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2023年7月31日

七月は今日で終はりとなりたればどれほど暑き八月となる

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今日で 7月は終わり。明日から 8月となる。

こんなに暑い 7月は初めてで、明日からの 1週間ほども同様に暑くなると言う。さてさて、どんな 8月になるのやら。

 

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2023年7月30日

日暮れては牛蛙鳴く声もせず静かなるかな熱帯夜とは

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今日はあまり外に出る用事もなかったので、家でエアコンを付けてデスクワークの一日だった。ただ、それでもちょっと玄関の外に出るだけで息苦しくなるような暑さではあった。

近頃はウシガエルがおとなしい。本格的に暑くなる前は、我が家の周囲でも複数のウシガエルが騒々しいまでに鳴いていたが、近頃はさすがに夏バテしているのだろうか。

 

 

 

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2023年7月29日

熱く青き夏の虚空に長々と横たふてゐるかなとこ雲よ

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昨日は入道雲の写真だったが、今日はかなとこ雲。大きさが半端じゃない。

何しろ強烈な陽射しなので、地上から湧き上がる水蒸気もものすごいことになるようだ。

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2023年7月28日

恐ろしき形相浮かべ湧き上がる午後二時過ぎの入道雲よ

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今日もまた、嫌になってしまうほど暑い。当地はこれで 5日間連続の「猛暑日」になった。その前も 1週間以上は「猛暑日混じりの真夏日」が続いていたから、梅雨明け前から半月ほどはうだるような暑さの中で暮らしていることになる。ここまでくると、「猛暑は暴力」と感じてしまうほどだ。

今日、所用で出かけた時、ふと空を見上げると入道雲が高く湧き上がっていて、その側面がまさ「入道の顔」になっていた。写真でおわかりいただけるだろうか。

「猛暑日」はあと 1週間は続くらしい。何とか耐えていこう。

 

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2023年7月27日

地を出でて七日で蝉は命尽く七十一年吾生きたるに

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今日も暑いが、昨日までより湿度が高く、遠景の地表に近い所は白っぽく霞んでいる。その分だけ暑さの質が違っていて、かっとするというよりむっとする暑さだ。

午後 3時過ぎに帰宅すると、玄関前の三和土にセミが落ちて死んでいた。

この夏、初めて蝉の鳴くのを聞いたのは今月 17日のこと(参照)だから、今日で 10日目になる。セミの寿命は地面から出て 1週間ぐらいということだから、それから 2〜3日間のうちに鳴き始めたセミなのだろう。一方、21日に殻を脱ぎ捨てたセミ(参照)は、まだ生きて鳴いているはずだ。

自分を振り返れば昨日までで 71年間生きてきたのだから、大変な違いである。

 

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2023年7月26日

この年は真夏の陽射し浴びながら七十一と吾もなりたり

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今年も誕生日が巡ってきて、71歳になった。ただ、こんなにも暑い誕生日は初めてである。

誕生日の前頃に梅雨が明け、それから夏が本格化して暑くなるというのが例年のパターンだったが、今年は誕生日の前から猛暑が続いて、既に夏バテの心配をしなければならないほどになっている。

写真は今日の岡堰の様子。雲一つない青空で、陽射しがきつかった。

 

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2023年7月25日

暑き日の暮れかけて鳴く油蝉に日暮の声混じりて聞こゆ

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相変わらず猛烈な暑さだが、いろいろな用件で朝から晩まで方々をクルマで回り、帰宅したのは午後 5時過ぎだった。外はセミの声が賑やかに聞こえる。

アブラゼミは前から鳴いていたが、今日は「カナカナカナ・・・」というヒグラシの声も混じり始めた。

 

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2023年7月24日

川土手に生ふ草木の緑濃く一分の隙も見えぬ午後なり

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今日も暑い。川土手の景色を見ると、緑色の部分の密度がものすごく高い。

この暑さは今後も暫く続くようだ。

 

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2023年7月23日

この梅雨に遅れて咲きし紫陽花の木槿のそばで咲き続けゐる

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裏の空き地の木が剪定されすぎて、かなり送れて咲き始めていたアジサイが、まだなんとか咲き続けている。

隣のムクゲがだんだんと華の盛りに近付いてきているが、そのそばで頑張っているのが健気に見えてしまう。

 

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2023年7月22日

見渡せば今年初めて爽やかに明けたる夏の朝の世界よ

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相変わらずの暑さが続いているが、夜のむっとするような蒸し暑さはなくなった。昨夜は涼しく眠ることができて、朝の目覚めも快適だった。

妻が「今年初めての『爽やかな夏の朝』ね」と言っていたが、まさにその通り。こんな爽やかな朝は「今年初めて」である。

そして昼になって「関東地方の梅雨明け」が発表された。梅雨が明けたといっても、今月に入ってから梅雨らしい雨の日なんてなかったのだから、全然実感がない。

これまでの常識にかからない気候である。

 

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2023年7月21日

じいじいと樹上にて鳴く油蝉は今朝一番に殻脱ぎ捨てしか

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我が家の軒下のたたきに、蝉の抜け殻が転がっていた。朝一番で土の中から出てきて、ここで殻を脱ぎ捨て、飛び立ったらしい。

とすると、近くの木に止まって盛んに鳴いているのは、ここから飛び立ったアブラゼミかもしれない。

ちなみに画面の下にあるひび割れは、13年前の東日本大震災の時にできたもので、ここから小さな雑草が顔を出している。

 

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2023年7月20日

大雨もあるとの予報外れしも久方ぶりの涼しき夜なり

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今日は最高気温が 30℃ を超えたとはいえ、ここ 1週間のような「危険な暑さ」というほどではなく、夜になってからは久し振りに「涼しさ」さえ感じている。

日中の予報では、「一時的に大雨も」なんて言われていて、実際に黒雲が広がったりもしたが、この辺りは雨にはならなかった。写真は岡堰の様子で、水門の向こうに筑波山が望まれる。

いずれにしても本当に、「危険な暑さ」は勘弁してもらいたいものである。

 

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2023年7月19日

むつとする風吹く堰の両岸は濃すぎるほどの緑に埋まる

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今日は昨日と一昨日よりは気温が下がって、少しはマシだったが、それでも湿度が高いのでやはりムシムシした暑苦しさが続いた。

仕事で千葉まで行き、写真は帰りに通った岡堰の様子。緑色が濃い。濃すぎるほどだ。

 

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2023年7月18日

明日からの雨思はする雲かすめ飛行機雲の真っ直ぐ伸びる

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熱帯夜が明けて、午前 8時頃には既に気温が 30℃ の真夏日になった。もう外に出るのも苦痛なほどの暑さである。そして午後 6時頃になってもまだ気温は 30℃を上回ったままだ。

今夜から天気は下り坂で、空にはその兆しのような雲が増えてきている。午後は雨になる可能性が高いらしく、おかげで猛暑は一息つきそうだ。

 

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2023年7月17日

熱く照る陽射しのもとでこの夏の蝉の初めて鳴くを聞きたり

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今日も暑い。そして思いがけないことに、今夏初めてセミの鳴き声を聞いた。

気温だけをとれば、例年のセミの声がひっきりなしに聞こえる真夏以上なのだが、よく考えてみれば、昨日まではセミが鳴いていなかったのだ。これにはちょっと驚きだ。

今日聞こえたのはアブラゼミの鳴き声で、関東ではマジョリティのミンミンゼミではないのだが、そのうち「ミーン、ミーン」という声も聞こえ出すだろう。

そして今から言うのもどうかと思うが、早くツクツクホウシの鳴く夏の終盤になってもらいたいと思ってしまう。

 

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2023年7月16日

夏空にかなとこ雲の広がりて衰え見せぬ午後六時半

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今日はまさに「危険な暑さ」だった。つくば周辺も 37℃ ぐらいになったと思う。部屋の中はエアコンを効かせていても、階段などは手すりにつかまると熱い。

写真は午後 6時半を過ぎた空。暑さがまだまだ残っていて、かなとこ雲もしっかりと広がったままだ。

 

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2023年7月15日

この夏の暑さに耐えて咲き続け白とピンクの木槿の花よ

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我が家の隣の空き地に、2本のムクゲの木が生えている。一本はピンク、もう一本は白の花が咲く。例年、秋が深まるまで咲き続けてくれる。

ところでこの暑さだと、秋の来るのが早くも楽しみになってしまうが、妻は「近頃、いつまでも夏の暑さが続いて、やっと秋が来たかと思うとすぐに冬になっちゃうんだもの」と言っている。

確かに、最近は季節の極端化が進んで、春と秋の気持ちのいい季節が短くなっているような気がする。

 

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2023年7月14日

昼休み煙草の如き味求め順番待ちの列延びゐたり

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上の写真はこの『和歌ログ』では珍しいタイプのものだが、本日訪れた都心のビルで、昼休みの喫煙室に順番待ちで並ぶ列である。喫煙室前には「加熱式(電子)たばこ専用」という表示が立てられている。

最近はタバコ(のようなもの)を吸うにもこんな列を作って並ばなければならないようなのである。47年前にすっぱりと禁煙しておいて、本当によかったと思う。

 

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2023年7月13日

田の向かふ筑波の峰の輪郭の数日ぶりにくつきりと見ゆ

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最近は熱気が凄まじく、地表から蒸気が立ち上るので筑波山がくっきりと見えなかったが、今日はほんの少し気温が下がったためか、珍しく、輪郭がすっきりと見えた。

ただ、気温が下がったとはいえ、「猛暑日」から「真夏日」に変わっただけで、蒸し暑さに変わりはない。

明日は朝のうち雨になるらしい。ということは、湿度は高いままだ。

 

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2023年7月12日

暑き日の自動車教習所の道をただゆつくりと車は動く

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近所の自動車教習所では、暑いさなか、運転実修をするクルマがいて、ゆっくりゆっくり進んでいる。

車内はエアコンを効かせているのだろうが、本当にご苦労なことだ。

 

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2023年7月11日

薄雲に隠れたれども構はずに照りつくる陽は肌を焼くなり

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今日もまた、焼け付くような暑さだった。日向に出ると火傷しそうな気がするほどだが、考えてみれば「日焼け」というのはまさにそれなのだろう。

写真は午後 2時過ぎの太陽。たまたま微妙な薄雲に隠れてはいるが、そんなことはお構いなしの猛烈な陽射しである。

 

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2023年7月10日

もくもくと沸き上がりたる積乱雲見ればこの字の意味ぞ伝はる

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本当に暑い一日だった。まだ梅雨明けしていないというのだから、これからどうなるのか考えるだけで恐ろしいほどだ。

川向こう、東の方角に巨大な入道雲が湧き上がり、その背後の雲と合体して迫ってくる。「積乱雲」という名称の意味がいやでもわかる光景だ。

雷が鳴るかも知れないと覚悟したが、このあとにばらけた感じになり、妙な言い方だが「平穏な猛暑に」が継続した。

この暑さ、明日も続くらしい。

 

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2023年7月 9日

蒸し暑き日に狂ひ咲きしてゐるか霜柱てふ名の白き花

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土手の道端に、最近咲き始めた白い花を写真に撮り、図鑑で調べてみたがよくわからない。よく似た花に「シモバシラ」というのがあるのだが、これは花の時期が 9月以降と記されている。

もしかしたら、あまり蒸し暑いのでかなり早めに狂い咲きしてしまったのだろうか。いずれにしても、まったく季節にそぐわない気がしてしまう。

 

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2023年7月 8日

ひつそりと咲く紫陽花の背景は隙間もなしに梅雨の黒雲

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今日も蒸し暑かった。空はどんよりと曇り、時々小雨がぱらつく。その下で、緑色の木の葉と草だけがやたら威勢が良く生い茂る。そして人間は蒸し暑さにぐったりだ。

こんな具合なら、早く梅雨明けしてくれる方が、多少気温が上がっても湿度がこんなにならないだけマシのような気がする。

 

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2023年7月 7日

じりじりと照りつくる陽のやうやくに傾きたれど頬伝ふ汗

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今日は昨日よりさらに暑かった。つくば周辺も「猛暑日越え」の 35〜36℃ になったようで、外に出てちょっと歩くだけで頭がクラクラするほどだった。

写真は午後 5時過ぎの空。日が傾いているが、気温は相変わらず 30℃ 以上のようで、やはりむっとする暑さだ。明日は雨になるようだが、それでも 30℃ 以上の気温になりそうで、体調に気を付けて暮らさなければならない。

 

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2023年7月 6日

夕まぐれ熱き陽射しの去り行けばヘッドライトの際立ち来たり

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今日は本当に暑かった。気温としては 30℃ をちょっと越してようやく「真夏日」になったという程度だったようだが、湿度が高い上に昼過ぎからの日射がものすごく、外を歩くだけで頭がクラクラするほどだった。

おまけに、部屋の網戸がイカれてしまってすき間だらけになり、蚊が入り放題みたいな状態になっていたため、ホームセンターでネットを買ってきて張り替えた。網戸を外して、床に這いつくばるようにしてネットを張り替え、また窓枠にはめるというのが結構な肉体労働で、さらに頭がクラクラした。

日が暮れて少しは涼しい風が吹くようになって、生き返ったような気がしている。

 

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2023年7月 5日

この宵は雷もなく呑気にも鳴き続くるは牛蛙のみ

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天気予報では「曇りのち雨」とのことだったが、実際には昼過ぎまで青空がのぞいていた。それなりに蒸し暑い。

仕事先から午後 4時近くになって帰ってくる途中、岡堰のあたりを通りかかると、ついに雨がポツリポツリと降って来たが、その雨もすぐに止んだ。それ以後、ずっと降ったり止んだりしている。

おかげで地面が少し冷やされて、今日もエアコンの世話にはならずに済んでいる。昨日とは違って雷も鳴らず、その代わりにウシガエルが呑気に鳴く平穏な夜である。

 

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2023年7月 4日

真夏日に届かざる日を惜しむごと縦に重なるかなとこ雲よ

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昨夜のもの凄い雷と大雨のせいで地面が冷やされたのか、今日は気温が 30℃ に届かず、エアコンも使わずに済んだ。

日暮れに東の空を見ると、かなとこ雲の変形みたいな雲が幾重にも折り重なって見えた。

 

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2023年7月 3日

梅雨晴れにせめて暑さを忘れむとしても吹き出す玉の汗なり

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午前中は、「かなり蒸すけど、昨日よりはちょっとマシ」と思っていたが、午後になってからは青空が広がって陽射しが強くなり、「昨日と変わらない蒸し暑さ」になってしまった。

本当に、ちょっと歩いただけで全身から汗が噴き出す。運動などによる「心地良い汗」ではなく、ムッとするような不快な汗だ。

まだ 7月に入ったばかりだというのにこの暑さでは、梅雨が明けたらどんなことになるのだろう。

 

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2023年7月 2日

夏空を映して青き川に添ふ土手に涼しき風は吹かざり

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今日は空が晴れ渡り、気温もぐんぐん上がった。

ホームセンターに買い物に行った帰り、小貝川の土手沿いの道を走ったら、川の水が空の色を映し、まるで海のように真っ青だった。

この夏は、どこまで暑くなるんだろう。

 

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2023年7月 1日

葦切と牛蛙鳴く声もせず動くものなき朝の静寂

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今朝方、妙に静かだなと思った。気付いてみると、いつも賑やかなヨシキリとウシガエルの声が聞こえず、さらに風の音もなくひっそりとしているのだった。土曜日なので、クルマの音も聞こえない。珍しいほどの「静寂」である。

しばらくしてヨシキリとウシガエルが鳴き始めたが、今日はどちらも、なんだか元気がない。あまりの暑さに夏バテしてしまったのだろうか。

 

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