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毎年この季節になると、庭の隅っこの方に小さくて可憐な白い花が咲き始める。その季節の最初に見かけた時は決まって、「はて、何という名の花だっけ」と思い、すぐに「そうそう、ドクダミだった」と思い出す。
毎年咲くのに、心の中で名前が定着しないほど、可憐さに似合わない気の毒なほどの名前である。
2021年5月12日 夏の歌 | 固定リンク Tweet
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