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2022年2月28日

紅に染まれる雲の川面にも映りて二月終はらむとぞする

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今日で 2月も終わり。2022年の年が明けてからあっという間のような気がする。

小貝川の上の雲を紅に染めて日が沈む。

 

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2022年2月27日

日暮れても冷たき風の吹くこともなき如月の頃ぞ嬉しき

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急に暖かくなって、日が暮れてから外に出ても風が冷たくない。ようやく春に身が入ったようだ。

 

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2022年2月26日

南より吹き来る風を一杯に受けて逆波立つ春の川

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今日はかなり暖かかった。ようやく「まともな春」になったような気がした。

我が家の裏手の川は北から南に向かって流れているのだが、今日は南風なので、波が下流からの「逆波」になっていた。

 

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2022年2月25日

年ごとに我が我が庭の片隅に咲き春を知らせる黄のクロッカス

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我が家の庭に、毎年春先になるとクロッカスの小さな花が咲く。一時はクロッカスか福寿草か、どちらなのかわからなかったが、葉の形からクロッカスということにした。

この花が顔を出すと、急速に春らしくなってくる。明日は今日よりもっと暖かくなるようだ。

 

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2022年2月24日

一輪の梅も咲かねど春の陽を受けて小貝の川ぞ眩しき

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ちょっと前までは日本中のあちこちに行って歌を詠んでいたのだが、この 2年ぐらいはコロナ禍のせいで、ほとんど家の周りの風景しか読んでいない。

今日は天気もいいことだしと、せめて小貝川の遊歩道まで行ってみた。風はまだ冷たいが、光の色は完全に春になっていて、川面が眩しく光っている。

梅はまだ全然咲いていないが、来月になればどんどん咲き始めるだろう。

 

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2022年2月23日

水中に顔突っ込みて餌を漁る鴨の渡りは近づきゐるか

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今日は「暖かかった」とまでは言えないまでも、少なくともこれまでのような寒さではなかった。裏の川は確実にカモたちが戻ってきていて、賑やかさを取り戻している。

いつもはカモの群れに向かってカメラを構えると敏感に察知して飛び去ってしまうのだが、今日はゆっくりと狙い澄まして写真を撮ることができた。よく見ると、みんな水の中に顔を突っ込んで何かを食べている風情である。次の渡りに備えて腹ごしらえをしているのだろうか。

 

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2022年2月22日

少しずつ日の出の位置が北寄りに移り始めて春の空なり

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写真は今日の夜明けの様子。日の出の位置がだいぶ北の方に戻ってきた。光の印象だけは十分に春である。

ただ、冬型気圧配置が極端なので、風がとても冷たい。今週末から暖かくなるというので、本当に楽しみである。

 

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2022年2月21日

北風の冷たく吹けど板東は光のみてふ春の色なり

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今日はかなり寒い一日だった。「今期最強の冬型気圧配置」となったのだそうで、関東は青空が広がったが、気温が低く、風はめちゃくちゃ冷たかった。

ただ、家の中にいる限りは陽射しのせいで暖かく、まさに「光の春」である。ただ、「光のみの春」と言った方がいいかもしれないが。

 

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2022年2月20日

関東の北の外れの雪雲に日光の山は覆はるるなり

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今日は朝のうちはかなりの雨模様だったが、水戸の手前まで出かけるうちに上がり、帰りは所々の雲の切れ間に青空ものぞいていた。

写真は、つくばにかなり近付いた所から、北の方角に臨まれた日光の山々。男体山は辛うじて頂上まで見えるが、その東の日光白根山は雪雲に覆われている。

先週初め頃までは、週が変われば少しは暖かくなるとの予報だったが、またまた変わってしまい、暖かくなるのは週の後半からになるらしい。

 

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2022年2月19日

北風は吹けども春の光射す川面に鴨は戻り来たれり

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今月 14日にも書いたように、しばらくの間淋しかった裏の川に、鳥たちの姿が戻ってきた。空中にも鳥の声が満ちている。春の光に誘われて戻ってきたのかも知れない。

これはカモの姿。4羽のうち 1羽だけ私が写真を写しているのに気付いて飛び立ってしまったが、ほかの 3羽がゆったりと泳ぎ続けているのに気付き、決まりが悪そうにすぐ近くに着水した。

 

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2022年2月18日

北風の吹けども天然温泉の温もり残る身で帰宅せり

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今日は妻と一緒に、隣の千葉県柏市にある日帰り天然温泉に行って来た。まあ、妻と一緒とはいえ、入浴は当然ながら男女別浴なのだが。

午後の早い時間に行ったので、それほど混雑することもなく、まだ薄明かりの残るうちに帰ってくることができた。気付いてみれば、かなり日が伸びている。

 

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2022年2月17日

冬型の気圧配置に戻れりといへども春の光射しくる

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今日は空は青く晴れたが、冷たい北風が強く吹いた。ラジオの天気予報でもキャスターが、「西高東低の冬型が戻ってきました。今月下旬までは寒い日が続くでしょう」などと言っている。

ただ、せっかく 14日から「春の歌」ということにしているので、この際「冬の歌」には戻さずにおこうと思う。何しろ、「2月は光の春」というぐらいで、光の加減だけはちゃんと春らしくなっているので。

「3月は風の春」「4月は花の春」などと言われている。来月になれば、吹く風にも冷たさを感じなくなっているだろう。

 

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2022年2月16日

夜明け前つくばの里に落ち来たり朝日を受けて解けて行く雹

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夜明け前に急にバラバラっと大きな音が聞こえたので、大雨が降ったのかと思ったが、明るくなってから庭を見ると、降ったのは雹だったようだ。

枯れ草色で冬を越してきたクリーピングタイムの上に、朝日に解けていく雹が光っていた。

 

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2022年2月15日

遅咲きの我が家の梅も着々と花咲く準備進めゐるなり

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昨日辺りから、少しは春らしい陽の温もりを感じられるようになった。天気予報では、来週までは寒い日が続くが、再来週からは急に春めくという。まあ、再来週まで待たなくても、少しは春の雰囲気が出る写真を撮った。

我が家の梅の蕾である。この梅は超遅咲きで、他の梅の盛りが過ぎてからようやく咲き始めるのだが、蕾はこうして咲く準備を着々と進めているわけだ。

下旬になれば花が開くだろう。楽しみである。

 

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2022年2月14日

夜更けても雪とはならず明けぬれば白鷺来たり鳥の声満つ

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昨夜から今朝にかけては、もしかすると大雪になるかもしれないとの予報だったが、実際にはそこまで気温が下がらなかったようで、夜更けまで雨が降り、朝には青空が広がっていた。雪にならなずにホッとした。

そんなわけで、今日からは「春の歌」というくくりにする。まだこれからも寒の戻りが何度かあるだろうが、春分もとっくに過ぎているので、そういうことにさせていただく。

裏の川で鳥の声がし始めた。あまりに寒すぎてもう少し南まで下っていた鳥たちが、慣れた土地に戻ってきたのだろうか。久しぶりで白鷺の姿を写真に撮ることができた。

 

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2022年2月13日

新しく手打ち蕎麦屋の親戚のできてうれしくすすりたるなり

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この度、新しく親戚ができ、その家がおいしい手打ち蕎麦屋を営んでいる。

その打ち立てのそばをいただいてきて、家で茹でて食べた。絶品のそばで、ありがたいことである。

 

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2022年2月12日

土手際のところどころに解け残る雪は日陰の在処を示す

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10日の夜から降って積もっていた雪は昨日のうちにほとんど解けてしまったが、土手際のところどころで解け残っている。立木などの影になって、一日中日の当たりにくいスポットがあるのだ。

雪の解け残っているところは、一日中日陰になりやすいところと思えばいいようだ。夏でも涼しいところになる。

 

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2022年2月11日

一夜明け真白き雪の日となりぬ土手に一本の足跡続き

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昨日は、降るはずの雪が降らずに途中で雨に変わってしまったと書いたが、夜になってから再び雪になって一晩中降り続いたようで、朝起きて外を見ると真っ白な雪景色だった。

ただ、日中はよく晴れたのでその雪もすぐに解けてしまった。次は日曜の夜にまた雪になるかもしれないとの予報になっている。

この時期を越せば梅も咲いて春になるだろう。

 

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2022年2月10日

降るはずの雪は降らずに帰宅する車の列は流れ行くなり

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今日は雪になると思っていたのだが、午前中に少しチラホラ降っただけで、あとは雨に変わってしまった。

川の向こう側の県道も、帰宅のクルマのライトが何の問題もなく滑っていく

 

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2022年2月 9日

夜明けより雪降るといふ予報なり関東の空青く澄めども

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明日は関東も大雪になるおそれがあるというので、必要な買い物を早めに済ませた。

帰りに小貝川の岡堰付近を通り過ぎたが、明日から雪だなんて信じられないほどのいい天気である。関東の雪は、日本海側の雪とメカニズムが誓うので、こんな具合になるらしい。

明日の雪を越したら、どんどん春めいてくると期待したい。

 

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2022年2月 8日

この年も杉の花粉の少しずつ飛び始めたる気配を感ず

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今日は午前中は日が射さず、周り中がいかにも寒々しい光景に見えたが、午後からは雲が晴れて太陽が顔を出した。とはいえ、風はやはり冷たい。

その冷たい風の中を今年もスギ花粉が飛び始めたようで、鼻水とクシャミが出るようになった。やれやれ、今年もこうして春に向かっていくわけだ。今週の木曜日に関東にも雪が降るらしいから、その関門を潜り抜けたら本当に春を感じられるようになるだろう。

日が暮れかけた川向こうの道を、帰宅のクルマのヘッドライトの列が滑っていく。

 

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2022年2月 7日

鳥の影絶へてぞ冷ゆる裏の川に久方ぶりで真鴨の泳ぐ

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近頃、裏の川で水鳥の姿を見かけることが減っていたのだが、今日はマガモ(だと思う)の群れが泳いでいた。メスは体全体が茶色っぽくて地味だが、オスは頭部に緑色が混じっていて目に嬉しい。

相変わらず冷たい風が吹き続けて、川面も波立っているが、心は少し温まった。

 

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2022年2月 6日

青空も川に映れば北風の吹く冷たさを伝へゐるなり

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この写真、空だけを見れば春の陽気のように見えるかも知れないが、川面を見れば冷たい木枯らしが吹きすさんでいるのがわかるはずだ。

春が待ち遠しくなる写真である。

 

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2022年2月 5日

青空に積雲浮かび重なれど冬の雷鳴るに至らず

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今日は朝から晴れ渡り、昨日と同じぐらいの気温だったが、風が弱まったのでそれほどの寒さは感じなかった。とはいえ、日が暮れてしまうとかなり寒いのだが。

遠くの空に積雲が折り重なって浮かんでいる。夏だったらもくもくと立ち上って雷をもたらす入道雲になるのだが、冬なのでそこまではいかない。とはいえ、上空の気温がもっと低いようだと、雷になるのだが。

 

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2022年2月 4日

西空の雲の端には束の間の紅色の日の映りゐるなり

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今日は立春。節分の昨日に続いて穏やかと言っていい日だった。洗濯物もよく乾いた。

夕暮れ時もだんだん遅くなっている。この写真は夕方 5時頃のものだが、空の青さがしっかりと残り、雲の端が夕陽に紅く染まっている。

ただ、暦の上では春とはいえ、今週末からまた真冬の寒さが戻るらしい。「春の歌」のカテゴリーとするのは、その寒波が過ぎてからにしたい。

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2022年2月 3日

澄み渡る空に吹く風冷たくもなく節分の日は暮れて行く

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今日は節分。夜明け前はかなり冷え込んだが、日中はあまり冷たい北風が吹かず、落ちついた一日だった。

ただ次の日曜あたりからまたしても冷え込むらしく、春らしい気配が感じられるのは中旬頃からということになりそうだ。

 

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2022年2月 2日

欠けし歯の治療を終へて帰る道赤みの残る西の空なり

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今日、昼飯を食っていたら急に歯が欠けてしまった。自分の歯ではなく、差し歯だったのでそれをもって歯医者に行き、土台から作り直して元通りにしてもらった。

今日は予約が混んでいたようで、私の予約が取れたのは午後 4時半。治療が終わったのは 6時過ぎだったが、西の空はまだ薄明るかった。日が長くなったものである。

ただ明日は節分とはいえ、まだまだ風は冷たい。

 

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2022年2月 1日

北風の一日は暮れ県道を帰宅の車のライトが滑る

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今日も昨日とほぼ同じように、よく晴れたが、北風は冷たいという一日だった。ただ、風の冷たさは昨日ほどではなかったかもしれない。

いろいろ所用を片付けているうちに、あっという間に日が暮れた。川向こうの県道を、帰宅のクルマのライトが滑っていく。

 

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