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2022年12月31日

年越しの蕎麦を啜りて新しき年は命もあらたまるとぞ知る

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いよいよ年末も年末、大晦日。

今年結婚した末娘の夫の実家がおいしい蕎麦屋なので、年越し蕎麦を届けてもらった。手打ちの十割蕎麦である。実においしくいただいた。

ここ数日、年末の慌ただしさの中ですっかり疲れてしまった気がして、「もう 70歳を越しちゃったしなあ」なんて思いにとらわれてしまっていたのだが、この蕎麦のもつエネルギーのお陰だろうか、なんとなく元気が湧いてきた。

新しい年を迎えるということは、新しい生命を迎えることだから、また元気に過ごしていけそうな気がしている。

というわけで、よいお年を。

 

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2022年12月30日

新年の近づく気配小貝川の上流を見て間近に感ず

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暖房用灯油が少なくなったので、年末年始に備えてホームセンターまで行き、18ℓ 容器で 2つ分買ってきた。

帰り道に小貝川の岡堰沿いの道に出ると、青空に白い雲が浮かび、今日は川面の波も静かでなかなかいい景色だった。上流を望むと、新年が近付きつつある気配のようなものを感じてしまう。

 

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2022年12月29日

年末の掃除片付けするうちにふと気がつけば夜は更けてゐる

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本当に最近は、ふと気付けば日が暮れてしまっている。今日もまた、年末の掃除や片付けに追われているうちに、ふと気付けば外は真っ暗だ。

 

 

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2022年12月28日

年の暮れ仕事納めの帰り道車の灯り連なりてあり

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年末になると、一日の終わるのが早く感じる。これは日が短いためばかりでもなく、年の暮れが迫っているからでもあるのだろう。

日暮れ時、川向こうの県道に家路を辿るクルマの灯りの列が、いつもより長く続いている。今日は仕事納めという人が多いのだろう。

 

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2022年12月27日

雲のなき西の彼方に陽は沈み後に残るは夕映えの富士

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つくばの辺りからは、天気さえ良ければ西の方に富士山が見える。ほんの頭の先だけだが、ここまで見えるというのはさすがに日本一の高峰だけのことはある。

今朝は雪を戴いた真っ白な姿が青空に映えていたが、午後 4時半過ぎには夕焼けの中にくっきりとしたシルエットとなって見えた。

 

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2022年12月26日

雲一つなき冬空を真っ直ぐに区切りて延びる板東の地平

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この辺りから南の方角を見ると、山がないので地平線らしきものが見える。

この写真は小貝川の岸の道で停まっている時に撮ったもの。雲一つない冬空だ。

 

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2022年12月25日

板東は風は吹けどもクリスマス日和のうちに日暮れとなりぬ

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関東は今日も朝から上天気で、風は強かったものの昨日ほどの寒さではなかったので、東北や北陸には申し訳ないほどのクリスマス日和だった。

写真は、本日の訪問先に飾ってあったクリスマスツリー。

 

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2022年12月24日

クリスマス・イブを控へてよろよろと現れ消えし精霊蝗虫

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昼過ぎ、我が家の玄関先に緑色のショウリョウバッタが現れた。

盂蘭盆の頃によく見られるので「精霊バッタ」という名が付いたというほどなので、こんなに年の押し詰まった寒い日に現れるというのは本当に珍しい。ショウリョウバッタというより「サンタクロース・バッタ」である。

気温が下がっているので足許もヨロヨロしていて、長くはないなと感じさせたが、1時間ほどの外出から戻った時には既に姿は消えていた。

自力で動いて、近くの枯草の中に潜っていったとしか思われない。なかなかの根性である。

 

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2022年12月23日

寒風に肩をすぼめて見上ぐれば冬の夜空に冴ゆるオリオン

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今日は晴天の上に強風だったので、空がものすごく澄んでいる。冬の星座のオリオン座がきれいに見える。

明日の朝はかなり冷え込みそうだ。

 

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2022年12月22日

朝方の雨は上がりて青空の急に広がる年の瀬の午後

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夜中から雨が降り続いていたが、昼前に止み、午後 2時過ぎには青空が広がってきた。

明日からしばらくは冬型の気圧配置になって、関東は晴れの天気が続くらしい。そしてそのまま年末、正月になだれ込みそうだ。ふと気付けば、10日後は新年である。

 

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2022年12月21日

暮れかけし真冬の空を飛行機が音も立てずに飛びて去るなり

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わかりにくいと思うが、写真のやや右上、雲の切れた三角形の空にぽつんと白く光っているのは飛行機である。南から来て北の方角(画面の右から左)に飛び去った。

距離が遠かったためか、爆音は少しも聞こえなかった。

 

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2022年12月20日

白鷺の二羽と軽鴨三羽との川面に遊ぶ絶妙間合い

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本日もうらうらとした冬晴れ。

裏の川を眺めていると、シラサギ 2羽が舞い降り、そこに下流の方から泳いできたカモ 3羽が合流した。互いに絶妙の間合いを取りつつ楽しんでいる風情である。

 

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2022年12月19日

穏やかに晴れたる冬の青空に蒼き筑波のくつきりと立つ

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今日は昨日とは一転して穏やかな冬晴れとなった。筑波山がくっきりと見える。

 

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2022年12月18日

日の暮れて年明けまでの二週間何事もなく過ごしたきもの

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今日もあっという間に日が暮れた。

今年もあと 2週間。何事もなく過ごして新年を迎えたいと思うばかりである。

 

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2022年12月17日

週明けのつくばの朝は氷点下続くとぞいふ覚悟して起きむ

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3日間にわたって上天気が続いたが、今日はやや下り坂。ただ、夜に降った雨は早朝に上がり、それからはまた晴天になるらしい。

ということは、日本海側はまた大雪になるのだろう。さらに、来週からはつくば周辺の最低気温が軒並み氷点下になると予測されている。しっかり覚悟しておこう。

 

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2022年12月16日

刈り込まれミイラの如き姿なる紫陽花よまた咲けとぞ祈る

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我が家のフェンス越しの空き地に生えていたアジサイが、市のボランティア作業とやらで、頼んだ覚えもないのにすっかり刈り込まれ、ミイラのような姿となりはててしまった。

来年の春頃には前のように葉をつけて、梅雨の季節には花を咲かせてくれるだろうが、ちまちました花になってしまいそうだ。

 

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2022年12月15日

西向きの家の窓々一斉に赤く染めあげ陽は沈み行く

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日が沈みかけていたとき、対岸の家の窓が一斉に光っていたので、「もうすべての部屋の灯りを点けたのか」と思ったが、実はそうではないようだと気付いた。

家の窓が西向きだったので、夕焼けを反射していたのである。なかなかおもしろい光景だった。

 

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2022年12月14日

朝霧の晴れたる空の青くして吹き降ろす風に身は震へたり

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今朝はかなり濃い霧が出ていて、午前 8時過ぎまで川の対岸の景色が見えなかった。

昔から「朝霧は晴れ」という通りで、霧が晴れてからはずっと晴天が続いたが、北風が強く、外を歩くとかなり寒く感じた。明日はもっと冷えるらしい。

 

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2022年12月13日

海鮮のおひつごはんといふものを妻と初めて試したるなり

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妻のスマホ機種更新で、イオンモールつくばというショッピングセンターにある楽天モバイルの店に付き合った。手続きが済むと日が落ちてかなり暗くなってしまったので、同じフロアにあるフードコートで夕食を摂った。

フードコートというところはどこも焼き肉、牛丼、ラーメン、カレーなど、肉の入るものがメインだが、ここには「四六時中」という海鮮を主とした「おひつごはん」の店があったので、初めて試してみた。結構おいしかったので、覚えておくことにしよう。

 

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2022年12月12日

筑波なる二つの峰は冬空の青きの下で結ばれゐたり

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今日は妻と一緒にコロナ・ワクチン 5回目の摂取を受けた。接種会場がつくば市内で、真正面に筑波山の見えるところだったので、天気も良かったし、急に思い立って筑波山の中腹までドライブした。

写真は「子授け地蔵」の駐車場から見た 2つの山頂(左がイザナギノミコトを祀る男体山、右がイザナミノミコトを祀る女体山)。

クルマの中にいる分には陽射しで暖かかったが、外に出ると、風は冬の冷たさだった。

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2022年12月11日

日の暮れて冷たき風の吹く先に短き年を送らむとぞする

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今日も PC に向かって仕事をしているうちに、いつの間にか日が暮れていた。

朝方は暖かい陽が射していたが、昼から冷たい風が吹き始めて気温もどんどん下がり、日の暮れた頃には、何とも荒涼たる冬の景色となっていた。

もうクリスマスが間近で、その後には正月が控えている。本当に一年の経つのは早いもので、来年は今年出来なかったことをいろいろとこなしていこうと思っている。

 

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2022年12月10日

パソコンより目を外しては窓の外月出でたるに初めて気付く

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今の時期は日の暮れるのが早くて、仕事に夢中になっていてふと気付くと外は既に暗くなっている。明るいうちの写真を撮りたいなんて思っていても、既に手遅れだ。

とはいえ、今日は月が明るくて、空の雲も白く見えている。

クリスマスが過ぎれば、だんだん日没は遅くなるが、それ以上に夜明けも遅くなってしまう。2月頃になれば、少しは日が延びたような実感が出てくるが、どういうわけか関東では、この頃の寒さが一番身にしみる。

 

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2022年12月 9日

田の土は乾き乾きて図書館の椿の色を讃へゐるなり

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写真は、市立図書館の敷地を囲むように植えられている椿の花。背景は乾ききった冬の土色をした田んぼである。

 

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2022年12月 8日

西空に早き日の入り見送りて振り返り見る冬の満月

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冬至はもう少し先だが、実は今の時期が最も日の入りの早い時期なのだそうだ。今日も午後 4時半にはすっかり日が暮れてしまって、東の空には満月が昇っていた。

 

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2022年12月 7日

すつかりと白くなりたる薄の穂を揺らす風吹くこともなき午後

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昨日の夜に予想したとおり、朝は霧がかかっていた。この辺りはすぐに晴れたが、県の中央部ではかなり濃い霧だったようだ。

一日中穏やかな天気で、すっかり白くなったススキの穂を揺らす風もなく、ほんわかとしたまままで立っている。

 

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2022年12月 6日

日が沈み雨止みたれば対岸の県道に霧漂ひ始む

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朝からずっと冷たい雨だったが、日の暮れる頃にようやく止み、明日は晴れるらしい。

川向こうの県道には霧が出ているようで、明日の朝はこの霧が広がっているかもしれない。

 

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2022年12月 5日

冬の雨止まず日暮れて身の内に騒ぎ始むる旅の虫あり

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朝からぱっとしない空模様だったが、昼を待たずに雨が降り出し、夕方過ぎにはすっかり本降りになった。気温もどんどん下がって、寒々しい。

このところ、東京都内より先に行っていないので、何となく旅の虫が騒ぎ始めている。とはいえ、年末に欠けては大変だろうから、年明けにはどこかに行きたい。

 

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2022年12月 4日

暖かき陽射しに窓を開け放しサッシの汚れ拭き浄めたり

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12月に入ってから昨日までのの 3日間と比べると、今日は少しだけ陽射しが暖かかく感じられた。

年末の大掃除を少しずつ進めているのだが、今日は窓を開け放してサッシをきれいにすることができた。

 

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2022年12月 3日

冬空に浮かべる雲の白き筋風に吹かれて長く伸びゐる

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12月に入ってから 3日間連続で、真冬の寒さになっている。今日の空模様は、朝から雲が厚かったが、昼過ぎから青空が広がった。

雲は風に流されて筋が長く伸びている。

 

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2022年12月 2日

冬空に筑波望めど日光の山は見えざり雪の降るらむ

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今日も昨日に続いて冬の寒さだった。ただ、日が射した分だけ気温はやや高かったようだが。

筑波山がきれいに見えたが、北の方角の日光の山々は雲に隠れて見えなかった。男体山は雪だろう。

【同日 追記】

昨日で 19年間毎日歌を読み続けてきたことになり、今日が「和歌ログ記念日」である。

 

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2022年12月 1日

いきなりの冬は来たりて寒風を胸に受けつつ土手に佇む

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昨日まで妙に暖かかったのが嘘のように、12月になった途端にいきなり冬になった。気温差が 10℃ぐらいとのことで、さらに寒く感じる。

まさに年末である。

【12月 2日 追記】

すっかり忘れていたが、この日で和歌ログは「連続 19年 毎日更新」となった。

 

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