« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »

2019年11月30日

神無月最後の夜空晴れ渡りオリオンの星座はつきりと見ゆ

191130w

この写真ではよくわからないが、今日の夜空はオリオン座がとてもよく見える。

 

| | コメント (2)

2019年11月29日

夕暮れの冷たき風の吹く奥の紅く染まりて冬は来たれり

191129w

今日は久しぶりに晴れたが、寒い一日になった。突然の冬である。写真は夕暮れの小貝川。

| | コメント (0)

2019年11月28日

夜も更けて雲に隙間の空ききたり明くれば冬の朝となるらし

191128w

関東は夜もかなり更けてからようやく雨が上がり、雲も晴れてきたようだ。明日は冷たい晴天になるらしい。

| | コメント (0)

2019年11月27日

午後五時の橋を行き交う自動車は全てライトを灯しゐるなり

191127w

近頃の『和歌ログ』は、日が暮れてからの写真が多い。何だかんだやってるうちに、ふと気付けば世の中が暗くなってしまっているのだから仕方がない。カラダがもっと冬モードにならないと、明るいうちの写真を撮るのが難しい。

今日の写真は、小貝川を渡る橋を行き交うクルマのライトを狙っている。

| | コメント (0)

2019年11月26日

秋の気を葉に閉ぢ込めて地に落とし無きものとする銀杏の並木

191126w

街路樹のイチョウの葉が黄色くなり、どんどん散っている。もうすぐ冬だ。

| | コメント (0)

2019年11月25日

日暮れては冬の控ふる彼方より冷たき風の届き始めき

191125w

昼のうちはむしろ暖かかったが、日が暮れてから冷たい風が吹き始めた。近頃の天気は極端から極端に振れる。

| | コメント (0)

2019年11月24日

昨日ほど冷たき雨にあらねども街は夜霧に包まれてをり

191124w

今日もずっと雨降りだったが、昨日ほど冷たい雨ではなかった。日が暮れてから、街は夜霧に包まれ始めている。

 

| | コメント (0)

2019年11月23日

神無月降る雨のいと冷たきに川越しに光る街頭滲む

191123w

今日もまた一日中雨降りのまま日が暮れた。先月の台風のときほどじゃないが、川幅が広がっている。

 

| | コメント (0)

2019年11月22日

続きたる晴天を打ち消す如くこの雨はまだ降り続くらし

191122w

天気予報の言っていた通り、夜中から雨になって、朝になっても降り続いている。この雨は長引くらしい。長く続いた晴天を打ち消すような降り方だ。

| | コメント (0)

2019年11月21日

秋晴れの空は今日にて見納めと天気予報のいふ頃となり

191121w

ずっと晴天が続いているが、明日からは雨になるらしい。これが見事な秋晴れの見納めとなるかもしれない。

| | コメント (0)

2019年11月20日

冬晴れの色となりたる空の下刈田は未だ秋の色なり

191120w

急に冬の季節風が吹き始めて、空は冬晴れの様相を呈してきた。これで地面の冬枯れの色が濃くなったら、完全に年末みたいなことになる。

| | コメント (0)

2019年11月19日

暖かき陽の射す向きに傾きて緑残れる甲州の秋

191119w

甲州の山里は、異例の暖かさだった。

 

| | コメント (0)

2019年11月18日

遠近を飛び歩きゐて知らぬ間に紅葉の色の深まりてあり

191118_20191118161201

つくばの里でゆっくり外を歩いている暇もないほど、あちこち飛び歩いているうちに、紅葉がすっかり色づいているのに気付いた。

| | コメント (0)

2019年11月17日

薄とは晩秋の陽に照らされて光るものなり風に揺れもし

191117w

ススキとは、晩秋の陽に照らされて光るものだ。

 

| | コメント (0)

2019年11月16日

川土手に立ちて遙かに眺むれば秋の流れの幅となりたり

191116w

裏の土手に立って眺めると、川幅がめっきり狭くなっている。晩秋の流れだ。

| | コメント (0)

2019年11月15日

二割ほど欠けたる影の境目は月にてもまた夕暮れならむ

191115w

3日前の 12日は満月で出張先の北海道も夜空は晴れていたが、スマホしか持っていなかったので望遠を効かせて撮るにも限界がありすぎた。

今日の月齢は 18だが、望遠の効くカメラで思い切り大きく撮ることができた。影との微妙な境目の陰影がおもしろい。

| | コメント (0)

2019年11月14日

上空に流るる風の方向を川のごとくに示す秋雲

191114w

昨日までは雨模様だったらしいが、晴れ男の私が北海道から帰った途端に、洗濯日和になった。湿度の低く、気持ちのいい一日だった。

| | コメント (0)

2019年11月13日

札幌の去り際の空黒雲に覆はれ夜半に雨となるらむ

191113w

札幌での仕事を終えて、新千歳空港から帰るところである。今回は初めて茨城空港との間の SKYMARK の便を利用している。これ、便数は少ないが時間さえ合えば羽田に行くより楽だ。今後はうまく使い分けるようにしよう。

札幌にいる間は上天気だったが、今になって空が黒雲に覆われ始めた。夜には降り始めるらしい。我ながらまったくの晴れ男である。

 

| | コメント (0)

2019年11月12日

新千歳空港からの車窓より眺むる木々の冬の姿よ

191112w

またしても北海道に来ている。写真は新千歳空港からの電車の窓からの景色。

札幌は今朝方まで雨が降っていたらしいが、晴れ男の私が着いた頃には青空がのぞき始めていた。さすがに風は冷たい。北海道はもう冬だ。

| | コメント (0)

2019年11月11日

明日はまた北海道に発つという夕暮れとなり月は雲間に

191111w

北海道と四国を行ったり来たりの合間に自分の仕事をこなしているうちに、ふと気付けばもう日暮れである。本当に日が短くなったものだ。

 

| | コメント (0)

2019年11月10日

北海道四国を行きつ戻りつし久方ぶりに聞く TBS

191110w

近頃出張続きだったので、久しぶりに自宅でまったりして TBS ラジオを聞いている。

 

| | コメント (0)

2019年11月 9日

江戸の世を今に変へたる心根を密かに残す城を見上げぬ

191109

高知から帰ってきた。高知城のすぐ近くまで行ったのだが登ってみる時間はなく、下から眺めるだけだった。この城は江戸時代に創建されたものが残っているので、エレベーターで天守まで登ることなんてなく、前に登った時の記憶では結構疲れるけれどなかなかいいものだった。

| | コメント (0)

2019年11月 8日

沈む陽を見送る如く背の高き棕櫚は並びて川面に映る

191108w

高知に来ている。高知市内に着いたのは日暮れ前で、背の高い棕櫚の並木が川面に映っていた。

| | コメント (0)

2019年11月 7日

午後五時を過ぎれば既に日暮れにはあらず世界は宵となりゐる

191107w

本当に日が短くなった。午後五時を過ぎると夕暮れではなく宵の様相になる。

| | コメント (0)

2019年11月 6日

ふきのとうを卵と味噌で和えて食う日本酒の味引き立てながら

Img_0208

北海道の仕事で頂いてきた「ふきのとうの卵みそ」というのをちびちび食べながら酒を飲むと、しみじみと幸せな気分になる。

 

| | コメント (0)

2019年11月 5日

平らなる石狩平野の空港より板東の地へ飛び立たんとす

191105w

北海道、新千歳空港から帰路に付こうとしている。今日は上天気で、気持ちのいいフライトになりそうだ。

| | コメント (0)

2019年11月 4日

唐松の黄金色に輝きて道央の秋彩りゐたり

191105

今日は道央まで行って森林の中を歩いた。カラマツが色づいて、北海道の秋を象徴していた。

 

| | コメント (0)

2019年11月 3日

羽田より一時間半空を飛び冷たき風の札幌に発つ

191103w

今日は札幌にいる。さすがに寒い。写真は新千歳空港の様子。

| | コメント (0)

2019年11月 2日

三連休初日の夕べ自動車道はラッシュを過ぎて流れゐるなり

191102w

11月に入って、三連休初日の今日、夕暮れに近付いた常磐自動車道は思いのほか空いている。ラッシュは過ぎてしまったのだろう。

 

| | コメント (0)

2019年11月 1日

長々と続く鏡の川面には夕べの光映りゐたりき

191101w

昨日に続いていい天気。波ひとつない夕刻の川面には、雲と川岸の草が鏡のように映り込んでいた。

| | コメント (0)

« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »