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2022年11月30日

晩秋にしては不思議に温かき二日は過ぎて寒気来るらし

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この 2日間、晩秋にしては妙に暖かかった。夜は布団を 1枚減らしたほどである。

しかし今夜から雨となり、その低気圧が寒気を呼び込んで、明日からは冷えるらしい。いよいよ 12月になり、年末に近付くということだ。

 

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2022年11月29日

巨大なるバックミラーを見る如くタンクローリーの後を走りき

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国道 294号線を走っている時、10分以上にわたって巨大なタンクローリー車のすぐ後ろについてしまい、そのピカピカに磨き上げられたタンクのリアに映る自分のクルマの姿をずっと見ながら走っていた。

まるで巨大なるバックミラーを見ながら走っているようで、なかなか不思議な気分である。

なお、この写真は赤信号で停止している時に写したものとお断りしておく。

 

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2022年11月28日

花落ちて放射状なる抜け殻の風に揺れゐる小栴檀草

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今月 1日の歌の題材にしたコセンダングサの花はすっかり落ちて、放射状の抜け殻のみになってしまった。その影に、小さな「ひっつき虫」が見える。

 

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2022年11月27日

コスタリカのシュートゴールに突き刺さりネットの揺れを空しく見たり

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残念!

コスタリカの後半戦唯一のシュートが、日本ゴールの片隅に突き刺さり、ネットが空しく揺れるのを見つめるのみだった。

 

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2022年11月26日

少しずつ暮れの掃除に手を付けて日の沈むのに気付かざりけり

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最近は日の暮れるのが本当に早い。

年末の大掃除を一遍にこなしてしまうのは大変なので、今週辺りから少しずつ始めている。床や壁、窓などにこびりついた 1年分の汚れをこすり落とすのは、少しずつとはいえかなりの力仕事だ。

午後 5時前頃に今日の分を一段落して窓の外を見ると、日はとっぷりと暮れて、帰宅の車のヘッドライトが次々にすべって行く。

来週辺りから、本格的に寒さを感じるようになるらしい。そろそろ「冬の歌」というカテゴリーに切り替える時期となるかもしれない。

 

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2022年11月25日

霜月の夕映えの中にくつきりと浮かぶは富士の嶺のシルエット

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今日は同じ「晴れ」でも昨日以上で、日が暮れる頃になっても空が澄み切っていた。

西の方角、夕映えの中に富士山のシルエットがくっきりと浮かんでいる。なかなか見られない構図である。

 

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2022年11月24日

ワールド杯初戦ドイツに勝ちたれば晩秋の空高く澄みたり

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ワールドカップ初戦でドイツに勝利したのを見届けて、朝は 7時頃に起きると見事な青空だった。夕方近くになって雲が広がったが、いわゆる「高曇り」で、青空を隠しきるまでに至らない。

ドイツは私が最初に行った外国で、好きな国の一つでもあるので、第二戦は頑張って勝ってもらい、共に決勝トーナメントに進むことになればいいのだが。

 

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2022年11月23日

青鷺の川に佇む足許に雨の波紋の広がりてあり

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昨日に続き、アオサギの写真。

今日は朝から雨なので、足許の水面に雨粒の波紋がいくつも広がっている。

 

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2022年11月22日

十倍の望遠レンズで撮りたれば青鷺の羽根かくも麗し

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今日は朝からいい天気だったが、夕方頃から曇ってきた。明日は雨になるという。

裏の川原にいたアオサギを、今日は iPhone のカメラではなく、普通のコンパクト・デジカメで写してみた。望遠が 10倍まで効くので、さすがに細かいところまでしっかり撮れている。

 

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2022年11月21日

ふと見れば日はとつぷりと暮れてをり年末までの短き昼よ

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デスクワークに集中していて、ふと窓の外をみると、夕方 5時半前なのにすっかり日が暮れている。

このあたりの本日の日の入り時刻を調べてみると、16時 29分だという。ということは、日が落ちてから 1時間近く経っているということだ。道理で暗いわけである。

一年中で一番日の入りの早いのは冬至だと思われがちだが、実は 12月の初旬頃が一番早くて 16時 23〜25分ぐらいとなり、冬至にはそれより 2〜3分ぐらい遅くなっている。その代わり、夜明けはもっと遅くなるので、冬至の頃が最も日が短いということになる。

いずれにしても、年末までの 1ヶ月間は、1年で一番早く暗くなる時期なのだ。

 

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2022年11月20日

五十年振りの空気は晩秋の雨直前の狭山丘陵

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今日は仕事で、埼玉県の所沢市まで行ったついでに、帰りがけに多摩湖の辺りまで足を伸ばしてドライブしてきた。残念ながら途中から雨模様になったので、車から降りるのはためらわれたが、狭山丘陵の風景を楽しみながら帰ってくることができた。

私は学生時代に東京都国分寺市に住んでいたことがあり、自転車で足を伸ばすとこの辺りまで案外楽に来られたので、かなり懐かしい気がした。

 

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2022年11月19日

秋晴れの僅かな風に薄揺れ遠くの空の雨を呼びゐる

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今日も気持ちのいい秋晴れだった。

明日は日曜だというのに仕事で埼玉県に行くことになっていて、現地の天気予報を見ると、ずっと曇りがちで夜から雨になるということのようだ。

まあ、クルマで出かける予定だから、曇りなら OK だろう。雨が降り出す頃には帰宅できそうだから、相変わらずしぶとい「晴れ男」ぶりを発揮することになりそうだ。

 

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2022年11月18日

iPhone のカメラで夜を映しても空に青みの残りゐるなり

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日の暮れるのが本当に早くなった。この「和歌ログ」に使う写真を撮りそびれていると、いつの間にか暗くなってしまっている。

ところが、最近の iPhone のカメラというのはレンズ性能が良くなっているのか、あるいはそうした設定になっているのか、暗い景色を写しても、そらがまだ青っぽく映る。いいことなのか、悪いことなのか、わからないが。

 

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2022年11月17日

岡堰の水に映れる空も地も皆秋色に染まりゐるなり

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写真は今朝の岡堰の様子。空はまだ薄い雲に覆われているが、青空ものぞき始めている。木や草は、完全に秋の色合いだ。

 

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2022年11月16日

晩秋の日は落ちたれどいつまでも西の地平の赤みは消えず

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昨日の雨はすっかりどこかに行ってしまい、朝から上天気で湿度も低く、洗濯物がすぐに乾いてしまった。

夕方になって雲が広がったが、西の空は見事な夕焼けで、日が沈んだあともいつまでも赤みが残っていた。

 

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2022年11月15日

青空は西より広がり来たれども板東の地は暮れかけてをり

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今日は久しぶりに朝から雨で、昼前頃に一度上がったが、また2時頃から降りだした。

ラジオの気象情報によると、日本列島の西側からどんどん天気が回復していて、静岡辺りでは朝から天気がよかったらしいが、関東の一番東側の千葉と茨城では一日中黒い雲が撮れなかった。

夕方頃になってようやく西の方に青空が覗いたが、それからすぐに日が暮れたので、あとは明日のお楽しみ。明朝の明け方は冷え込むだろう。

 

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2022年11月14日

明日より吹き来るといふ寒風の前触れなるかうろこ雲白し

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昨日は黒雲が広がって雨が降ったが、今日はすっかり持ち直して、青空にきれいなうろこ雲がなびいていた。

北風の割にはそれほど冷え込んだ印象はないが、明日からは少しは晩秋らしい気温に下がるらしい。

 

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2022年11月13日

黒雲のつくばの空に広がりて忘れてゐたる雨の落ち来る

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久しぶりに雨になった。

10月は雨ばかりで、11月になったとたんに上天気が続くようになっていたが、今日は晴れのち雨という天気である。ただ、南風が吹き込んでいるので妙に暖かい。

明日からは天気が回復する代わりに気温が下がるらしいが、それでも 11月としては暖かい方だと思う。最近の天気は本当によくわからない。

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2022年11月12日

対岸に続く刈田で籾を焼く煙の淡く昇る秋空

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裏の小川の向こうで、籾を焼いているらしい煙が薄らと昇っている。毎年今ごろになると。この光景が見られる。

 

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2022年11月11日

秋更けて見かける鷺の増えきたり日向ぼこする青白三羽

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サギは渡り鳥というわけではなく、この辺りでも一年中姿をみることができるが、毎年秋が深まるとその数が増すような印象がある。おそらく、もっと北にいた個体が茨城県南あたりまで移動してくるのだろう。

今日も裏の川にアオサギとシラサギが仲良く同居して日向ぼっこをしていた。

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2022年11月10日

小貝川小春日和の中州には青鷺二羽と白鷺一羽

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今日も小春日和。

仕事の帰りに通った小貝川の土手から見ると、中州にアオサギ 2羽と シラサギ 1羽がのんびりと日向ぼっこしていた。

 

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2022年11月 9日

沈む日を斜め後ろに受けながら白き山茶花の輝き失せず

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市立図書館の駐車場の周囲に、白いサザンカの花が咲き誇っていた。これから開く蕾もたくさんある。斜め後ろから夕陽を受けているのだが、ことさらに影になっているという感じはしない。これは白い花の特権だろう。

この花の咲く頃になると、秋も深まりつつあると感じる。

 

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2022年11月 8日

丸き月は地球の影でひつそりと薄赤くこそ光りゐるなれ

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今日は皆既月食がきれいに見えた。写真は 19時前頃の様子で、かなり欠けてきている。皆既月食の真っ最中の月は私の安物のカメラではまともに撮れず、肉眼で楽しむほかない。

皆既月食はまだ続いているが、この辺でアップロードさせていただく。

 

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2022年11月 7日

長き首を伸ばして空に舞ひ上がる白鳥の如き雲流れ行く

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今日もいい天気だった。午前中は曇りがちだったが午後からは青空が広がり、夕刻の雲は、白鳥が長い首を伸ばして飛び上がろうとする姿を思い出させるものだった。

 

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2022年11月 6日

秋晴れの日の暮れてなほ明るきは月齢十一・七の月

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今日も月がきれい望まれる。iPhone の写真ごときではよくわからないが、月齢 11.7 という月だ。

明後日が十三夜、5日後の木曜日が十五夜となる。十五夜の日は週間天気予報では「晴れのち曇り」となっているが、今の時期の月はきれいだから、見えるといいなあ。

 

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2022年11月 5日

秋晴れの筑波の峠自転車で越えて走るも楽しかるらむ

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このところずっと上天気が続いて、雲が広がっても翌日にはまた晴れるという繰り返しだ。今日は石岡市の辺りをクルマで通りかかったのだが、筑波山の山容がきれいに望まれた。

この写真でいうと、筑波山の稜線の右端の辺りの峠を、これまで自転車で 4回越えており、昨年 4月のトライアルは、この和歌ログにも載せている(参照)。我ながらよくやるものだと思うが、そのうちまたこのしんどいヒルクライムに挑戦してみたい。

 

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2022年11月 4日

青空に真直ぐに続く並木道銀杏の葉は黄に染まりつつあり

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写真は近くの守谷市内のイチョウ並木である。ちょっと皆今にだいぶ黄色くなりつつあり、道端には完全に黄色の落ち葉が積もっていたりする。

もう少し経つと見事な黄色の並木になるのだろう。

 

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2022年11月 3日

塀際のローズマリーの背の伸びて灌木らしくき姿となりぬ

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我が家のフェンス際に植えてあるローズマリーが、最近背が高くなってきている。

ちょっと前までは陽当たりが悪かったせいか、「灌木」のはずなのにちっともそれらしくなかったのだが、最近は背が伸びた分、陽に当たるようになったので、順調に成長している。

 

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2022年11月 2日

朝霧は晴れと言はるる通りにて日の暮るるまで青空なりき

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久しぶりで霧の朝となった。

「朝霧は晴れ」と言われる通り、霧が晴れた後はずっといい天気になり、気温も高めで「夏の終わり」のような感じだった。

 

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2022年11月 1日

秋更けて小栴檀草実となればひつつき虫と化しかけてをり

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川土手にしばらく咲き続けていた黄色の小さな花、コセンダングサが、そろそろ花の時期が過ぎかけて「ひっつき虫」になろうとしている。

写真の右上で、小さなトゲのようなのを広げているのがそれだ。子どもの服などにひっついたまま、遠くまで運ばれる。

 

 

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