮れの彼方に潜む梅雨の気配よ


Img_5805今日もからっとした晴天だった。初夏の気持ちのいい晴天の時期の跡には、あのじめじめした梅雨が来る。この季節をしっかりと楽しんでおかなければならない。

写真は裏の川の夕暮れの風景。

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2016年6月 2日

青空の下を渡れる薫風を梅雨入り前に思ひ切り吸ふ


Img_5802北海道は荒れ模様だったが、関東は穏やかな初夏の陽気である。今日は留守中に溜まった用事を、自転車を飛ばしてこなした。

青空に白い雲が浮かぶ光景は、梅雨入り前の貴重な心地よさをもたらしてくれる。この時期を逃したら、しばらくは蒸し暑さの季節となる。

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2016年6月 1日

七日間の夏の不在は紫陽花を咲かせて庭に色加へたり


Img_5799二十六日から九州の長崎に行き、二十九日に一度帰宅して一晩寝てから、今度は北海道の釧路と根室に行って来た。本来なら三十一日に帰宅するはずだったのだが、飛行機便のトラブルで一日延びて、今日の昼過ぎに帰った。

ほぼ一週間の不在のうちに、我が家の裏手のアジサイがすっかり咲いていた。今日はもう六月。梅雨入りも近い。

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