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2021年1月31日

山里に吹雪もたらす風止みて川面の波も静まりきたり

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風の強い日が続いている。関東では空っ風の木枯らしだが、山間部は吹雪だろう。

川面に立つ波は、夕方を過ぎて少し落ちついてきた。

 

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2021年1月30日

木枯らしの吹き荒れて空晴れ渡り遠くの山は霞ゐるなり

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今日は冷たい風の吹き荒れる一日だった。

この風のおかげで、上空はきれいに晴れ渡ったが、地面近くは砂埃のせいか、ぼんやりと霞んでいる。

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2021年1月29日

雪止みて晴れ渡る空に太陽は眩しきまでに昇りきたれり

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昨夜は雪だったが今朝はきれいに晴れ渡り、朝日が眩しいほどだった。月末までは晴れるという。

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2021年1月28日

つくばにも冷たき風は吹き来たりみぞれは雪に変はりたるなり

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つくばの地にもついにまともな雪が降ってきた。午後 2時半頃にクルマで出かけた時は、僅かにみぞれ混じりの雨という感じだったが、4時頃に戻ってきた時にはもう完全に雪に変わっていた。

もっとも、この雪も夜の 8時過ぎには止むらしく、明日は晴れるので積もることはないようだ。

 

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2021年1月27日

水量のやや戻りたる水門に白鷺は降り羽を休める

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裏の川の水門の辺りに、白鷺が降りて休んでいた。

今年はいつもの年より白鷺が少ないような気がするのだが、どうしたんだろう。年が明けてから雨が極端に少なく、水量が減って魚を漁りにくくなったためだろうか。

一昨日までの雨で、水量が多少戻ったので、鷺も戻ってきたのかもしれない。

 

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2021年1月26日

足許の地球の廻るスピードで陽はぐいぐいと昇りくるなり

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昨日は月の写真で、今日は日の出の写真である。東の空が明るくなり始め、太陽の上の部分が僅かに顔を見せ始めた時から注目していたが、見る間に昇りきってしまった。

「日の昇るスピードとは大したものだなあ!」と思ったが、よく考えれば、これは地球の自転のスピードだ。地球の自転というのは何しろ 24時間で 1周してしまうのだから、凄いスピードである。

 

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2021年1月25日

冬晴れの夕空に浮く陰影は月齢十一・九の月

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午後 5時前に東の空高く月が出ていたので、今日は iPhone ではなく、コンパクトカメラで望遠を一杯に効かせたところ、結構きれいに撮れた。

今日の月齢は 11.9。明日は 12.9 で、いわゆる「十三夜月」になるようだが、午後から曇るという予報なので、今日の月を「十三夜月に近い月」としてアップしておく。

 

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2021年1月24日

降雪もあるとの予報当たらずに空はだんだん高くなりゆく

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雪になるかもしれないという予報だったが、どうやら午前中の雨だけで済んだようだ。

クルマのタイヤはスタッドレスに履き替えたので、雪はドンと来いというつもりだが、まあ、降らないに越したことはない。

 

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2021年1月23日

ぎらぎらととヘッドライトを映し込む今年初めて濡れたる路面

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本当に久しぶりの、本格的な雨降りとなった。濡れた路面に街灯や信号、車のヘッドライトが映り込むのを見るなんて、今年になって初めてだと思う。

 

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2021年1月22日

冬用のタイヤに替えて二日後に降るかも知れぬ雪を待つなり

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今日は一日青空だったが、明日から天気が崩れるらしい。

日曜日は平地でも雪が降るかもしれないというので、今日はスタッドレス・タイヤに履き替えた。

 

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2021年1月21日

冬の日は凍ゆる夜の明けてより青空のまま暮れて行くなり

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今日は夜明け前はひどく寒かったが、日中は陽射しが暖かいとさえ感じられた。

下旬は月末にかけて曇りがちになるが、冷え込みはそれほどでもないようだ。ただ、油断はならない。

 

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2021年1月20日

昇り来る朝日に映えて白雪に朱み加ふる日光の山

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昨日から冷たい風が吹き荒れていたので、今朝は北の方角に日光の山々がはっきりと見渡せた。雪が朝日に輝いて朱みまで帯び、あまりにきれいなので、iPhone ではなく、20倍までの望遠撮影の可能なコンパクト・カメラを引っ張り出して撮影した。

左が男体山で、その右側が女峰山だろう。写真では鉄塔と電線が邪魔だが、仕方がない。

 

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2021年1月19日

耳を千切るほどの木枯らし吹く川に乱反射する冬の陽射しよ

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天気はよかったが、冷たい強風の吹き荒れる一日だった。外を歩いていると、耳が千切れそうに冷たかった。

写真は小貝川の土手から見た太陽。川面には小さな波が無数に立って、光を乱反射している。

 

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2021年1月18日

お年玉年賀葉書の三等賞に当たりて鶴と亀とが遊ぶ

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お年玉付き年賀葉書の 3等賞が当たったので、たまたま郵便局に行ったついでに交換してきた。

鶴亀の伝統的デザインだが、シールタイプの今どき仕様。

 

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2021年1月17日

寒天の元に置かれし赤と黄のパワーショベルの動くことなし

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今日は昨日と一転してとても肌寒い一日だった。水曜は寒さの底になるらしい。

川向こうの土手の影に、2台の工事用車両が(パワーショベル?)が昨年からずっと置きっぱなしになっている。時々これを使って何かの工事をしているという様子でもない。

一体どうなってるんだろう。

 

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2021年1月16日

西空に低く浮かべる三日月の影の部分も光りて映る

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日が暮れて西の空に見えた三日月を iPhone のカメラで一杯一杯に拡大して撮ったら、影の部分までまん丸く映ってしまった。見ようによっては不思議な写真である。

 

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2021年1月15日

寒き日の暮れて東の彼方には明日の陽射しの見ゆる心地す

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今日は陽が射さず、時折冷たい雨の降る寒い日だった。気がつけばとっくに日が暮れていた。

明日は暖かくなり、明後日からはまた寒くなるという。めまぐるしいことである。

 

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2021年1月14日

小貝川左岸に立てば夕暮れの上流に雲一つなきなり

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今日もまた雲一つなく眩しいほどの晴天。昼間はかなり暖かくなったが、日が暮れてまた気温が下がってきた。明日は寒くなるらしい。

 

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2021年1月13日

土手道と車の窓の白き霜を昇り来る陽も解かす能はず

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写真は今朝の日の出の様子。風はないものの凍えるほど寒かった。

土手の道にはびっしりと霜が降りていて、クルマの窓ガラスも真っ白に凍り付いていた。朝一番で出かける用事があったため、この氷を解かすのに 10分以上エンジンを付けっぱなしで暖めなければならなかった。

 

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2021年1月12日

東京で霙降りたる寒き日につくばの雨の白くはならず

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「雪になるかもしれない」との予報があった今日は、石岡のあたり(つくばのちょっと北)までクルマで出かけたので、スタッドレスタイヤに付け替えようかどうか迷ったのだが、「まあ、大丈夫だろう」とそのまま出かけて、結果的には正解だった。

東京はみぞれになったというのだが、つくば周辺は小雨のままで済んだ。

早めにタイヤを交換してしまうと、雪の降っていない日でもそのまま走ることになるので、減りが気にかかってしまう。この辺りが雪になりやすいのは今月末か来月の初めからなので、その頃までなんとか我慢しよう。

 

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2021年1月11日

紫陽花を株ごと枯らす寒風の明日は平地に雪を運ぶか

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昨年 11月にも、裏のアジサイが枯れたままドライフラワー化している様子を書いた(参照)が、この時はまだ葉が緑色だった。ところが最近は葉も含めて株全体がドライ化してしまっている。

今日はとても寒い一日だった。天気予報は、明日は平地でも雪が積もるかもしれないと言っている。

 

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2021年1月10日

木枯らしの雲を払ひて澄み渡る夜空の奥に光るオリオン

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大雪の日本海側の人たちには申し訳ないほどの青空の日が暮れた。写真ではわかりにくいが、オリオン座が輝いている。

 

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2021年1月 9日

新潟で雪かきをして疲れ切る友には言へぬほどの青空

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今日は新潟県の知人数人と Zoom でミーティングしたのだが、全員「雪かきで疲労困憊」と言っていた。

写真はつくばの夜明けの様子。申し訳なくて言えないほどのピーカンの天気である。

 

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2021年1月 8日

年越しの癌の疑ひ晴れし日の西の地平を染むる夕焼け

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詳しいことは明日の Today's Crack に書こうと思っているが、昨年久しぶりに受けた健康診断で大腸がんの疑いがあると言われ、精密検査を受けたところ腫れて「異常なし」との結果が出た。

写真は病院の帰路で写した夕焼けである。東北や北陸の日本海側は猛吹雪に見舞われて大変なことになっているらしいが、こちらとしては申し訳ないほど晴れ晴れとした気持ちになってしまった。

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2021年1月 7日

故郷を覆ふ地吹雪思はせて川面を走る波の影かな

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今日は朝から風が強い。関東は晴れているが、日本海側は大荒れの天気だという。

故郷の酒田はさぞかし猛烈な地吹雪になっているだろう。思いを馳せて、Today's Crack に「酒田の地吹雪の凄さ」という記事を書いた。

 

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2021年1月 6日

寒中の家に籠もりて暮らすうち知らぬ間に日は暮れてゐたりき

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新年も 6日まで経つと、いろいろな用事ができて忙しくなってしまう。今日は家で仕事に没頭するうちに、いつの間にか日が暮れてしまっていた。

 

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2021年1月 5日

明け方の気温は零下一度にて寒に入りたる空は曇れり

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今日は小寒。最低気温がマイナス 1度だった朝から曇りがちで、時々日が射したものの、寒い一日だった。

今年の大寒は 1月 20日、立春は 2月 3日となる。それまでは寒中ということになり、寒さに耐えなければならない。

 

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2021年1月 4日

残照の五時を過ぎても消えぬ空冬の寒さはこれからなれど

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昨年の 11月初旬から 12月の下旬まで、日の入りは 16時 20分台だったが、今日の日の入りは 16時 37分。17時を過ぎても残照があり、少しは日が伸びたような気がする。ただ、本格的な冬はこれから深まるのだが。

 

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2021年1月 3日

新年の三日目の空日光の山の頂隠す層雲

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今日もずっといい天気ではあったが、北の空の低いところに雲がたなびいていて、日光の山々の頂のみが隠されていた。

 

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2021年1月 2日

駅伝の往路を身終へ知らぬ間に正月二日の日は暮れゐたり

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箱根駅伝の往路のテレビ中継を見て、年賀状の追加作成などをしているうちに、いつの間にか日が暮れていた。

暮れの時間はゆっくりしていたが、年初は速い。

 

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2021年1月 1日

羽黒なる火伏せの牛にこの年はコロナ退散合わせ祈らむ

210101明けましておめでとうございます。新年恒例の年賀状をお届けいたします。この歌のココロは、本日付 ”Today's Crack” にあります。

 

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