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2022年4月30日

ひむがしの地平のかなり北寄りの所より日は昇り来たれり

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今朝、東の空から太陽が昇る時の写真。東の空とはいえ、春分を過ぎてかなり経ったので、だいぶ北寄りの所から日が顔を出すようになった。こうしてだんだんと夏に近付いていくわけだが、今日は晴れ渡った割には風が案外冷たく、「涼しい一日」だった。

明日からは 5月。少しは天候が安定してくれるといいのだが。

 

 

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2022年4月29日

水張れる田の表面に立つ波に冷たき雨の波紋重なる

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Today's Crack の今日付の記事(参照)でも書いたように、今年の春は初夏と冬とが交互に繰り返すばかりで、春らしい穏やかな暖かさがない。今日も冬のような肌寒さで、部屋ではストーブを焚いている。

水を張り終えたばかりの周囲の田は、雨の波紋と寒風に吹かれた波模様で忙しい。

 

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2022年4月28日

昨日より一転しての冷風に蒲公英の穂は小さくなれり

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昨日は夏の暑さで、日が暮れても Tシャツ 1枚で外を歩けたが、今日は天気はよかったものの一転して冷たい風が吹いた。このところ、夏と冬を行ったり来たりで、いかにも春らしい日というのがない。本当に気候が極端から極端に振れるようになってしまった。

タンポポの穂がどんどん小さくなる。

 

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2022年4月27日

日暮れても生暖かき風止まず Tシャツ一枚で土手歩きたり

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暴風雨の一夜が明けて、昼前からは明るい陽射しが降り注ぎ、ほとんど夏のような暑さになった。日が暮れてからも土手の道を Tシャツ一枚で歩いたが、少しも寒くない。

ところが明日は最高気温が 10度ぐらい下がってしまうという予報で、本当に天気がめまぐるしい。

 

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2022年4月26日

ごおごおと響く風音鳴り止まず春の嵐は明日も続くらし

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今日は夕方頃まで、時々弱い雨が降る程度の天気だったが、日の暮れる前頃から急に嵐の様相となって、闇の中にゴオゴオと風音が響いている。

明日も強い風雨が続くらしい。春の天気は本当にどう変わるかわからない。

 

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2022年4月25日

晴れ渡り夏思はする岡堰に鯉幟の柱立ちてありたり

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今日はまたしても夏を思わせる上天気だった。外に出るにも半袖でちょうどいい陽気である。

岡堰に、鯉のぼりを上げる支柱が何本か立っていた。連休の始まる頃には、川を横切って何匹もの鯉のぼりが風になびくことになる。

 

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2022年4月24日

筑波嶺の稜線の道辿り来て霞ヶ浦の湖面を望む

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今日は遠出した帰りに、筑波山の麓のフラワーラインを通って帰ってきた。

稜線から見下ろすと彼方に霞ヶ浦の湖面が見え、下に広がる田には水が引かれ始めている。もうすぐ田植えが始まるのだろう。

 

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2022年4月23日

川に沿ひ初夏思はする風の吹く一日は今暮れむとすなり

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今日は昼前頃からよく晴れて、気温もぐんぐん上がった。写真は夕方前の近所の道路。赤信号で停まっている時に撮ったものだ。信号の少し先が、小貝川にかかる橋である。

明日は雨模様で、気温もぐっと下がるらしい。まったく天気の変化が激しすぎる。

 

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2022年4月22日

岡堰の菜の花揺らし吹く風に初夏の気配の色濃くなりき

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一昨日までは肌寒ささえ感じ、昨日はなんとか春らしい気持ちがしていたが、今日はもう「初夏」の暑さだった。

小貝川の土手は菜の花が背高く咲き誇り、岡堰を渡る風には「暖かさ」以上のものがあった。もう半袖の Tシャツ一枚で十分である。

ただ、日曜日にはまた天気が崩れるらしい。こうしてちょこちょこ季節がぶり返しながら、いつの間にか暑い夏になるのももうすぐなのだろう。

 

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2022年4月21日

八重桜梅雨の走りの如き空に咲き甲斐もなく咲くぞ悲しき

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今日の訪問先の近所にある公園で、八重桜が満開だった。もう少し空が青ければ、いかにも八重桜のためにあるような素晴らしい景観だったのに。

ここ 1週間ほどは既に「梅雨の走り」と言っていいような気象条件らしい。まったくもう、近頃の天気はわけがわからない。

 

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2022年4月20日

昼過ぎの僅かの晴れ間見逃さず花韮は日を受けんとすなり

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今日の日本列島は概ね晴れていたのに、関東地方だけがぐずついていたらしい。昼過ぎだけ少し雨が上がっていたが、午前中と夕方過ぎはずっと雨模様だった。

写真は土手に咲く「ハナニラ」。今頃から 5月過ぎまでずっときれいに咲く。

 

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2022年4月19日

夜の更けて窓開きても吹く風に冷たさのなき頃とはなりぬ

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今日の日中は暑く感じるほどだった。夜が更けて窓を開けても、風がそれほど冷たく感じられない。

明日はやや涼しくなるらしいが、それ以後はずっと最高気温が 20度を超えるとの予報だ。もう冬の寒さに戻ることもなかろう。

 

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2022年4月18日

新緑と枯れ草色の入り交じる地を見下ろして高圧線続く

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朝のうちは薄日が射していたが、昼過ぎから小雨となり、日が沈んでからは本降りになっている。

遠くの景色がぼんやりと靄のかかったように見えるのは、春になった証拠みたいなものかもしれない。地面は枯れ草色と新緑が入り交じっているのだが。

 

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2022年4月17日

ひさかたの春の日を浴び紫のローズマリーは背を伸ばしゐる

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庭のフェンス際に植えたローズマリーが勢いよく花を付けている。

この花、かなり前から育てているのだが、フェンスの土台より低かった頃は陽当たり不足のせいか、育ちが遅かった。ところが土台を越えたころから日をしっかりと浴びてどんどん背が伸び始めている。

植物図鑑によれば「常緑低木」ということなので、今後は「低木」と呼ぶに相応しいぐらいまでは伸びてくれるかもしれない。

 

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2022年4月16日

昼過ぎて雲に切れ間が見えたれば冬に戻らぬ春であれかし

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昨日までの 2日間、冬に戻ったような寒さが続いたが、今日はなんとか 4月らしい気温に戻った。空もすっかり晴れ渡ったというわけではないが、辛うじて春の青空っぽい。

ラジオを聞いていたところ、気象予報士の間でも昨日までの寒さは前もって予想し切れておらず、「番外編」みたいなものだったらしいとわかった。ただいくら何でも、これからは春らしい陽気が続くようだ。

もう冬に戻るのは勘弁してもらいたい。

 

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2022年4月15日

明日よりは春の陽気の継続がやうやくまことのこととなるらし

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昨日から 2月末の気温に戻っているらしく、一度洗ってしまい込んだ冬物の上着を、もう一度引っ張り出して着ている。明日からは、今度こそ本当の「継続する春の陽気」になるらしい。

 

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2022年4月14日

幾たびも冬と初夏とが繰り返す川の流れに遊ぶ鴨たち

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朝から雨で風も冷たい。一日の最高気温が夜中過ぎの 17度で、それからどんどん寒くなって、昼頃の気温は昨日より 15度も低くなった。

カモはさすがに水鳥だけあって、雨にも平気で過ごしているが、明日はもっと寒くなるらしい。

今年はしまい込んだ冬の衣類を、何度も引っ張り出さなければならない。

 

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2022年4月13日

目覚むれば初夏の暑さをぶら下げて霧の彼方に陽は昇り来る

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今日の夜明けの景色。薄い霧の中を日が昇ってくる。

日中は夏のような暑さだったが、明日は雨模様で日が射さず、春の初めの頃の寒さに戻るという。寒暖の周期が極端だ。

 

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2022年4月12日

自らの影の揺るるを見下ろして鷺は佇む水温む川

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一昨日と昨日はカモだったが、今日はシラサギである。

今日もまた暖かいというか、暑いぐらいの陽気で、Tシャツ一枚で過ごせた。裏の川は北から南に向かって流れているので、逆波が立つのは暖かい南風だからである。

この風のせいで波に揺られる自分の影を見ながら、鷺はじっと佇んでいた。

 

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2022年4月11日

暖かき風と光に誘はれて戻り来たれる鴨たちの群

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2日連続でカモの写真である。この冬は寒すぎたせいか、裏の川からカモの姿が消えてしまっていたが、最近になって続々と戻ってきている。やはり川にはカモがよく似合う。

写真を撮っていて気になったのは、中州にプラスチックごみが多いことだ。上流から流れてきて、水量が減った時に中州に残ってしまうのだろう。中州でなければ拾ってしまうのだが、こればかりはどうしようもない。

 

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2022年4月10日

暖かき風の撫で行く川波を番ひの鴨はただ眺めゐる

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今日はやたらと暖かかった。いや、暑かったと言ってもいいかもしれない。

裏の川縁で、つがいの鴨が日向ぼっこをしながら波を眺めている。季節は明らかに変わったのだと実感する。

 

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2022年4月 9日

土手腹の枯れ草色が四五日で緑に変はる春の爛漫

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ずっと枯れ草色を基調としていた土手が、すっかり緑色に染まった。しばらく冬のような寒さが続いていたので、この変化はほんの 4〜5日のうちのことである。

季節の変化は、訪れるときには急速に訪れる。

 

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2022年4月 8日

捏ね上げしパン生地の中でいと小さき酵母の働きゐるを感じき

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今日はパン生地をこねた。ずっと続けている天然酵母パン作りの最初の作業である。玄麦 2kg を使っているので、結構な量だ。

玄麦なので生地の色も真っ白ではない。これをさらに発酵させて膨らんだ生地を、明日になってから焼くことになる。

 

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2022年4月 7日

北風の冷たく吹くを味方とし桜は今日も散り残りゐる

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昨日はかなり暖かかったが、今日は北風が冷たく吹いた。

満開の桜は散り始めたが、この寒さのせいか、花吹雪のような散り方にはならず、しぶとく咲き残っている。

 

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2022年4月 6日

寒暖の差の激しきは桜咲く頃のならひといへど戸惑ふ

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昨日と似たような写真になって恐縮だが、少し雲の量が少ないのがおわかりだろうか。

雲の量は減ったが、昨日ほどの暖かさではなくなった。本当に寒暖の差が激しい。

 

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2022年4月 5日

昼過ぎて陽の射し始め桜咲く頃の陽気を初めて感ず

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今日は昼頃から晴れて暖かくなった。ようやく桜の咲く頃のような気がしてきた。

日が沈む頃になって、また雲の量が増え始めているが、まだまだ暖かい。

 

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2022年4月 4日

幾たびも冬の寒さに戻りつつこの年の春は進み行くなり

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今日辺りから再び暖かくなってくれるものと期待していたが、それは明日まで待たなければならないようだ。

今日のところは一日中冷たい雨降りで、夕方頃にはその中に白いものまで混じっているようにさえ見えた。気象情報では茨城県南で「みぞれ」とは言っていなかったので、錯覚かもしれないが。

 

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2022年4月 3日

満開の桜の花を甘やかすこともなく降る冷たき雨よ

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今日は昨日の青空とは打って変わって朝から雨。宵になって上がったようだが、天気予報では明日もまた一日中雨降りになるようだ。

毎年のことだが、天気は桜を甘やかしてはくれない。この辺りはせっかく満開になったのに、冷たい雨に濡れるばかりである。

 

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2022年4月 2日

青空を北風よりも喜びて境内に咲く染井吉野よ

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今日は朝からよく晴れて気持ちのいい青空だが、風は北風で外を歩くと肌寒い。

それでも近所の神社境内の桜は大喜びの様子で咲き誇っている。北風よりも青空が嬉しいようだ。

 

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2022年4月 1日

筑波山標高四百メートルを境に上は白く染まれり

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今朝、9時半過ぎに筑波山の近くを通り過ぎようとしたところ、山の上半分ぐらいが雪で白くなっているのがわかった。我が家から見たときには気付かなかったが、近くまで来ると、降った雪が山林の葉に残っているのがわかった。

平地では一晩雨だったが、筑波山の半分ぐらいから上ということは、標高 400メートルぐらいを境にして雪だったのだとわかる。

道理で 4月になったというのに、冬のような寒さだった。

 

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