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2022年10月31日

ハロウィーンなど知らぬ気に帰宅するヘッドライトの列は途切れず

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暮れなずむつくばの田舎道は帰宅するクルマのヘッドライトの列が途切れずに続く。ハロウィーンなんてものは、まったく関係ない風情だ。

 

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2022年10月30日

水嵩の減りて波立つこともなき川に休める二羽の白鷺

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秋が深まってきて、裏の川に渡り鳥がやってきている。サギの姿は一年中見られるのだが、ここに来てその数がかなり増えた。カモの集団もやってきている。

季節はどんどん変わりつつあるようだ。

 

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2022年10月29日

秋更けて空き地の草も木も刈られ木槿の枝も淋しくなりき

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我が家の隣の空き地に市の整備が入り、この『和歌ログ』でもお馴染みのムクゲの木の枝が刈り払われてずいぶん小さくなってしまった。このほかにもアジサイやシャリンバイの木も刈り払われ、淋しい感じになってしまった。

来年の夏にまた枝が伸びてくれるのを待つほかないようだ。

 

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2022年10月28日

晴れ渡る空の青さに忍び入り秋を知らせる夕陽の紅み

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天気予報では一日中晴れということだったのだが、実際には昼前から雲が広がり、ずっと曇りがちだったのだが、午後 4時頃からきれいな青空が広がった。

ただ、太陽はかなり西に傾いてしまっていたので、西の方は夕陽特有の赤みを帯びた色がさしていたのだが。

 

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2022年10月27日

秋の日の西に落ちかけ薄暗き北の空には筑波嶺も見えず

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写真は今日の午後 5時過ぎの風景。秋が深まってきているのを感じる。

日が落ちかけて、薄暗くなり始めている。川原の風景もどこか淋しげに見える。雲が広がり始めていて、筑波山の姿も見えない。

 

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2022年10月26日

晴れ渡る西の空には東京の空気を透かし白き富士の峰

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昨日の男体山の写真に続いて、今日は富士山である。さすがに東京都内の空気越しに眺めるので、かなりぼんやりしているが、山頂付近がすっかり雪化粧しているのがわかる。

この辺りは、すぐ近くに筑波山、北に男体山、西に富士山という独立峰が望めるので、なかなかのものだ。

 

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2022年10月25日

遙かなる日光の山の谷筋の白く染まれる様ぞ望める

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今日は終日曇りがちだったが、木枯らしのような北風が強かったせいで、つくばの里からも日光の山々がはっきりと見えた。

送電線の鉄塔の彼方に見えるのが男体山で、山頂付近の谷筋に雪が積もって白くなっているのがわかる。

つくばの里も、今日は最高気温が 15℃ に届かなかった。明日からは天気が持ち直して少しは暖かくなるようだが、朝方が晴れて放射冷却が起きるので、最低気温はどんどん低くなっていくようだ。

最近ははっきりとした季節としては夏と冬しかなく、その間は行ったり来たりのわけのわからな季節感になる。

 

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2022年10月24日

秋深き関東平野の南西を望めば遙か山の影無し

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つくば辺りに住んでいると、地平線らしきものを見ることができる。360度、どちらを向いても山影が見えないということはないのだが、南西の方向を見ると、ご覧のように見渡す限り平野だ。

天気が良ければ、富士山の頭の先あたりが見えないこともないのだが、今日は曇り空なので、まるで大陸にいるような光景である。

 

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2022年10月23日

沈み行く夕陽を浴びて空を舞ひねぐらに戻る白鷺三羽

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今日もいい天気で、気温は昨日よりも暖かいほどだった。

夕陽の沈む頃、川面にいた 3羽のシラサギが急に水音を立てて飛び上がり、悠々と羽ばたきながらねぐらに帰って行った。どこで寝るのかはわからが。

 

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2022年10月22日

日の暮れて戻れる取手駅前は十年間の面影もなし

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今日は一日都内で仕事をして、日がとっぷりと暮れてからつくばの地に戻ってきた。

久しぶりの東京は、人が多すぎて疲れる。ほんの 10年前までは私も毎日通勤していたはずなのに、まるで縁遠い場所のような気がした。

写真は常磐線取手駅西口の光景。今、駅前の整備事業の真っ最中で、私が都内に通勤していた頃のお馴染みの光景はまったく消え失せた。一体どんな風なことになるのだろうか。時代は変わる。

 

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2022年10月21日

この年も秋深まりてフェンス際にチェリーセージの紅き花増ゆ

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本格的な秋になって、フェンス際に咲くチェリーセージの赤い花の数が増えている。夏からずっと咲いているのだが、本来は秋の花なのだろう。

 

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2022年10月20日

快晴の空は夕刻過ぐるまで雲の一つも浮かべざりけり

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今日は本当に久しぶりに、掛け値なしの「快晴」の空となった。写真は午後 3時過ぎに撮ったものだが、まったく雲がない。

今年の秋はこれまで日照時間が極端に短かったらしいが、今日を境に少しは晴天の日が増えそうだという。

 

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2022年10月19日

晴れ渡る空を映せる川に立つ白鷺二羽に青鷺一羽

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今日は本当に久しぶりにきれいな青空が広がった。

青空を映して流れる小貝川に、2羽のシラサギと 1羽のアオサギが立っている。秋そのものの光景だ。

 

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2022年10月18日

土手際の柿の木になる赤き実の人も烏も採らず朽ち行く

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我が家の裏手にある土手際に柿の木があって、結構たくさんの実がなっている。どこの家のものなのかわからないので、勝手に取るわけにいかないが、ずっと放りっぱなしで、さらにカラスがやってきて食うわけでもなく、毎年いつの間にか地面に落ちてしまう。

何だかもったいない。

 

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2022年10月17日

水量の減りたる川の水門で雨宿りする青鷺一羽

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今日は雨が降ったりやんだりの一日だった。気温的には暖かいと言ってもいいぐらいで、本格的な秋というまでに至らない。故郷の庄内には早くも白鳥が飛来し始めているというが、関東はまだ微妙な季節感である。

一羽の青鷺が、川の水門の下で雨宿りしている。コンクリートの色が途中で変わっているのは、「夏の間はここまで水があった」ということを示す。やはり秋は深まりつつあるわけだ。

 

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2022年10月16日

全粒粉天然酵母をこね合わせ一晩寝かせパンを焼くなり

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夕方、全粒粉と天然酵母のパンをこねた。一晩寝かせて発酵させてから、整形して焼き、できあがり。

 

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2022年10月15日

昼過ぎに夏の暑さとなりたれば薄の穂並み突つ立ちてあり

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今日は朝から曇りがちだったが、午後になって晴れ、気温も 25℃ぐらいまで上がってちょっと暑いぐらいになった。日が沈んでも Tシャツ 1枚でいられる。

ススキが突っ立っているのが不思議な感じの夕暮れだ。

 

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2022年10月14日

はつきりとせぬ雲行きの日暮れ時やうやく青き空ぞ望める

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一泊二日の旅から帰って、たまった用事をいろいろこなしているうちに、太気がつけば日が暮れている。

朝からどんよりと曇り、昼前にちょっと晴れて、あとはまた曇りと、はっきりしない天気だったが、日が暮れる頃にはところどころ青空が覗いている。

近頃、本当になんだかよくわからない天気である。

 

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2022年10月13日

猪苗代の湖畔より見る磐梯に雲湧き流れ途切るることなし

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妻と 2人の磐梯吾妻への旅から、日が暮れてから帰ってきた。

写真は、遅めの昼食を食べた猪苗代湖にほど近いカフェの窓から望んだ磐梯山。山頂は雲に隠れ、中腹辺りから湧く雲が、常に西に流されている。

この雲はいくら西に流されても、常に写真の中央辺りの山腹から新たに湧いて、途切れることがない。

おいしい昼食を食べながら飽かずに眺めてしまった。自然というのは本当に不思議さに溢れている。

 

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2022年10月12日

薄日射す裏磐梯の湖を窓開け放ち妻と巡りぬ

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本当に久しぶりで、妻と 2人で旅行に来ていて、今夜は会津磐梯山の麓にあるホテルで一泊だ。

写真はレイクラインという山岳道路から眺めた桧原湖。「晴れ」とは行かないまでも、雲の隙間から青空が望める程度の「まあ、許せる天気」。先週末までの週間予報では「曇り時々雨」ということだったのだが、「夫の晴れ男ぶりを信じていて」と言い続けた甲斐があったというものだ。

クルマの窓を開け放してのドライブはなかなか気持ちが良かった。

 

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2022年10月11日

朝霧は川の流れとともに来て時の流れも白く染めゐる

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今朝は霧が濃かった。この写真はかなり明るくなってから撮ったものだが、この少し前までは本当に足許すらもよく見えないほどの濃霧だった。

この辺りも、10年以上前まではよく霧が出ていて、クルマで通勤するのにヘッドランプを付けっぱなしでないと危険ことがよくあったが、最近はめっきりと減った。

これも温暖化で放射冷却という現象が少なくなったからかもしれない。

 

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2022年10月10日

川土手の黄一面には染まらずに背高泡立草の盛衰

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今日は気温が 25℃ぐらいになるという予報だったが、実際にはそれほど暑くはならなかった。どうやら風向きが当初の予測とは違ってしまったらしい。

川土手にセイタカアワダチソウが咲いている。数年前まではこの土手一杯に広がって咲いていたものだが、最近はこの程度になってしまった。植物の世界にも栄枯盛衰はあるようだ。

 

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2022年10月 9日

川向こう秋の日暮れの県道を滑り消えゆく車の灯り

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日の暮れるのが早くなった。今日はもう少し青空が広がるかと思っていたのだが、ずっと曇りがちで午後 5時半過ぎにはかなり暗くなってしまった。

川向こうの県道を、車のヘッドライトとテールランプが滑って消えていく。

 

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2022年10月 8日

秋風の止みて三日を咲く薔薇の動くことなくポーズ取りゐる

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3日前のバラの花の写真が、強風に煽られてピントが合わなかったので、雨の上がった今日、再挑戦してみた。

今回は無風状態で何とかなったが、所詮はスマホのカメラなので、この程度で勘弁頂きたい。

 

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2022年10月 7日

青鷺は冷たき雨の降り注ぐ流れに立ちてじつと動かず

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画像だけ見るといかにも山奥の谷川みたいだが、我が家のすぐ裏手の川の光景である。私は自然環境豊かなところに住んでいるといえそうだ。

昨日に続いて 12月初頭の肌寒さ。最高気温が 12℃に届かず、おまけに昨日より雨脚が強いので、余計に寒々しく感じた。

その寒々しい景色の中に、アオサギが佇み、じっと動かない。明日の最高気温は 24℃になるというから、アオサギも驚くだろう。

 

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2022年10月 6日

四肢と背を丸めて石に擬態しつつ寒さに耐ふる雨蛙あり

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今日はやけに寒い一日だった。12月初頭の気温だというので、たまらず箪笥から冬用のフリース・ジャケットを出して重ねた。その下は Tシャツ 1枚なのだから、我ながら笑ってしまうが。

近くの家の塀の下に、石ころのようなものがあると思ったら、それは寒さに耐えかねてか、四肢を縮めてまん丸くなっているアマガエルだった。

「しまった、冬眠に入るタイミングを逸してしまった」と思いつつ、せめて石に擬態してでも、少しでも日の当たるところにいたのかもしれない。

ただ、心配には及ばない。天気予報によれば明日はさらに冷え込むが、来週の火曜日は気温が 27〜28℃の「夏日」になるという。冬眠に入るのは、それからでも遅くなかろう。

近頃、本当に気候が極端すぎる。

 

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2022年10月 5日

強風に煽られ常に揺れ動く薔薇はカメラを嗤ひゐるなり

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夏の間、我が家のフェンス際の薔薇はまったく花を咲かせなかったが、今日ふと気付くと、久しぶりに赤い花が咲いていた。

さっそく iPhone で写真を撮ったのだが、強風に煽られて常に揺れ動くので、なかなかピントが合わない。この写真も花より葉の方にピントが合ってしまっているが、仕方なく使わせてもらう。

 

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2022年10月 4日

葛の葉に覆はれ尽くす街路樹の木の種類すらわからぬほどに

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近所の大通りに面した広葉樹が、クズの葉に絡まれて大変なことになっている。木の種類がわからないぐらいの様相だ。

 

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2022年10月 3日

秋風の渡る浅瀬に立ち尽くす青鷺の声夜に響くらむ

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昼過ぎに裏の川を見ると、浅瀬にアオサギがぽつんと立ち尽くしていた。昨夜「ゲーゲー!、グギャー!」と、うるさい鳴き声が響いていたが、このアオサギの声だったようだ。今年もついに帰ってきた。

とにかく、優雅な姿からは想像しにくい下品ともいえる鳴き声で、見た目と声の落差がこんなに大きい鳥は他にいないのではないかというほどだ。これからはこの声に付き合っていかなければならない。

 

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2022年10月 2日

秋空に真綿の如き白雲の浮かびて流るごくゆつくりと

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この週末は珍しくすっきりといい天気だった。先月の三連休は二度ともぐずついたので、気の毒なことだったが。

青空に真綿のような雲が浮かび、北から南にゆっくりと移動している。北からの空気が入ったから、湿度も低くて過ごしやすい一日だったのだろう。

 

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2022年10月 1日

暮れかかりスマートフォンのカメラにも一番星の見事に映る

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今日から 10月だが、日中は汗ばむほどの陽気で、妻と「昔の東北だったら(今は違ってきているが)、真夏の陽気だよね」と話していた。

しかし日暮れの頃からはしっかりと秋の様相である。湿度が低いので空もカラリとして、一番星が見事なまでの大きさに見える。iPhone のカメラで普通に撮ってもしっかりとわかるほどだ。

週の後半からは雨がちになり、気温もぐっと下がるらしい。

 

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