« 2021年6月 | トップページ | 2021年8月 »

2021年7月31日

暑き日の暮れかけてなほ川面には熱き青さの空映りゐる

210731w

暑い一日が暮れようとしているが、川面に映る空の青さはまだ「熱さ」を感じさせる。

 

| | コメント (0)

2021年7月30日

夏空が雷雨と変はりまた晴れて何でもありの雲の形よ

210730w2

早朝のうちは青空が広がっていたが、天気予報を聞けば関東は広く曇りとなり、雷雨の可能性もあると言っていた。

信じられないとばかりに洗濯物は外干ししていたのだが、そのうちにどんどん空が暗くなり、洗濯物を室内に取り込み終えた途端に激しい雷雨になった。

そして昼過ぎからは再び青空。まさに「何でもあり」の天候である。天気が「何でもあり」なので、雲の形もまた「何でもあり」だ。

 

| | コメント (0)

2021年7月29日

水といふ重たきものをぐいぐいと空に押し上げ積乱雲立つ

210729w

今日もたまらなく暑い。空には入道雲がもくもくと湧き立っている。こうした景色を見ると、「あの雲に含まれる水の量はいかほどのものなのだろう」と思ってしまう。それが一挙に降って来たら、大変な大雨になる。

幸いなことに、夕暮れが近付いても雲がここまで移動してくることもなく、だんだんと小さくなってきた。これで土砂降りの雷雨になることもないだろう。

そういえば、「水/重い物」といったような言葉で、過去に歌を詠んだことがあったと思い出して自分のブログ内を検索してみると、次の二首が見つかった。

かくまでの重たき水を空中に支へゐたるか積乱雲は (2008/7/14)

青空がありさへすれば水といふ重たきものも平和なるなり (2015/5/⒏)

今日の歌は同じキーワードでの第三弾。

 

| | コメント (0)

2021年7月28日

降るはずの雨降らずして台風は今東北を横切るといふ

210728w

千葉か茨城に上陸の見込みと言われていた台風は、宮城県に上陸して東北を横断中だという。

つくばの空は戸惑っている。

 

| | コメント (0)

2021年7月27日

台風は遙か東の海上で時折雨を送り込むなり

210727w

台風接近が伝えられているが、実際にはなかなか近付かない。今日もどっと朝にどっと雨が降ったかと思うと、昼過ぎには晴れてしまったり、わけのわからない天気だった。

写真は夕方近くなって、西に傾いた太陽。真上の雲との対比が強烈だ。

 

| | コメント (0)

2021年7月26日

西空を赤く染めたる夕焼けは台風接近を語らざりけり

210726w 

夕方、西の空がかなり見事な夕焼けに染まっていた。

子どもの頃は「夕焼けだと明日も晴れ」と教わったものだが、明日は台風接近で雨になるのが確実だ。今回の台風は東から接近して上陸という変わったコースなので、子どもの頃の常識にかからないのだろう。

 

 

| | コメント (0)

2021年7月25日

海原も小貝の川も水なれば夏空映し青く輝く

210725w

小貝川の岡堰を通って帰宅した。

川面が「海なんじゃないの」というほど青い。同じ水だもの、それも道理か。

 

| | コメント (0)

2021年7月24日

突然の土砂降りのなき夕刻に高き雲のみ白く輝く

210724w

毎日が暑い。ただ、このところは突然の土砂降りにならずに済んでいるだけありがたい。

写真は夕暮れ直前の雲の様子。

| | コメント (0)

2021年7月23日

今日の日の地平の雲は大いなる入道雲となり損ねたり

210723w

今日も強烈な陽射しが照りつけ、日向にいると首筋のあたりが火傷しそうに暑い。

もっとも朝の天気予報では、この辺りは「曇り時々晴れ」で、昼過ぎから雷雨の懼れありとのことだったが、全然降らずに済んだ。日光辺りでは猛烈な雷雨だったらしいが。

遠くに見える雲も、大きな入道雲に育ちそびれている。

 

| | コメント (0)

2021年7月22日

油蝉一声鳴けばその度に樹々の緑の濃さは深まる

210722w

今日も朝から暑かった。

昨日のコロナ・ワクチン 2度目の接種の影響は軽く、少し左腕に痛みが残っている程度で、熱が出たり頭がボウッとしたりなんて症状はない。知り合いに 37度とか 38度とかの熱が出て、2日寝込んだという人が 2人いるが、私の場合はまったく軽い方だろう。ありがたいことだ。

蝉の声が聞こえる。一昨日の朝、アブラゼミの初鳴きを聞いたばかりだが、今日は川のウシガエルと大音量で鳴き競っている。夏の本番が始まっている。

 

| | コメント (0)

2021年7月21日

二回目のワクチン接種せんとする我が身に蝶の止まり動かず

210721w

今日は 2回目のコロナワクチン接種をした。この接種に出かけようとしたところ、どこからか飛んで来た蝶が私の Tシャツの腹の辺りに止まってしばらく動かずにくつろいでいるので、なかなか動き出せなかった。

後でインターネット上の図鑑で調べると、キタテハの仲間のようだ。

 

| | コメント (0)

2021年7月20日

むつとするまでに緑の濃き中で牛蛙二匹もうもうと鳴く

Img_0931

今日もまた、猛暑が続いた。裏の土手の緑はいよいよ濃く、その中でウシガエルがモウモウと鳴き続ける。

 

| | コメント (0)

2021年7月19日

田を覆ふ稲の緑に隙間なく夏の陽射しを受けて逃さず

Img_0928

田は既に緑色に成長した稲でびっしりと覆われ、照りつける夏の陽射しを吸収している。

 

| | コメント (0)

2021年7月18日

先端に小さく白き花付けて青空に映ゆアップルミント

210718w

今日も暑い一日だった。この暑い中、庭の雑草刈りの仕事をして大汗をかいてしまった。

写真はアップルミント。

 

| | コメント (0)

2021年7月17日

真夏日の水面に遊ぶ鳥たちも水のぬるきを感じゐるらむ

210717w

梅雨明け二日目の今日、つくばの地は最高気温が 33度ぐらいまであがったらしい。いきなりの暑さで、日向に出ると火傷しそうな気がするほどだ。

写真は日が落ちかけた頃の川の風景。鴨たちが遊んでいるが、水がいつにないほど温んでいると感じているだろう。

 

| | コメント (0)

2021年7月16日

木の緑空の青さのことさらに濃くなりし今日梅雨は明けたり

210716w

朝方は霧がかかっていたが、それが晴れるとともにどんどん気温が上がり始めて、昼には完全に「真夏日」の様相を呈した。日向を歩くだけで、カッと照りつける太陽のせいで頭がクラクラするほどだ。

関東東北の梅雨明けが発表され、いよいよこれから「暑い夏」が始まる。

写真は買い物に行ったホームセンターの駐車場からの景色。空の青も地上の木の緑も、一挙に濃くなった。

 

 

| | コメント (0)

2021年7月15日

梅雨明けは明日か明後日ならむとて中途半端に湧く積乱雲

210715w

天気予報が、「明日か明後日に関東にも梅雨明け宣言が出される見込み」と告げていた。今日は朝から青空ではあったが、昼前に雷の音が響き、「また一雨来るか」と身構えたが、結局は降らずに済んだ。

空を見ると、積乱雲がいかにも中途半端に湧いている。今日でも十分に暑い気がするが、本格的な夏はこれからだ。

 

| | コメント (0)

2021年7月14日

久方の光を注ぐ青空に白鳥のごと雲流れゐる

210714w

今日は昼頃に雨が降るとの予報だったが、結局そんなこともなく、久しぶりの青空が望まれた。私が屋外で仕事をするとなると、大抵こういうことになる。あまりにも長期間にわたって黒雲しか見ていなかったので、青空を見てほっとした。

我ながらありがたい晴れ男振りだが、今の季節、もう少し曇ってくれた方が暑さが和らいだかもしれないなんていうのは、贅沢というものだろう。

 

 

| | コメント (0)

2021年7月13日

雨ならぬ滝の如きの降りように玄関前は川と化したり

210713w

今日は午前 9時前に出かけようとしていたところ、8時半頃から猛烈な雨になって、我が家の玄関前は川と化した。

クルマに乗って川の中を進むような感覚で、やっとの思いでこの洪水状態を脱した。

 

| | コメント (0)

2021年7月12日

空覆ふ黒雲てふは空中に漂ふ水の塊ならむ

210712w

朝方は気持ちのいい青空だったので、今日はずっとそのままという気がしていたのだが、やはり夕方にどっと一雨来た。

とはいえ、機能のような大雨にはならずに済んだ。「滝のような大雨」という言い方があるが、あれはまさに「滝そのもの」で、今日のはちゃんとした「通常の雨」だった。

 

| | コメント (0)

2021年7月11日

落雷と雨の波紋を地と水に刻みて厚き雨雲は去る

210711w

午後 4時頃から 1時間以上、ものすごい雷雨になって、周囲に落雷しまくり、我が家も断続的に停電になった。

5時半頃に雨雲が通り過ぎたようで、ウソのように静かになったが、このあたりが水害危険区域となっていた 20年前ぐらいだったら、確実に洪水になっていたと思う。

熱海や西日本などの水害地域では、あんな雨がもっと長時間降り続いたのだろう。生きた心地もしないというのはああいうことを言うのだろうと思ったほどだ。

上の写真は、窓を開けてもなんとかなるくらいになってから写したもの。それでも川面に雨の波紋がくっきりと刻まれて、遠くの景色はほとんど見えていない。

 

| | コメント (0)

2021年7月10日

筑波嶺の男体山の雲は晴れ西の空より雷を呼ぶ

210710w

今日の天気は、朝は曇り、昼頃は晴れ、その後は夕方に雨が降り出して夜には雷雨となり、遅くなって落ちつくという、めまぐるしい変わりようだった。

写真は昼過ぎの筑波山。雲が晴れて男体山(西側の峰)が顔を出している。

 

| | コメント (0)

2021年7月 9日

白鳥にあらで舞ひ飛ぶ蝶々の白き姿の名の花は咲く

210709w

信州の道端に白くきれいな花が咲いていたので、写真に収めておいた。iPhone の図鑑で調べると「ハクチョウソウ」という花らしい。

「なるほど、白鳥の飛んでいるような姿だ」と思ったが、漢字をみれば「白蝶草」とある。鳥ではなく蝶々であったか。

 

| | コメント (0)

2021年7月 8日

信州の旅路の半ば十数年ぶりに参りし善光寺なり

210708_20210708192501

信州に出張中。今日は予定の仕事が終わってから善光寺を参拝した。10年以上ぶりだと思う。

うまい具合に夕方頃から雨が止んで、参拝中は全然降られなかったが、ホテルに入ってから急にザアザア降りになったのには驚いた。

写真は善光寺本堂を裏手から見たところ。

 

| | コメント (0)

2021年7月 7日

黒雲の低く垂れ込め山裾を隠しゐたるも雨は降らざり

210707w

北陸に出張。大雨注意報が出ていて一日中黒雲が垂れ込めていたが、雨にはならずに済んだ。晴れ男伝、またまた更新。

 

| | コメント (0)

2021年7月 6日

見上ぐれば雲の切れ間に薄らと青き空あり明日は旅立ち

210706w

今日は朝のうちにほんの弱い雨が降っていたが、洗濯物は庭の軒下に吊しているうちになんとか乾いた。五日続けての浴室乾燥はしなくて済んで、ほっとした。

明日の朝早く、富山と長野への出張に発つ。天気予報では、富山に入る午後からは雨が止むらしい。自分の晴れ男振りに期待しよう。

 

| | コメント (0)

2021年7月 5日

珍しく我が目に触れし雉のありカメラにポーズ取らざりしかど

210705w

筑波山の向こう側までクルマで行き、ひなびた栗畑の中を走っていると、草むらの中で何か動いている。近付いてみるとキジだった。

以前はキジを見ることも珍しくなかったが、最近は久しぶりである。スマホのカメラを構えながら「こっちを向いておくれ」と呟いていたが、ついにベストアングルにはなってもらえないうちに、茂みの中に消えていった。残念。

 

| | コメント (0)

2021年7月 4日

いつまでも雨降り続け洗濯を四日続けて室内で干す

210704w

今日も雨降り。洗濯物を 四日続けて室内干しした。

 

| | コメント (0)

2021年7月 3日

川幅の広がりたるは改めてありがたきかな中州を眺め

210703w

ひどい雨が、午後になってから上がった。静岡では土砂崩れなどで亡くなった人もあるらしい。

我が家の裏手の川も、かない水嵩が増えてしまっている。我が家がこの地に引っ越してきた 40数年前は河川整備ができていなかったから、あんな雨が降ったら確実に洪水になっていた。

上の写真で見ると、川の中に中州のようなところがあるが、それが以前の対岸の名残である。15〜6年前に川の拡幅工事をして幅を 2倍にしたので、今回のような雨でも溢れずに済むようになったのだ。おかげで最近は夜中に大雨でも安心して寝ていられる。

 

| | コメント (0)

2021年7月 2日

大雨で川面がまさにすぐそこに迫れることに妻は驚く

210702w

昨日からかなりな量の雨が降って、裏の川がかなり増水している。この川の整備が行われる前(12〜3年前)だったら、確実に道路が冠水してしまっていただろう。

妻は階段の踊り場の窓から川を見て、「水面がすぐそこにある!」と驚いていた。

 

| | コメント (0)

2021年7月 1日

夏の日もふと気がつけば暮れてをり雨降る夜の広き川幅

210701w

月末から月初めにかけていろいろな仕事がたまってしまい、ようやく一段落ついた。ふと気付けばさしもの夏の日も暮れていて、雨が降り続いたために川幅もずいぶん広くなっている。

 

| | コメント (0)

« 2021年6月 | トップページ | 2021年8月 »