水といふ重たきものをぐいぐいと空に押し上げ積乱雲立つ
今日もたまらなく暑い。空には入道雲がもくもくと湧き立っている。こうした景色を見ると、「あの雲に含まれる水の量はいかほどのものなのだろう」と思ってしまう。それが一挙に降って来たら、大変な大雨になる。
幸いなことに、夕暮れが近付いても雲がここまで移動してくることもなく、だんだんと小さくなってきた。これで土砂降りの雷雨になることもないだろう。
そういえば、「水/重い物」といったような言葉で、過去に歌を詠んだことがあったと思い出して自分のブログ内を検索してみると、次の二首が見つかった。
かくまでの重たき水を空中に支へゐたるか積乱雲は (2008/7/14)
青空がありさへすれば水といふ重たきものも平和なるなり (2015/5/⒏)
今日の歌は同じキーワードでの第三弾。
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