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2017年10月31日

日の暮れし蒲田の駅に降り立てば過ぎし昭和の蘇りたり


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明日から北海道に出張するのだが、速い便で飛ぶので、羽田空港に近い蒲田のホテルに前泊している。

蒲田駅からホテルに続く小路は、何やら怪しい雰囲気の昭和な光景だ。

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2017年10月30日

野分去り野山を揺らす吹き戻し木枯らし一号と名付けられたり


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台風一過の吹き戻しが 「木枯らし一号」 になるとは思わなかった。日が暮れるとしんしんと冷えてくる。明後日から北海道に出張するのだから、防寒対策をしなければならないだろう。

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2017年10月29日

雨粒の波紋大きく広がりて速き流れに消ゆることなし


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台風が近付くとともに、どんどん本降りになって雨粒も大きくなってきた。川面の波紋も大きくなっている。

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2017年10月28日

台風は遠くにあれど伸び来たる雲の下にて家に籠もれり


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台風の影響で出張が延期になったので、これ幸いと、たまった仕事をこなしている。台風から伸びる前線が早くも当地にかかって、窓の外はどんよりとしているが、まだそれほど荒れ模様というわけではない。

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2017年10月27日

水色と青の部分の広がれる天気予報の日本列島


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二週続けて週末に台風が近付くというので、明日から予定していた出張が急遽延期になった。野外での仕事がメインなので、仕方がない。

テレビの天気予報をみると、水色と青の部分が大きくなって、伊豆大島は黄色になってしまっている。今年の十月後半は、本当に雨が多い。

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2017年10月26日

一本の細く伸びたる茎を囲みセージの花の紫に揺る


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野辺にちょっと高く伸びた茎に咲いているのは、多分セージの花だ。「多分」 というのは、「なんとかセージ」 という亜種かもしれないので、念のためそう書いておく。

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2017年10月25日

月末の締め切りにらみ気がつけば陽は落ちて月も見えぬ夜なり


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月末の締め切りに向けて籠もりきりになっているうちに、あっという間に日が暮れてしまった。明日はいい天気になるらしい。

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2017年10月24日

よく見れば野分の痕の残りゐるつくばの里に弱き日の射す


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空は昨日ほどには晴れず、その代わりに風はずいぶん穏やかな一日だった。改めて周囲をよく見ると、台風の被害がそこここに残っている。

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2017年10月23日

野分去り強き風のみ残りゐる川面に深き波紋を刻み


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昼前から台風一過の青空が広がったが、風は依然として強く吹きまくった。十月半ばに一度冬が来たような気温になったものだから、それからまた台風が来るなんて思わなかった。

我が家の洗濯物干し場の波板屋根が吹き飛んでしまったり、結構な被害が出ているようだ。

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2017年10月22日

沢水の流れ少しく速まりて野分の来るを里に知らすか


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超大型という台風の近付きつつある甲州に、早々に別れを告げて帰宅を急ぐことにした。写真は山里の沢の流れ。

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2017年10月21日

高原の橋のたもとの街灯の照らすは雨かはたまた霧か


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甲州の高原にいる。南の海上から台風が近付いているということで、雨が降り始めている。ただ、雨というのか霧というのか、判断のむずかしいところで、明日の朝になったら本格的な雨になるのだろうというところだ。

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2017年10月20日

遙かなる南の海を迫り来る野分に続く甲州の雲


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甲州に出張中である。特急あずさ号から見える景色は、雲に覆われている。この雲は遙か南会場の台風とつながったものらしい。

明日の午前中までもってくれればいいのだが、どうなるだろうか。

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2017年10月19日

水量の増えたる川に降り注ぐ雨の波紋も流れゐるなり


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昨日は久しぶりのいい天気だったが、きょうはまた雨降りである。十月の後半になってから、こんな調子の日が多い。田んぼの稲刈りが終わってから、裏の川の水量がずいぶん減っていたが、今朝はこんな感じで、水面に雨の波紋が広がっていた。

明日から出張なので、晴れ男の私としてはなんとかなることを期待している。

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2017年10月18日

今夜より再び目立つ水色の広がるといふ天気予報図


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今日は本当に久しぶりの秋空が広がったが、明日はまた雨降りで寒さが戻るという。近頃の天気は、暑いと言ったら猛烈に暑い日が続くし、降ると言ったら降り続ける。極端がフツーになってしまった。

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2017年10月17日

懐かしき青空のぞく午後の日の一挙に暮れて冷ゆる夜となる


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十月は中旬に入って日照時間が極端に短くなっている。今日は午後になって青空がのぞいたが、この天気も長続きしないという。天気は一体どうなっているんだろう。

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2017年10月16日

バルセロナのシーズン滑り出し好調カタルーニャの独立はどうなる


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リーガ・エスパニョールの新シーズンが始まっており、私の贔屓のバルセロナが好調な滑り出しを見せている。しかし、昨日はアトレティコと引き分けてしまったようだ。

カタルーニャが独立してしまったら、レアル・マドリードとの 「クラシック」 はどうなるのだろう。というわけで、今日の歌は妙なリズムの三十一文字。

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2017年10月15日

頂にまだ雪のなき鳥海の青き山容辛うじて見ゆ


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父の七回忌法要を終え、五百キロ近い道のりを運転して、慌ただしく帰宅した。酒田を離れる直前、雲が晴れて鳥海山が山頂まで望まれた。

写真では手前のトラックの列が邪魔だが、クルマを運転して帰る途中なので、アングルに贅沢を言う余裕がなかった。

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2017年10月14日

みちのくの山肌赤くなり初めて父の七回忌と早もなり


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父の七回忌で、山形県酒田市に帰郷している。写真は途中の山形道のパーキングエリアから見た景色。紅葉が始まりかけている。

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2017年10月13日

初めての小田原までの片道は二千二百と七十円なりき


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小田原まで一泊二日で出張した。片道二千二百七十円の旅だった。

熱海は行ったことがあるが、その手前の小田原は初めて下車した。小田原が静岡県ではなく神奈川県だったと、今回初めて知った。行ってみたらなかなかいいところだった。

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2017年10月12日

雲間より地上に注ぐ光より日輪さほど遠からずと知る


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出張先の電車の中から見えた光。思ったより天気はよくなかったが、これが見えたからよしとしよう。

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2017年10月11日

貴重なる晴れ間を使へと言はるるも冷たき曇り空の一日


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朝のうちは天気予報で 「今日は晴れて明日から天気が崩れるので、今日の貴重な晴れ間を利用して洗濯を……」 なんて言っていたが、ずっと冷たい曇り空のままで、時々小雨がぱらついた。

夕方になってから、気象予報士たちが一斉に謝っていた。

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2017年10月10日

清かなる風切りペダル漕ぎ行けば汗は乾きて滴り落ちず


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夏のような暑さの中、往復三十キロ自転車をこいだ。写真は牛久沼の橋の上。自転車の先頭よりちょっと先に、牛久沼名物、河童の絵があるのがわかるだろうか。

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2017年10月 9日

投票所入場券てふもの届く投票するも億劫なれど


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「投票所入場券」 というのが届いた。期日前投票は公示日かその翌日からできるということなので、早めに届くに越したことはないのだろうが、こんなのが早々に届いたところで、何だか今回の選挙にはシラけている。まあ、投票はするけど。

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2017年10月 8日

自転車のペダルを漕ぎて百キロの長き道のり行きて戻りぬ


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今日は百キロの道のりを自転車で往復した。写真は夕暮れの利根川の光景。

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2017年10月 7日

秋の日の中で光りてぶら下がるエンジェルトランペットといふ花


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近所にエンジェルトランペットという花が咲いている。というか、ぶら下がっている。おもしろい名前だ。

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2017年10月 6日

駐車場の車の窓の雨粒のネオンの光映し出す頃


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夕方頃から小雨が降り出し、スーパーの駐車場に停めたクルマに戻ったら、運転席の窓に思った以上の水滴が付いていた。夜は本降りになるらしい。

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2017年10月 5日

北限の常陸の里でたわわなる顔のぞかせる青き蜜柑よ


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近所の小路で、塀越しのミカンがたわわに顔を出している。茨城県というのは、柑橘類の北限なんだそうで、私の生まれた山形県では見られない光景だ。

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2017年10月 4日

ひむがしの空に浮かべる満月のあまりに丸く中秋と知る


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関東は曇ったところが多かったようだが、つくばの里はまだ夜が更けきらないうちは辛うじて真ん丸の月が見えた。

今夜が中秋の名月だとは忘れていたが、こんなにまで真ん丸の月を見れば嫌でも思い出す。

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2017年10月 3日

対岸の土手より空に響きゐる雑草を刈るエンジンの音


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関東の天気は下り坂ということだったが、午後は一時的に青空になった。土手の向こうから草刈り機のエンジンの音が聞こえる。

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2017年10月 2日

秋の日の落ちて茜の色の消え無彩色なる世界となりぬ


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関東は今日までいい天気なんだそうで、明日からは下り坂だという。いい天気の夕暮れから、日が落ちてしばらくしてからの光景である。世界は無彩色になっている。

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2017年10月 1日

秋晴れの真青なる空目指しつつ若葉の色を残す木は伸ぶ

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申し分のない秋晴れの日曜日だった。明日からは下り坂という。十月上旬は曇りがちになるようだ。

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