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2019年12月31日

霧で明け夏思はする昼となり木枯らし吹ける大つごもりよ

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大晦日ははめまぐるしい天気だった。初めはご覧のような霧に包まれた朝で、その霧が晴れると気温がぐんぐん上がり、私は T シャツ 1枚とショートパンツという夏のスタイルで大掃除をしていた。

大掃除が終わって午後になると急に冷たい木枯らしが吹き始め、かなりの強風になった。当然夏のような格好ではいられず、冬のスタイルに逆戻りである。

明日は初日の出が見られそうだという。

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2019年12月30日

年賀状印刷を終え手書きにて一言添へて落ち着きにけり

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本日の写真は、"Today's Crack" のものと同じ。ようやく年賀状の印刷が終わったのだが、時間がなくて気の利いた写真を撮っている暇がなかったのである。

ともあれ、これでひとまず安心だ。

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2019年12月29日

何事もなるようになるさだめなりこの年もあと三日となれば

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この 12月は本当に予定がぎっしりだったので年賀状もまだ書いていないのに、いよいよ押し詰まってきた。

 

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2019年12月28日

この年も四日を残すのみとなり空席目立つ電車に乗りたり

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都内の料理屋での忘年会に参加してきた。電車はだんだん空いてきている。

 

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2019年12月27日

年の瀬の夕刻の空ほんのりと青さ残して暮れて行くなり

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だんだんと日の入り時刻が遅くなってきて、夕方 5時頃になってもうっすらと明るさが残る。

 

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2019年12月26日

越中の国より戻る板東の空を覆へる灰色の雲

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富山から帰ってみると、こちらの方が冬っぽい景色だ。

 

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2019年12月25日

北陸の師走の空と思はれぬ青さに北のアルプス聳ゆ

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富山に来ている。今日の北陸は 12月と思われないほどの快晴で、雪を戴く立山連峰が鮮やかに見渡せた。自分の晴れ男ぶりが本当にありがたい。

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2019年12月24日

冬晴れは上越の山越えて行く越中にても我を待つらし

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晴天が続いていて、鴨が気持ちよさそうに川面を泳いでいる。この晴天は、明日の富山県出張までもちそうだ。ありがたいことである。

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2019年12月23日

冬告ぐる鴨の続々渡り来て川面の鳥は入れ替わりたり

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裏の川にやってくる鳥が入れ替わった。ちょっと前までは鷺が多かったが、冬になって南に移動してしまったようで、その代わり北から鴨が渡ってきた。

鷺は割と呑気なところがあって、カメラを構えても全然平気だが、鴨はとても用心深く、岸辺でカメラを構える動作をするだけで飛び去ってしまう。今日の写真はスマホの望遠を一杯に効かせて慎重に撮影した。

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2019年12月22日

冬枯れの小貝の流れ岡堰の水門閉じることもなきなり

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近所を流れる小貝川に「岡堰」というところがある。水門で流量を調節しているのだが、冬になると水門を開けっぱなしでも、川面はその遙か下になる。

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2019年12月21日

川岸に一本のみで枯れ残り日毎の風に揺るる薄よ

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冬という季節はあっという間に日が暮れるので、とくに今年は忙しくて、ふと気付くと外が暗くなってしまっている。今日の写真の真ん中のススキは、かれこれ 2ヶ月ほど目を引く存在になっている。

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2019年12月20日

冬といふことを忘るる暖かき師走二十日の暮れて行くなり

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昨日はやたらと寒かったが、今日は冬にしては暖かい一日だった。このところ温かい日と寒い日が交互にやってくる。

 

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2019年12月19日

川底の見え始めたる冬の日の風に吹かれて柚子の実光る

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いよいよ冬も深まって、裏の川の水が減り、川底が露出し始めた。土手際には柚子の実が成っている。

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2019年12月18日

冬の日のはや暮れかかり明日もまた冷え込むといふ予報の流る

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今日は晴れて暖かくなるという予報だったが、その割に暖かさは感じなかった。やはり冬は冬である。そして明日はより寒くなるという。

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2019年12月17日

川底で時折鯉が騒ぐらしごぼりごぼりと波が移動す

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今日はかなり寒い一日だった。裏の川も黒っぽい雲を映して寒々しい。時々水の中で鯉が大きく動くらしく。ゴボゴボっと音がそて波立つ。

 

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2019年12月16日

来る年の賀状を求めデザインを作る作業を今日始めたり

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今年も年賀状を 100枚買った。さて、これからデザインを考えて、カラープリンターで印刷し、それぞれに肉筆で一言添えるという、大変な作業をしなければならない。やれやれ。

 

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2019年12月15日

うつすらと暈のかかりて日の昇る板東の冬の朝は穏やか

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今朝、石岡あたりの国道をクルマで走り、ちょっと休憩したときの写真である。

今朝は太陽に暈がかかっていた。寒くなったとはいえ、関東の冬は穏やかでありがたい。

 

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2019年12月14日

日没の時刻は一分遅くなり川面に映る空まだ青し

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この辺りの日没時刻は、一昨日までは 16時 24分だったが、昨日から 1分遅くなって 16時 25分になっている。ただ、昨日はずっと曇りがちだったために全然実感しなかったが、今日は夕方になっても少しは明るい感じがしている。多分、気のせいという要素の方が大きいんだろうが。

 

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2019年12月13日

遙かなる北の地平の雲切れて望むは日光尾瀬の山々

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今日はずっと曇りがちの一日だったが、遙か北の方角は雲が切れていて、朝のうちは日光から尾瀬にかけての山々が見えていた。

真ん中の鉄塔の右の独立峰が男体山で、その左の白根山の稜線は雪を戴いている。

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2019年12月12日

冬晴れの空の下では鳥のゐぬ川の流れに沿ひて波立つ

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冬晴れである。秋頃までは裏の川に鴨や鷺がたくさんいるのだが、この時期になるともう少し暖かいところに移動してしまうようで、なんとなく殺風景になる。

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2019年12月11日

十六時二十四分を境目に日没以後の暗さとなりぬ

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今日も何だかんだであたふたしているうちに、あっという間に日が暮れた。この辺りの日没時刻は明日までが 16時 24分で、明後日からは 16時 25分になる。日の出時刻はさらに遅くなり続けるのだが、気分的には少しは日が延びたような気がすることになる。

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2019年12月10日

南天の赤き実を見て不意に知るこの年も早暮れむとするを

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ナンテンの実が赤く色づいている。冬である。年末である。

 

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2019年12月 9日

寒き日の午後三時過ぎ灯油式ファンヒーターのうなり聞きゐる

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今日はやたらと寒い一日だった。私の書斎はエアコンもあるにはあるが、暖房にするとやたら電力を消費してしまうので、心ならずも灯油のファンヒーターを使っている。

 

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2019年12月 8日

冬の日の地平の果ての残照は丸き地球の問はず語りか

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今日もあっという間に日が暮れた。「日の出・日の入りマップ」というサイトを見ると、茨城県では 11月 30日から 12月 12日までの 13日間、日の入り時刻が 16時 24分で、1年のうちで最も早い。13日から 16時 25分になり、大晦日は 16時 34分と、10分も遅くなる。

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2019年12月 7日

雨の師走都心に向かふ高速道赤き渋滞表示の目立つ

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今日は朝から雨降り。東京都心にクルマで出ようと思って地図検索してみると、茨城方面からは赤色の大渋滞が示されたので、諦めた。さすが師走である。

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2019年12月 6日

京都駅二階のコーヒーショップより見下ろすコンコースに寒風渡る

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京都駅 2階の「ミスター・ドーナッツ」のカウンター席で、コンコースを見下ろしながらドーナツを頬張りつつコーヒーを飲むというのが、大好きである。

ただ今日は昼メシ時でも寒すぎて、ドーナツ 2個も 15分ほどで食べ終えて引き上げてきた。

 

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2019年12月 5日

冬の日の吉野の山の谷筋の見上ぐる空の幅の狭さよ

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関西に出張している。関西といっても吉野の山の中で、山間の冬の日はあっという間に暮れてしまった。

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2019年12月 4日

冬の日の昇る前よりひむがしの空は冷たき紅に染まれり

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昨日から天気が回復して、今朝は上空に雲一つない夜明けとなった。朝の光が冬らしく冷たく光っている。

 

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2019年12月 3日

暖かき陽の射す午後もはや暮れて明日は冷たき風吹くといふ

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昨日と似たような写真で恐縮。何しろ、あっという間に日が暮れてしまうもので。

今日は案外暖かい日だった。明日からは冷え込むらしいが。

 

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2019年12月 2日

日暮れても空と雲との境目のくつきりと見ゆ師走二日目

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久しぶりの晴天で、日が暮れてからも空と雲が容易に区別が付く明るさがしばらく続いた。

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2019年12月 1日

寒空の夕暮れ時の早きこと思ひ知らさる今日より師走

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今日も夕暮れ時になるまで写真を撮ることを忘れていた。何しろ日が短すぎる。今日から師走で、今の時期は冬至の頃よりも日の沈むのが早いらしい。

ちなみに、この写真は赤信号で停車している時に手早くササッと撮ったから、「ながら運転」にはならないと思うのだが。

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