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2020年8月31日

突然の涼しき風の夕暮れに家路を辿るクルマの灯かり

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8月の月末に至って、期待以上の涼しさになって驚いている。日が暮れてからは「秋の深まり」みたいなものを感じさせるほどの風が吹いている。

とはいえ週間天気予報をみると明後日以後は 30℃ 以上の真夏日が続くようなので、油断は禁物だ。

 

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2020年8月30日

猛暑日の三十五度の境目を越ゆることなき日の来るを待つ

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写真は今日の朝焼け。5時過ぎ頃の東の空である。

日の出は今月初めに比べて 20分以上も遅くなっているが、日が昇ってしまえば相変わらずの猛暑だ。もうそろそろ勘弁してもらいたい。

明日 31日の山場を越えると少しは楽になるらしいので、9月の声を聞くのが本当に楽しみだ。

 

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2020年8月29日

青空につくつくぼうしと油蝉鳴く声響き雲湧きもせず

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8月末になっても猛暑日が続くというのは、「これ、ちょっと反則だよ!」と言いたくなってしまうほどだ。

明日もまた、この辺りは最高気温が 36℃になるとの予報で、9月に入ってようやく少しは落ちつくという予報だ。こうなるとただひたすら、明日を無事に乗り越えようと思うばかりである。

朝から晩まで蝉の声が鳴りひびいている。

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2020年8月28日

もくもくとただひたすらにもくもくと積乱雲は沸き立ちにけり

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今日は朝からちょっと異常なまでの蒸し暑さだった。どうやら夕べが蒸し暑くて、夜明けになっても気温が下がりきらなかったため、日が昇ってすぐに気温がどんどん上がってしまったためらしい。さらに湿度も高かったので、汗が噴き出しっぱなしだった。

空には雄大な積乱雲がもくもくと湧き上がり、いつ激しい夕立になるかと覚悟していたが、この辺りは降らずに済んだ。

 

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2020年8月27日

裏の川の小さき中州の端に立つ青鷺は疾く飛び去りにけり

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裏の川の小さな中州にアオサギが立っていた。シラサギと違ってアオサギはやたら臆病で、人がわずかに近付いただけですぐに飛んで逃げてしまうから、さりげなく極力ゆっくりと近づき、ことさらに目立たないように iPhone のカメラを構えて何枚か写したのだが、やはり距離が遠すぎて小さくポツンとしか撮れない。

望遠を一杯に効かせてなんとか姿の判別ができる程度の距離に近付いたところで、やはりこちらの存在に気付かれてしまい、あっという間に飛んで逃げられてしまった。写真は飛び立ったばかりの一瞬の姿である。

 

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2020年8月26日

水嵩の下がれば草の生えきらぬ小さき中州現るる川

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梅雨が長引いて、裏の川は 7月半ばから最近まで水量が一杯だったが、ここに来てようやく減ってきた。中州の部分は背の高い草が水面より上に現れているだけだったが、草の生えていない土の部分も見えてきた。

まだまだ暑いが、少しずつ秋の気配が見えてきているような気がする。

 

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2020年8月25日

秋近しと知るは涼しき風受けて稲穂の垂るる姿見る時

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今日は近所の図書館に寄ったところ、すぐ隣の田んぼの稲の穂が見事に垂れ下がっていた。稲刈りが近いという実感がどんどん強まってくる。

 

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2020年8月24日

盆過ぎて日暮れの早くなりたるは淋しくもあり嬉しくもあり

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近頃はそれなりに、日の暮れるのが早くなってきた。それもあって、今日は少しは涼しい夕暮れになったが、明日からはまた暑さがぶり返すなんて言っている。

涼しさは順調にはやってこないらしい。

 

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2020年8月23日

雨上がり夕焼け空に三日月の浮かびゐる頃戻り来たりぬ

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今日、つくば周辺は雨になったらしいが、私は茨城県北部に出かけていたため、雨には遭わなかった。夕方過ぎに戻ると、きれいな夕焼け空に三日月が浮かんでいた。

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2020年8月22日

夕方に降るかも知れずと言はれたる雨は降らずに暮れて行くなり

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今日は午後から雨が降るかも知れないという予報だったが、全然そんなことはなかった。ただ、夕方過ぎから少し涼しくなったような気はする。

明日は朝から雨になるようだが、気温はきちんと 30℃になるという。秋の彼岸頃の気候が待ち遠しい。

 

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2020年8月21日

ドアノブを握れば熱き夏の午後除草の後も草は伸びゐる

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ドアノブを握ると体温以上に熱い。日の当たる外側ではなく、玄関の内側でも熱いのだから、気温自体が体温以上なのである。

除草後の土手も既に草が元のようにはびこり始めた。

 

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2020年8月20日

雲一つなき空の下広がれる田に黄の色の差し始めたり

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今日はちょっと湿度が低めで、気温は相変わらず高いものの昨日よりは過ごしやすい気がした。写真は図書館の駐車場から眺めた田んぼの風景。

月末には稲刈りが始まるだろう。

 

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2020年8月19日

最近に廃せられたる小学校の白き外壁光る夏の日

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川向こうに最近廃校となった小学校がある。夏の日に照らされて、白い外壁が光っている。

 

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2020年8月18日

白百合の白き花弁の内側にしどけなきかな黄色の花粉

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白百合の花が咲いている。「テッポウユリ」というものだと思っていたが、実は葉の形からすると「タカサゴユリ」か、あるいはこの 2つの種類の交雑種かもしれない。

白い花弁の内側に無造作に付く黄色の花粉が、なんだかしどけない。

 

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2020年8月17日

北の空もくもくと湧く積乱雲は恵みの雨を降らせたるらし

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今日は茨城県の水戸以北では久しぶりの雨が降ったらしい。夕方 5時頃につくばの地から北の空を眺めると、大きな雲がもくもくと湧いていた。

あの雲がもっと南下していたら、この辺りでも恵みの雨になっていたかもしれない。

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2020年8月16日

秋といふ季節が来ると思はれぬ暑さの元で垂るる稲穂よ

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近所の田んぼで、稲の穂がますます稔って垂れ下がってきている。本当にもう、稲刈りが近い。

ただ、日差しと気温はなかなか秋らしくなりそうにない。

 

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2020年8月15日

筑波嶺を包み広がる西空でかなとこ雲は夕陽に染まる

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今日もまた暑い日だった。筑波山の西側にもくもくと盛り上がった入道雲がさらに広がり、午後 5時過ぎには大きなかなとこ雲になった。

雷がやってこなくてほっとしている。

 

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2020年8月14日

猛暑日の熱冷め切らぬ夜は明けて熱き日はまた昇り来たれり

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昨日はつくばの地でも気温が 35℃ を超える猛暑日となり、夜になってもなかなか気温が下がらなかった。そして夜明けまでその熱を持ち越しているうちに、またしてもいかにも熱そうな真夏の太陽が昇り始めた。

今年は下手に我慢せず、素直にエアコンを使っている。

 

 

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2020年8月13日

きのこ雲思はせてこそ湧き上がる積乱雲は白きかたまり

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今日もやや不安定な雲行きで、埼玉県では雷の影響で、かなりの規模の停電があったらしい。つくばの地でも昨日よりずっと大きな、きのこ雲のような積乱雲が湧いたが、ありがたいことに大きな影響はなかった。

 

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2020年8月12日

もくもくと高き空まで湧き上がる入道雲の影の暗さよ

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今日は昼過ぎから大きな入道雲がもくもくと湧き上がり、雷が鳴って一時的に雨になった。それほどの大雨ではなかったが、古河の方では大変な降りになったらしい。

 

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2020年8月11日

真青なる空を映せる川面には風波立ちて白く輝く

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今日はものすごい暑さだった。近所の小貝川の土手に立つと、濃い青の空を映した川面が猛烈な陽光を反射してキラキラと輝いていた。

 

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2020年8月10日

靴底の形にへこむアスファルト暑さの中で稲穂垂れゐる

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4日前にも稲の穂が垂れ始めて来たと書いたが、それに加速度がつきかけている。本当に早いところでは今月末から稲刈りが始まるのだが、この暑さはいつまで続くのだろう。季節感が錯綜してきた。

 

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2020年8月 9日

真夏日の夕陽は雲の西端を薄桃色に染め沈み行く

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梅雨明けは遅かったものの、明けてからはずっと真夏そのものの陽気である。夕暮れの空に浮かぶ雲の端を、沈みかけた陽が染めている。

 

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2020年8月 8日

盆休み初日となれど高速道のサービスエリアに人影まばら

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今日は所用のため、久しぶりで茨城県中央部(水戸近辺)にまで行った。写真は常磐道の友部サービスエリアの様子。連休とお盆休みの初日というのに、驚くほど空いている。

 

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2020年8月 7日

向日葵といふ花は時に日輪に背を向けて咲くこともあるなり

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ヒマワリという花は太陽の動きを追って咲くのでその名が付いたと言われるが、それはどうもガセネタのようである。この写真のように、逆光補正をしてようやく黄色の花びらがわかるという咲き方があるのだから、それは明白だ。

 

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2020年8月 6日

田の稲は未だ緑のままなれど穂の垂れ始めゐるに驚く

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ふと気づいてみると、近所の田んぼで稲の穂が垂れかけていた。今月末には、稲刈りも始まるだろうという時期になっている。

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2020年8月 5日

雲のなき中天近く昇れども朧のままの十五夜の月

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今夜は満月。ただ、夜になっても気温と湿度が高いため、おぼろ月夜になっている。

 

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2020年8月 4日

真っ青に抜けたる如く晴れ渡る空の奥より日は射し来たり

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梅雨の明けた 8月 1日の写真と同じアングル。ただ、今日の空の方が真っ青で雲がない。

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2020年8月 3日

梅雨開けて三日目の空暮れかかり消え残りたる入道雲よ

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梅雨が開けて三日目、暑い日だった。夕方、入道雲が小さく消え残っていた。

 

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2020年8月 2日

八月の声聞き遂に梅雨明けて二日目暮れて十二夜の月

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梅雨明け二日目の夜になり、月齢 12.3 という月が清かに照っている。

 

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2020年8月 1日

梅雨明けて盆過ぎまでの半月をどう過ごさむと思案する午後

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ようやく東海と関東甲信越の梅雨明けが発表された。

8月の梅雨明けはかなり遅い。お盆を過ぎれば日の入りも早くなってしまうし、今年の夏は短いと覚悟しておこう。コロナ騒動もあって、どう過ごしていいかわからない夏である。

 

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