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2016年11月30日

県道の縁石際に散り積もる落ち葉を時に震はする風


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自転車で行く県道の歩道際には、イチョウの葉が散り重なっている。東京都心ではまだ散り残っているのだろうが。

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2016年11月29日

夏用の手袋をして自転車を漕ぎて冷たき木枯らしを知る


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今日、あちこちの用足しに自転車で出かけた。グローブは夏用の指先が露出するタイプのものを付けて出たのだが、風が強くて結構指先が冷える。次はちゃんと指全体を覆う冬用のものにしようと思った。

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2016年11月28日

愛宕なる山より遙かひむがしの霞ヶ浦より鹿嶋まで見ゆ


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茨城県の中央部にある愛宕山に登ってみた。登ってみたとは言っても、山頂の愛宕山神社までクルマで行けるので、なんのことはない。

山頂付近の展望台から、三年前の春と同じ角度で写真を撮ってみた。春の景色は遠くが霞んでいたが、さすがに今回は初冬の風が吹いて、霞ヶ浦から鹿嶋方面の景色まで見渡せた。

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2016年11月27日

里山に低くたなびく白きもの霧ともつかず雲ともつかず


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昼に出かけた時に見かけた光景。里山の中腹にたなびくのは、雲と言えばいいのか、切りと言えばいいのか。

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2016年11月26日

寒空に中途半端に飾られし駅前広場のクリスマスツリー


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つくばエクスプレス守谷駅のクリスマス・デコレーション。なんだか中途半端だなあ。

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2016年11月25日

日暮れての電柱の下に解け残る昨日の雪の汚れぬ白さ


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昨日の雪はもう、ほとんど解けてしまった。陽が昇るとともにどんどん解けてしまったということは、やはり地面が真冬ほどには冷え切っていないのだろう。

ところが日が暮れて帰宅してみると、隣の空き地の電柱の下に解け残った雪があった。まあ、明日には消えてしまうだろうが。

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2016年11月24日

初雪は自ら白きのみならず世界を白と黒のみに染む


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天気予報通りの雪になったが、栃木県境付近までの往復は予定通りにできた。この程度の雪で済んでよかった。

雪が降ると、世の中がモノクロームに近くなるのがおもしろい。

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2016年11月23日

川に立ち水中の魚追ひながら冬支度する白鷺のあり


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寒々しい一日で、まるでうちの田舎の今頃の季節が関東に移ってきたようなイメージである。明日は雪が降るという。

白鷺も冬支度である。

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2016年11月22日

映り込む陽は細かなる波にくだけ沼は静かに暮れて行くなり


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昼頃から雲が途切れて太陽が顔を出した。とはいえ風は案外冷たく、小春日和というほどではない。

牛久沼の湖面には細かな波が立ち、映り込んだ太陽を細かく分けている。

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2016年11月21日

コンバインの深きわだちに冬の雨溜まり刈田の窓となりたり


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一日どんよりした空で、午後には本格的な雨になった。刈田にはコンバインのわだちが深くついていて、そこに雨水が溜まっている。

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2016年11月20日

雲海の岸辺の如き山の端の冷気を割きて陽は昇りくる


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今朝は八ヶ岳山麓で迎えた。昨日は一日雨模様だったが、今朝は抜けるような晴天で、山の端から登る朝日が素晴らしかった。

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2016年11月19日

冬の雨一日降りて折りたたみ傘は幾度も濡れては乾く


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一日雨模様。近頃の折りたたみ傘は濡れてもすぐ乾く。

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2016年11月18日

乗客の少なきバスのロボットの如き車内に冬の陽は射す


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久しぶりで守谷駅までバスに乗った。最近のバスは Suica 対応になり、いちいち整理券を取らなくてよくなった。まあ、Suica のない人は相変わらず現金でジャラジャラ払っているが、あれって時間がかかって、バスの遅れの原因になってしまうのだよね。

こうして写真を撮ってみると、なんだか妙にハイテクっぽく写るが、まあ田舎のバスであることに変わりはない。

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2016年11月17日

木枯らしの吹き止みて漕ぐ自転車のタイヤの音の耳に届けり


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一時の冷え込みが少し緩んできて、薄着で自転車を漕ぐとことができる。タイヤの音が耳に届く。

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2016年11月16日

夕暮れの冬の風受け自転車を漕げば吹き出す汗もなきなり


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十日ぶりぐらいで自転車に乗った。往復二十五キロぐらいのものだが、十日も間隔が空くとやはりスピードが落ちる。コンスタントに乗らないとだめだ。

写真は小貝川を渡る橋から撮ったもの。午後四時を少し過ぎたぐらいで、もう夕暮れが迫ってきている。来月は冬至だ。

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2016年11月15日

平らなる関東平野の 「山路」 にて大盛りかき揚げせいろを食す


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常磐道の岩間インターから少し走ったところにある 「山路」 という蕎麦屋でかき揚げせいろを食べた。なかなかおいしい。

ご主人が話し好きのおもしろい人で、頼まないのに 「大盛りサービス」 にしてくれた。

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2016年11月14日

夜の更けてエスプレッソに湯気は立つスーパームーンの雲に隠れて


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今夜は六十八年ぶりの大きさのスーパームーンというのだが、残念ながら雲に隠れてさっぱり見えない。

仕方がないので、家でコーヒーを飲んでいる。何かの引き出物でいただいたマキネッタという直火式の器具を使って、結構おいしいエスプレッソができる。なにも数万円出してエスプレッソ・マシンを買わなくても、こんな可愛らしいもので十分のようだ。

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2016年11月13日

日の出づる一歩手前の世の中の冷え尽くしたる朝焼けの空


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今日は気合いを入れて朝の四時半に起き、クルマで横浜まで出かけた。日曜日ではあるが、遊びではなく仕事である。写真は日の出直前の関東平野の様子。東の空が朝焼けに染まっている。

ところで明日はスーパームーンだが、茨城のこの辺りは生憎雨になるらしい。残念。

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2016年11月12日

我ありと人に知らするためにのみもぐらは塚を作り行きしか


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裏の土手腹に、いくつものもぐら塚がある。もぐらはどうして時々地表に現れて土のかたまりを盛り上げ、そしてすぐに地中に戻るのだろう。

「見えないだろうけど、地中には俺たちがいるんだよ」 と人に知らせるためにこんなものを作るのだろうか。

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2016年11月11日

夕闇の向こう岸なる県道にヘッドライトが通り過ぎゆく


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このところやたらと忙しくて、信州から戻るとすぐに気絶のような眠りに落ち、今日はかなり寝坊した。

溜まった仕事を片付けているうちに、外はあっという間に暗くなり、帰宅を急ぐ車のヘッドライトが通り過ぎていく。

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2016年11月10日

信州の北に望める山並みの僅かに白き頂あたり


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信州は寒く、昨日は山に雪が降ったそうだ。遠くの山を見ると、確かに山頂付近がうっすらと白い。越後側から見たらもっと白いのだろう。

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2016年11月 9日

日暮れては冷たき風の強まりて信州までも飛べと吹き抜く


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夕方まで仕事をし、それから長野に出張。写真は日の暮れたばかりのつくばエクスプレス守谷駅だ。今日は寒くて、日が傾く頃から、風も冷たくなった。

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2016年11月 8日

降りもせず晴るるわけでもなき空に中途半端の秋風が吹く


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どんよりとした曇り空。降るでもなく晴れるでもなく、暖かいわけでも寒いわけでもない。明日は晴れて寒くなるらしいが。

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2016年11月 7日

青空の地平を赤紫に染め冬を立てたる陽は沈み行く


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今日は立冬。確かにいくら日が照っても風が冷たい。

青空の地平を赤紫に染めて、早くも日が沈む。

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2016年11月 6日

桃色と白の小さき花咲かせヒメツルソバは地を覆ひたり


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近所の庭先が、「ヒメツルソバ」 で埋められている。近頃ずいぶんあちこちで見かけるようになった。

金平糖のような形の花がみごとに地面を覆い、花の時期も長いので、グランドカバーとして最適だと思う。

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iPhone の 7Plus の一回り広がる画面覗き込む吾


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iPhone 7Plus を買ったので、前の機種より画面が一回り大きくなった。老眼の目にはありがたい。

iPhone 6 は Softbank の下取りに出さなければならないのだが、データの完全復元確認のため、一週間待ってもらっている。で、こうして並べてみると、やはり一回り大きいというのは、見やすいことがわかる。

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2016年11月 4日

霜月の枯れ田の彼方陽は落ちて雲の腹さえ暗くなりゆく


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昨日の Wakalog あたりから、ちょっと写真がきれいになったような気がしないだろうか。実はスマホを買い換えて、昨日から iPhone 7Plus を使っている。画素数は 800万画素から 1200万画素に、5割増しになっている。きれいに見えるわけだ。

今日の写真は、冬の田んぼの彼方の夕焼けの模様。二日連続の夕焼けシリーズである。

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2016年11月 3日

牛久沼の丘の起伏の彼方なる夕焼けが水に吸ひ取られ行く


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「秋の日は釣瓶落とし」 という言い古された言葉が改めて実感される季節になった。自転車で出かけた時は、ペダルをこいでいると汗ばむほどだったが、帰りはいくら漕いでも寒さを感じた。

牛久沼の彼方の夕焼け成分が、沼の水に吸い込まれていく。

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2016年11月 2日

雲薄れ高架の北を見渡せば思ひのほかに筑波嶺ぞ小さき


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常磐線を越える高架の上から北東方向を見ると、彼方に筑波山が小さく見えた。今日の天気はぐずついたが、明日は晴れるだろう。

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2016年11月 1日

冷え冷えとしたる昼間に板東の木々は緑のままにて聳ゆ


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今日はかなり冷え込んだ。カーラジオを聞きながらクルマを走らせていると、天気予報で 「昼前は師走の寒さ、昼過ぎは晩秋の寒さ」 と言っていた。そして確かに、その通りの一日だった。

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