« 連休の山の吹雪に呑まれたる命のあれど日は暮れていく | トップページ | この時期の最後の小さき紫の花咲かせゐるローズマリーよ »

2021年5月 6日

対岸の木のいづれかにゐるらしき葦切の声響く青空

210506w

昨日辺りから裏の川土手の藪にヨシキリ(オオヨシキリ)がやってきて大きな声で鳴いている。漢字で書けば「葦切」だが、鳴き声が「ギョギョシ、ギョーギョーシ・・・」と聞こえるので、「仰々子」とか「行々子」とも書く。

鳴き声がやかましいので、一茶の句に「行々子口から先に生まれたか」というのがあるほどだ。「行々子」は俳句では夏の季語で、見上げれば、なるほど夏の空である。緑が日増しに濃くなっていく。

 

|

« 連休の山の吹雪に呑まれたる命のあれど日は暮れていく | トップページ | この時期の最後の小さき紫の花咲かせゐるローズマリーよ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 連休の山の吹雪に呑まれたる命のあれど日は暮れていく | トップページ | この時期の最後の小さき紫の花咲かせゐるローズマリーよ »