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2020年7月31日

鬱蒼と繁れる葦の払はれて鬼百合の花現れ来たり

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雑草が生え放題になっていた川土手に、今日は重機が入って、かなり大規模な草刈りが行われた。これで多少はジャングル状態が解消した。

雑草が刈り払われると、オニユリの花が現れた。これまでは鬱蒼とした葦に隠されて全然見えなかったものだ。

 

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2020年7月30日

梅雨明けを前に日暮れの少しずつ早くなりつつあると知りたり

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梅雨明けの前に、日没が少しずつ早くなっているのがわかる。今日こそは降らずに済むかと思っていたが、結局のところはしっかりと降る時間があって、梅雨明けはまだ先のようだ。

おまけに地震警報のカラ振りまであったし。

 

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2020年7月29日

梅雨開けずピンクと白の木槿のみ数を増し行く七月下旬

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今日は昨日までとは打って変わって、肌寒ささえ感じるほどの一日。ただ、天気だけはすっきりしない。ピンクと白のムクゲの花が、曇り空の下で数を増している。

 

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2020年7月28日

対岸の奥に霞むは廃校になりて久しき小学校よ

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今日もまた降ったり止んだりの天気。川向こうの廃校になった小学校が霞んで見える。

 

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2020年7月27日

パンを焼くオーブンレンジの熱受けて体の奥の汗絞りたり

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今日は恒例の自家製パンを焼く日だったが、何しろこの暑さと湿度の上にオーブンレンジを盛大に使ってしまったので、家中がものすごい暑さになった。

心ならずもエアコンをフル稼働させないと、体中の汗が止まらない状態になってしまった。裏の土手も、ご覧の通りジャングルに近い状態である。

 

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2020年7月26日

明けてより晴れては曇りまたさらに土砂降りとなる誕生日なり

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今日は誕生日。朝から晴れては曇り、また土砂降りにもなる変化の激しい一日だった。

誕生日になっても梅雨が明けない年はこれまでもそれほど多くない。長梅雨である。

 

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2020年7月25日

土砂降りの雨は上がれど水に浸る玄関先に映る景色よ

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Today's Crack の方にも書いたが、今日は断続的に土砂降りの一日だった。我が家の玄関先の道路もご覧のようにすっかり水に浸かってしまい、向かいの家が映り込んでいる。

 

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2020年7月24日

土手沿いの道埋め尽くす草叢の高さと密度この夏の様

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我が家の裏手の土手を歩くと、去年までとは少し違う様相であることに、嫌でも気付く。草の丈と密度がものすごい。

このまるでジャングルのようなありさまは、この夏の初め頃の暑さと、梅雨に入ってからの雨の多さ故だろう。温暖化は確実に進んでいる。

 

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2020年7月23日

大雨をどっと降らせる黒雲の彼方より来て彼方にぞ去る

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今日もまた、昨日や一昨日と似たようなお天気の推移。どっと降ってはすっと止み、次はシトシト降りになり、また思い出したようにどっと降る。

一時的にどっと降らせる雲は案外小さく、あっという間に遠ざかる。遠ざかった先でどっと降らせているのだろう。

 

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2020年7月22日

文字通りバケツをひつくり返したる如き土砂降り遠ざかりゐる

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今日の天気予報では朝から夕方まで「ところによりバケツをひっくり返したような雨が降る」という表現が繰り返し聞かれた。

そしてまさにその「バケツをひっくり返したような雨」が、当地にも昼過ぎに降ったのである。ちょうどクルマで出かけようとした時に、我が家の前の道が川のようになり、玄関から出てクルマに乗るまでにびしょ濡れになった。

そしてその雨も短時間に上がり、川のようになっていた道もあっという間に乾いたのだった。その雨を降らせた入道雲が去りつつあるところを写真に収めることができた。

 

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2020年7月21日

蒸し暑き夏の京都の洗礼をまたこの年も受けて戻りぬ

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今日の和歌ログも「本日付の Today's Crack に書いたように」で始めることになるが、京都に寄り道して帰ってきた。朝の 9時前に着いた時にはもうかなりの暑さで、「またしても京都で汗だくになるのか」と思ってしまった。

死ぬまでにまだ何度でも、京都の暑さの洗礼を受けそうだ。

 

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2020年7月20日

加古川の駅前の道賑やかに家路を辿る女子高生たち

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本日付の Today's Crack に書いたように(参照)、加古川という街は美人が多い。女子高生たちにしても同様で、賑やかに夕方の駅前の家路を辿る。

 

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2020年7月19日

雲といふもので隠るることのなき空を映せる水の青さよ

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空は午後から真っ青に変わり、気温も急に高くなった。明日の出張先の兵庫県もなんとか大丈夫そうである。

 

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2020年7月18日

梅雨空の下の川面に水紋の大きく小さく広がりて消ゆ

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今日も雨が降ったり止んだりの梅雨空。川面に雨粒の水紋が広がる。

 

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2020年7月17日

夜露なるかまた朝露か雨粒か葉で震えゐる大小の玉

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昨日までは天気に恵まれたが、今日は夜が明ける前から雨に逆戻り。

夜露なのか、朝露なのか、はたまた雨粒なのか、土手の雑草に大から極小の無数の水滴が光っている。

 

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2020年7月16日

駿河なる高速道の事故を超え日のあるうちに辿り着きたり

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本日付の Today's Crack に書いたように、静岡からの帰路は東名高速道路の事故で予想外の時間がかかってしまったが、上の写真の通り、まだ日のあるうちに帰り着けたのは幸いだった。

 

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2020年7月15日

遠州に向かふ旅路の雲晴れて眩しきほどの日の差しきたり

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本日付の Today's Crack にも書いたように、3ヶ月半ぶりの旅に出ている。予報では午後は雨になるとのことだったが、そうはならず、夕方に近くなるほど青空が広がった。

上の写真は山梨から東名高速に向かう途中のドライブインで撮ったもの。既に空を見上げると眩しいほどだった。自分の晴れ男ぶりが我ながら頼もしい。

 

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2020年7月14日

水嵩の少しく下がり波立たぬ水面に映る草の緑よ

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相変わらず雨は降ったり止んだりしているが、川の水面はだんだん下がってきた。波も静かになっている。

明日は久しぶりで出張にでかける。天気は少しだけ落ち着くらしい。ありがたいことである。

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2020年7月13日

我が庭で白く小さく咲く花の蜜を吸ひゐるツマグロヒョウモン

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庭のハーブの茂みに、ツマグロヒョウモンが飛んできて、小さな花の蜜を吸っている。

 

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2020年7月12日

かくまでに入道雲の湧き上がる空をこの夏初めて望む

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今日は思いのほか晴れて、昼過ぎにはこの夏一番の入道雲が望まれた。

 

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2020年7月11日

日の暮れて夜空の奥に透き通る青空らしき色合ひの見ゆ

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今日は美しい夜明けで、久しぶりに綺麗な朝日が拝めたと思っていたが、そうこうするうちに雨模様が戻り、そして止みを繰り返していた。そして日が暮れてからようやく安定している。

週明けもまた雨模様が続きそうで、私の久しぶりの出張となる水曜、木曜はどうなるかなあ。自分の晴れ男ぶりに期待しておこう。

 

 

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2020年7月10日

久方の光の空を吾よりも喜びゐるか白き木槿よ

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午後にほんの 2〜3時間だが、青空が広がった。ムクゲの花が喜んでいる。

 

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2020年7月 9日

夜も更けて雨の弱まる川上の雲の切れ間の青き光よ

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昨日はせっかく晴れたのに、今日はまた降ったり止んだりの天気。

夜が更けてから川の写真を撮ったところ、川上方面の雲の薄くなったあたりが神秘的なほど青い光だった。

 

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2020年7月 8日

陽光と青空てふはかくまでに嬉しきものと今日は知りたり

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本当に久しぶりの青空と太陽が拝めた。

 

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2020年7月 7日

今日もまた塊と化す葦の葉のなびけるそばに波走る川

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今日も風が強い。裏の川の水面は常に波立って、川原の葦も大きくなびいている。

 

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2020年7月 6日

川土手の流れに沿ひて茂りたる篠竹に隠れ葦切は鳴く

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我が家の裏手の川土手の内側(つまり流れの側)の篠竹が年々成長して、この夏は結構大きくなってしまった。この篠竹の向こう側から、ヨシキリの賑やかな鳴き声が聞こえる。この分では、我が家の一階からは川の景色が見えなくなるかもしれない。

自然界というのは、長い間にはずいぶん見た目が変わってしまうということだ。

 

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2020年7月 5日

熊本の雨を知らずに静かなる川面を滑る如く行く鴨

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裏の川を、鴨が静かに泳いでいた。九州の川もこのくらい静かならいいのに。

 

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2020年7月 4日

広き野の緑に染まる彼方には霞ヶ浦の水ぞ光れる

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今日の写真は、茨城県笠間市内にある愛宕山という山の山頂付近から眺めた関東平野。ほぼ真ん中の地平線付近に霞ヶ浦が光っているのが見える。

これだけ広くて平らな平野が緑に覆われているというのは、茨城県ならではの風景だ。

 

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2020年7月 3日

強風になぎ倒されて昼過ぎも寝たるままなり川土手の葦

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今日はそれほどの強風ではなかったが、裏の川土手の葦は、昨日の強風ですっかりなぎ倒されてしまっている。元のように起き上がるまではしばらくかかりそうだ。

 

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2020年7月 2日

梅雨明くる前の日暮れの人心地十・八てふ月齢の空

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今日はこの辺りも真夏日になったようで、日中は汗が滴り落ちたが、さすがに梅雨明け前のこととて、日暮れになると涼しい風に変わった。

月齢 10.8 という月が出ている。

 

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2020年7月 1日

大風は葦なぎ倒しぐいぐいと夏の気配を押しつけてくる

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今日の日中は、雨はそれほどでもなかったが、まるで台風のような強風が吹き荒れた。日が暮れてだいぶ収まったが、それでも窓を開けるとカーテンが大きくなびく。

上の写真を見ても、川面は波立ち、岸の葦の葉が風のために横倒しになるほどなびいているのがわかる。明日も強風は続くらしいから気を付けよう。

 

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