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2019年7月31日

梅雨明けて三日目の朝板東の空に溢るる水蒸気の白


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暑い。本当にもう暑い。梅雨が明けて三日目だが、まだ体がついて行けない。

 

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2019年7月30日

山並みも雲の切れ間も白く霞む梅雨明けてより二日目の朝


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本日の "Today's Crack" にも書いたが、梅雨明けの晴天の空が青いというより白い。水蒸気が多すぎて、体にべっとりとまつわりつく暑さだ。

 

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2019年7月29日

エアコンのスイッチを入れ冷風の吹き出すまでの長き時間よ


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関東の梅雨がようやく明けた。梅雨が明ければ明けたで、今度は猛暑である。

思えば 8年前の東日本大震災で 「電力危機」と言われた時には、エアコンの電源を抜いたまま一夏を過ごした。「暑い暑い」とは言いながら、それができたのである。ところが昨今の夏は暑さの質が違う。

そんなわけで、「無理せずエアコンをお使いください」という気象予報士の言葉に素直に従っている。

 

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2019年7月28日

太陽の照り付けたれど板東の梅雨の明くるは明日になるらむ


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今日は朝のうちに雨が少し残ったが、すぐに晴れて暑い一日になった。夜になっても空は明るい。

個人的には「梅雨は明けたんじゃないか」と思ってしまうが、関東での梅雨明けはまだ発表されていない。明日になるのだろう。

 

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2019年7月27日

台風の先駆けとなる黒雲の落とす雫を受くる薊よ


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これは南アルプスのお花畑に咲くアザミの花である。雨の雫をまとって輝いていた。

 

 

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2019年7月26日

台風の近づき来たる故なるか雲の分厚く黒くなりゆく


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台風が近付いているとやらで、空の雲がどんどん厚くなっていく。

 

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2019年7月25日

暑き日の育ちかけたる雷雲の夕立降らすまでに至らず


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昼頃、一時的に入道雲が育ちかけていたが、雷雨にはならずに済んだ。いずれにしても目眩がするほど暑い一日だった。

 

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2019年7月24日

梅雨明けを目前にして台風のニュースを聞きてただ驚けり


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梅雨明けはいよいよ目前と思っていたところに、台風が来るらしい。さあ、どうなるか。

 

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2019年7月23日

葉の上に僅かに残る水滴を洗い流して土砂降りは去る


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午前中はご覧のように、葉の上にほんのわずかな水滴が残っているだけの天気だったが、夕方頃に黒雲が広がり、土砂降りになった。明日には梅雨明け宣言が聞けるかもしれないというが、どうなるだろう。

 

 

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2019年7月22日

霧雨の川面に波紋立てぬ日に魚の跳ぬる音響きたり


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一昨日までの 2〜3日は絶えられないほどの湿度で汗をびっしょりかいたが、昨日と今日は霧雨のせいか案外涼しい。裏の川で、魚の跳ねる音が時折響く。

 

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2019年7月21日

露宿す朝方の野にひつそりと小さく白く咲く姫女苑


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ヒメジョオンの咲く季節である。北アメリカからの帰化植物だというが、すっかり日本の野原に馴染んでしまっている。

 

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2019年7月20日

雨止みて露乾きたる草むらに精霊飛蝗休みゐるなり


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本日の写真を一目見ただけで「ショウリョウバッタ(精霊飛蝗)がいる!」とわかる人は、偉い。二日続けての虫ネタで恐縮。

 

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2019年7月19日

木立より落ちて地を這ふ芋虫の黒き体の金の模様よ


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今日みかけたイモムシは、とびきり美しかった。真上の枝から地面に落ちてしまったのだろう。ここまで美しいのはあまり見かけない。

 

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2019年7月18日

梅雨明けは四日先との予報なり四日で晴るる雲と見えぬも


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少しだけ青空ののぞいた時間帯があったが、おおむね曇りがち、そして時々雨のぱらつくという一日だった。来週の梅雨明けが待ち遠しい。

 

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2019年7月17日

綿雲の浮かび流るる青空を深く息吸ひ見上げたるなり


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今日は本当に久しぶりでまともな青空が拝めた。白い雲の浮く空が新鮮に見えた。明日からはまた雨降りになるらしい。

 

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2019年7月16日

梅雨空の下に真白き花咲かせ秋まで日毎咲き散る木槿


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天候不順でムクゲの開花が遅れ気味だったが、ようやく盛んに咲くようになった。秋まで毎日咲いては散るを繰り返す。

 

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2019年7月15日

五月雨をまるごと受くる参道の腐葉土覆ひ光る羊歯の葉


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シダという植物の写真を初めてマジマジと撮った。なかなか美しい緑である。

 

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2019年7月14日

雨止めど煙の如く沸く霧の山肌に沿ひ雲となり行く


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昼過ぎに雨は止んだが、山肌に沿ってどんどん湧き上がる霧がまた雲になって行く。

 

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2019年7月13日

この年の梅雨の明くるを待ちきれず向日葵咲けり大輪として

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梅雨明けが遅い。それでもヒマワリは大輪として咲いている。

 

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2019年7月12日

梅雨空の下でかくまで赤き実となりたるトマト送られ来たり


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知り合いの農家から採れたてのトマトが送られてきた。瑞々しくておいしいトマトである。

 

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2019年7月11日

訪ぬれば和泉と紀伊と大和なる国の境に棚田広がる


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今回の出張は、関西の田舎ばかり訪問した。行く前はこれほどの田舎とは思わなかったので、なかなかの味わいだった。大阪府内に棚田が存在するとは、今日初めて知った。

 

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2019年7月10日

紀州との境に近き大和なる安らの里の空は晴れたり


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奈良県での仕事を無事に終了。天気予報はかなりアヤシかったが、結局はいつもの通り晴れ男振りを発揮した。問題は明日の大阪の仕事だ。天気予報では一日中雨ということになっているが、さて、どうなるか。

 

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2019年7月 9日

雲の湧く紀伊の山より流れ来る吉野の川の畔の宿よ


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今日は奈良に来ている。今にも降りそうだが降らないのが晴れ男の強み。

ホテルの窓から見下ろせる川は、音に知られる吉野川。彼方の山は大峰山(だと思う)。

 

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2019年7月 8日

梅雨空の下で根元の見えぬほど緑の稲は育ちゐたりき


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晴れ間も出たが、概ね曇りがちの天気だった。今月に入ってから日照時間が極端に短い。

気付いてみれば、田んぼの稲がずいぶん育っている。もう隙間から水が見えない。

 

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2019年7月 7日

新暦の七夕の日の川幅は冬の倍ほどなる小貝川


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青空の広がる日がめっきり減ったとはいえ、それほど大雨が続いたというわけでもないのに、小貝川の水量がかなり増えている。川幅が冬の季節の倍近くに広がっているんじゃなかろうか。

 

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2019年7月 6日

蒸し暑き一日は暮れ雲間には月の明かりの透けるが如し


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つくば周辺は一日中雨という予報だったがそうはならず、少し日が射したかと思うと小雨がぱらつくという程度の天気。ただ、湿度だけは高かった。日が暮れてみると、何となく月明かりらしきものまで見える。

 

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2019年7月 5日

灰色の雲地平まで広がりて南より雨運び来るらし


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朝の早いうちは青空が広がっていたが、すぐに曇ってしまった。明日は雨になるらしい。

 

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2019年7月 4日

大粒の雨降り止みて濡るる野にひめじょおんの花群れて咲きゐる


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雨が降ったりやんだりの野原にヒメジョオンが咲き誇っている。実はヒメジョオンとハルジオンの区別はよくわかっていないのだが、これは多分ヒメジョオンだと思う。

 

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2019年7月 3日

上州の妙義の山の稜線の鋸のごと際立ちてあり


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高速道路の松井田妙義付近から見る妙義山の稜線は、ギザギザが際立っている。

 

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2019年7月 2日

信州の雲薄くして木漏れ日のさす夕暮れとなりにけるかも


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長野県に出張中だ。少しは降られるものと覚悟していたが、少しも降らず、明日まではもつようだ。相変わらずの晴れ男である。

 

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2019年7月 1日

テレビでは川の溢るる大雨のニュースもあるに道乾きたり


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朝からずっと雨が降り続いていたが、日が暮れてから止んで、道が急速に乾いてきた。大雨の降り続く九州の人たちには申し訳ないぐらいのものである。

 

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