ゆつたりと空に浮かびてことさらに何をするでもなき飛行船
自転車でいろいろ用足しをしてかれこれ 三十キロぐらい走り、帰ろうとしたら、夕暮れの空に飛行船が浮かんでいた。
飛行船というのは、その昔は飛行機同様に移動の手段だっが時代もあったらしいが、今ではどうやら、広告宣伝の手段以外で飛ばすことはほとんどなくなっているらしい。しかしながら、こうして見ただけでは、何の広告をしているのか、さっぱりわからない。
要するに、のんびりした感覚を下界の人間に提供してくれているという、希有な存在である。
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