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2018年11月30日

この冬は薄の穂さえなかなかに枯れず日差しの下で佇む


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妙に暖かすぎる。来週はさらに暖かくなるという。小春日というより小夏日と言いたくなる。

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2018年11月29日

ストライプセーターを着てクッションの暖かさより離れぬ小犬


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旅行中の娘の犬を預かっている。短毛種で寒がりなので、犬用のセーターを着て暖かいところから離れない。

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2018年11月28日

振り向けば早き日暮れの県道を辿る車のライトが滲む


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夕方近くに帰宅し、ちょっと仕事の整理をしていて窓を振り返れば、もう暗くなっていた。自動車のライトが滲む。

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2018年11月27日

隙間なく枯れ草色に染まりたる土手の紅葉はまだ散りもせず


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十二月が間近になって、晩秋から初秋の様相が濃くなってきた。土手はすっかり彼草色だが、そこに立つ紅葉はまだ散る気配がない。

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2018年11月26日

大いなる熊手の飾り下げられて上野の駅の人は足早


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上野駅構内の中央改札前広場に、縁起物の飾りが下げられていた。鷺神社の熊手らしい。年の瀬も近い。

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2018年11月25日

二羽の蝶寄り添ふごとく舞ひ飛ぶは小春日和の森の端の道


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今日は昨日と比べると日中はかなり暖かくなった。写真はうららかな日差しの中を寄り添うように舞い飛ぶ二羽の蝶。

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2018年11月24日

ことさらに日暮れ早きを思ひ知るみちのくに雪降れるこの頃


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旧暦でいえばまだ神無月なのだが、本当に日の暮れるのが早くなった。明るいうちに写真を撮っておかないと、このブログに載せる写真に事欠いてしまう。

そしてこの夏の暑さ体が順応しすぎてしまったようで、ちょっと気温が低いだけでことさら寒く感じてしまう。来年の春先には、同じ気温でも暖かく感じるのだろうが。

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2018年11月23日

家中のカーテンを付け替へたれば冬とはむしろ暖かきとぞ知る


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急に寒くなってきたので、家中のカーテンを冬用に変えた。これで室内の気温は一度ぐらい下がらずに保たれるという。

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2018年11月22日

振り向けば冴え冴えとせる地平より冷たき色の望月昇る


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本当に日が短くなって、ふと気付けば夜である。今宵は望月。

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2018年11月21日

今宵より冷たき雨になるといふいよいよ冬にさしかかりけり


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日中までは天気が良かったが、どうやら変わり目に差しかかったようで、夕方から雲が広がってきた。今夜から雨になるらしい。

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2018年11月20日

雲間より射し来る光明らかに傾きて日の短きを知る


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雲の穴から射してくる光の傾きで、日没が近いことがわかる。日が短くなった。

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2018年11月19日

白樺の幹の色のみ白樺で紅葉の色紅葉たり得ず


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八ヶ岳山麓の高原に行って来た。紅葉が進んでいるかと思ったが、何だか思ったより綺麗な色じゃない。天候不順のせいなのかなあ。

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2018年11月18日

朝焼けの空の高きを悠々と鷲の如くに鷺が飛び行く


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日暮れはかなり早くなったが、朝は六時前には明るくなる。来月半ばの冬至前には、日没がだんだん遅くなり始めるが、夜明けは年が明けるまで遅くなりつづけ、六時でも暗いほどになる。

朝焼けの空を、鷺が悠々と飛んでいった。

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2018年11月17日

寒空の郵便受けに次々に喪中欠礼葉書の届く


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次々に喪中欠礼葉書が届く。

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2018年11月16日

木枯らしの夜空の元でナイターの草野球する人のあるらし


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遠くの市営グラウンドで、ナイター野球を楽しむ人がいるらしい。皓々と明かりが点いている。

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2018年11月15日

冬用の上着をまとひ行く人の傍らで椿蕾付けたり


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近頃目立って気温が低くなってきている。今日は久しぶりで都心に出て仕事をしたが、薄手のジャケットだけという夏服姿は私ぐらいのもので、多くの人は薄手のダウン・パーカや冬用ジャケット、コートなどを着ていた。

そんな中で、生け垣のツバキは既に花芽を付け始めている。

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2018年11月14日

一月と半分余り残したる平成三十年のコーヒー


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今日はちょっと冷え込んで、季節は冬に向かっているのだと思わせられた。今年もあと一か月半ほどになってしまったし。

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2018年11月13日

ふと窓を振り返り見る午後五時に枯れ草色も緑も見えず


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日がどんどん短くなっているのを如実に感じるのが、今の季節だ。ちょっとデスクに向かって仕事をしていて、ふと窓をみれば暗くなっている。

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2018年11月12日

猛暑より一瞬の間に変はりたる心持ちする冬の気配よ


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天気予報によると、今日を境に気温が下がり始めて、冬の気配が強まるのだそうだ。土手のネコジャラシも彼草色に変わり始めている。

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2018年11月11日

午後六時牛久沼には街の灯とブレーキランプの列が映り込む


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二十キロ離れた今日の仕事先から自転車で戻る途中で、日が暮れた。帰宅ラッシュの渋滞の先に、街の灯を映す牛久沼の湖面が見える。

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2018年11月10日

エルニーニョ発生せりと伝へられ夜空に白き雲ぞ流るる


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今日は昨日と比べてやたらと暖かい一日だった。気象庁によると、エルニーニョが発生したという。この冬は暖冬になる可能性が高いらしい。

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2018年11月 9日

長く伸びそして流れて消え去るは県道を行く車の灯かり


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日暮れが本当に早くなった。川向こうの県道を、帰宅の車のライトが長く伸びて流れ去る。

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2018年11月 8日

四十年継ぎ足し育て今日に至る天然酵母のパンよ


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夜にパン生地をこねた。四十年近く継ぎ足し継ぎ足ししてきた天然酵母を使い、全粒粉をブレンドしたパンである。一晩寝かせて焼きに入る。

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2018年11月 7日

絞り染め思はする雲漂へど筑波の嶺は隠れざりけり


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天気が良かったので、雨引観音というところに行き、そこから筑波山を望んだ景色を撮った。雲の様子が絞り染めのようだった。

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2018年11月 6日

水量を一気に増して流れゐる川の向こうに霞む家々


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一昨日までは晴天が長く続いたが、昨日から天気の変わり目に差しかかったようで、今日は昼過ぎには本格的な雨になった。

我が家の裏の川は、ところどころ川底が露出していたが、この雨で水量が一気に増えた。

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2018年11月 5日

ふと見れば既に日暮れの時なりき白雲未だ見分けつけども


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日が短くなった。これは午後五時半頃の空。これからますます日暮れが早くなる。

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2018年11月 4日

湿りたる杉の木肌に走る皸を修復せるが如く匍ふ蔓


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森の中をゆったりと歩くと、普段は気付きもしない面白い光景に出会う。

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2018年11月 3日

舌先に僅かな刺激感じつつ酸味の強きヨーグルトすする


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我が家ではヨーグルトは自家製である。それだけに、日によって味や食感に違いが出る。今日のヨーグルトは酸味が強く、舌先にピリッとした僅かな刺激がある。

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2018年11月 2日

夕暮れの道より望む筑波嶺のピークに昨日我はありたり


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夕刻になって、クルマで石岡方面からの帰路を辿ると、昨日登ったばかりの筑波山の稜線が思いがけなく鮮明に望まれた。

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2018年11月 1日

筑波嶺の南西の空白雲に覆はれ太平洋は霞めり


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久しぶりで筑波山に登った。なかなか気持ちのいい登山だった。

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