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2024年1月31日

春の如き陽射しの中で賑やかに鴨は鳴きてぞ泳ぎ廻れる

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裏の川面にマガモの群れが降りて、賑やかに鳴きながら泳ぎ回っている。

今日は本当に暖かくて、春が来たような気がしたほどだった。そして明日はさらに暖かくなるらしい。しかし明後日はいきなり 10度も気温が下がるというから、冬に逆戻りとなる。

 

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2024年1月30日

西の果て地平にひょいと聳えゐるビルの隣に日は沈み行く

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今日もいい天気だった。風も昨日までのような冷たさではなく、上着の下に着る服が一枚少なくても済むほどだった。

日の入りも結構遅くなって、夕方 5時近くになってようやく西の地平線に沈んでいくのが見えた。しかし今週の金曜日以後はまた寒さがぶり返すというから、油断がならない。

 

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2024年1月29日

一月も残り僅かとなりたれば寒さの内に春立つを待つ

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日中は少しは暖かくなったが、早朝はやはり寒い。この頃は「暑い季節」と「寒い季節」しかなくなって、ちょうどいい具合の季節は本当に短い。

気付いてみるともう 1月も残り 3日で、もうすぐ立春になる。ただ、一番寒さを感じるのはこのあたりだから、油断はならない。

 

 

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2024年1月28日

冬の日のローズマリーは風を受け灌木らしき姿にて立つ

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我が家の庭にはローズマリーが植えられている。一般にはハーブと言われているが実際には「灌木」という範疇に入るらしい。

植えられてから長らく地面を這うように低いままで育っていたが、最近ようやく日を浴びるままに背が高くなりつつある。ようやく「灌木」の面目を発揮しつつあるわけだ。

 

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2024年1月27日

北風に吹かれつつなほ暖かさ増したる陽射し選びゐる鴨

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今日も上天気だった。北風も昨日ほどではないにしろ結構強く吹いていたが、冷たさはそれほど感じなかった。

裏の川は冬らしく水量がかなり減っているが、波紋が深く刻まれる水面には鴨たちが浮かんでいる。今日は強風よりも陽射しの暖かさの恩恵を選んでいるようだった。

 

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2024年1月26日

日が沈み北風止めばひむがしの雲乗り越えて望月は照る

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今日も空は青空だったが、冷たい北風がびゅうびゅうと吹き渡った。洗濯物はあっという間に乾くので、シーツなどの大物をまとめて洗うことができた。

日が沈んで風が収まるより先に、東の空に十五夜の月が昇った。さすがの明るさで、地表近くに漂う雲が陰影まではっきりと見える。

 

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2024年1月25日

筑波嶺を間近に望む冬空に電線走る縦横斜め

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筑波山のかなり近くを通って帰ってきた。

途中で見上げる筑波山の手前は電線が縦横に走っていて、まるで編み目のようだった。

 

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2024年1月24日

関ヶ原は大雪の降り積もれども筑波に照れる十三夜月

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名神高速道路の関ヶ原付近は大雪で、多くの車両が立ち往生してしまっているらしい。この季節のお約束のようなニュースだが、今回は滅多に見られないほどのドカ雪のようだ。

一方、こちらつくばの里ではそうしたニュースが遠い世界のように感じられるほど空が晴れ渡っている。十三夜月と星がきれいだ。

 

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2024年1月23日

対岸に昇る朝日の見えぬほど冬の朝霧消ゆることなし

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この写真は撮影に失敗してピンボケになったわけではなく、早朝の裏の川の様子である。夜明け前から妙に暖かいと思っていたが、窓のカーテンを開けると濃い霧が立ちこめていて、対岸に昇っているはずの朝日がまったく見えなかった。

この霧は朝の 9時を過ぎても晴れず、10時前頃になってようやく遠くまで見通せるようになった。

今夜は日付の変わる前頃に一時的に雪が降るという予報で、明日の朝は一転して冷え込むらしい。そして月末まで寒さが続くという。

 

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2024年1月22日

暖かし冬の並木の花の芽の膨らみしかと思ひしほどに

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今日は朝のうちの予報では午前 9時を過ぎたら曇りになるとのことだったが、実際にはずっと晴天が続き、午後 3時頃から曇り始めた。写真は雲の広がり始めた空の下の道路の様子である。

冬にしてはかなり暖かく、この道路の両側にある桜の芽が膨らんでしまうのではないかと思うほどだった。

 

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2024年1月21日

雨雲の晴れたる頃に日も沈み車のヘッドライト行き交う

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昨夜からずっと降り続いていた雨が、夕方頃にやっと止んだ。降り続いていたといってもそれほど激しい降りではなく、昼過ぎからは傘なしでも歩ける程度の時間帯がほとんどだったのだが、雲に切れ間が広がったのは夕刻からである。

明日は晴れるらしいが、明後日は曇りがちとなるようだ。週の半ば過ぎはかなり冷え込むらしい。

このところ、ちょっと忙しすぎる日々が続いてちょっと疲れ気味だから、来週は体を休めることを意識しよう。

 

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2024年1月20日

少しずつ雨の気配の増したれど川面に波紋できもせぬなり

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午後から少しずつ雨が降ってきた。ただ、もう少しまともな降りになると思っていた割に、ほんの小糠雨程度である。川面に波紋ができるほどでもない。

夜の間に少しず雨量が増して、明日の朝から 9時頃までは結構な雨になりそうだ。

 

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2024年1月19日

日の暮れて遠くに見ゆるマンションの灯りは白く夜はまだ長し

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近頃は日没がやや遅くなったようで、午後 5時過ぎまで明るくなった。ただ、5時半を廻るとほとんど夜で、遠くのマンションの灯りが一際目立つ。

夜はまだ長く、辺りはどんどん冷えていく。

 

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2024年1月18日

浪速より戻れば広き関東の冬空の下仕事は尽きず

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大急ぎの大阪出張から昨夜戻り、今日もかなり忙しい一日を過ごした。今週は月曜日からバタバタしっぱなしで、今さすがに疲れている。

明日は健康診断が入っているので、妙な数値が出ないように、今夜はぐっすりと寝よう。

 

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2024年1月17日

せっかちと言ひたくば言へ浪速では動く歩道で止まる者なし

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写真は大阪駅にある「動く歩道」。

東京にあるこうした設備では、ほとんどの人がこのステップ上で立ち止まっているが、ここはさすが大阪、ほとんど全員が歩いている。大阪では立ち止まる方が奇異なのかもしれない。

 

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2024年1月16日

夜も更けてホテル最上階に入り窓より見下ろす大阪の街

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出張で大阪に来ている。ただ用件があるのは明日なので、つくばの自宅を午後 4時過ぎに出発し、新大阪に 9時半過ぎに着いた。ホテルに入ったのは 10時前で、最上階の 8階端の部屋である。

本当はもっと早く出て余裕を持ってホテルに入りたかったところだが、妻の用事に 3時半頃まで付き合わなければならなかったので、こんなことになった。

明日はまた夜遅くに帰宅する予定で、今週前半はかなり忙しい。

 

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2024年1月15日

北風の冷たく強く吹き来たり凍ゆる如く並木は並ぶ

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今日は妻とともにつくば市内のあちこちで用足しをしてまわり、夕食はショッピングモールの食堂街で済ませた。

写真はその駐車場の端から移した西の空である。日はとっくに沈んで、冷たい北風の強まっていることもあり、葉を落とした並木の姿が寒々しい。

 

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2024年1月14日

解け残る昨夜の雪の陽を浴びて消ゆるに時のかからざりけり

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写真は、昨日付の記事の写真と同じところを今日の明け方に撮ったものだ。降った雪が薄らと残っている。

この雪も日が昇るにつれて解けて、昼前には完全に消えてしまった。

 

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2024年1月13日

雪下ろしの雷鳴りて日は暮れて気付けば土手の道白きなり

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今日は午後 3時過ぎまで青空だったが、3時半を過ぎた頃から空が暗くなって雷が鳴り、4時頃から雨になった。

そして予報通り 6時過ぎから雪に変わり、ふと気付けば土手の道が白くなっている。4時前の雷は「雪下ろしの雷」だったようで、今シーズンの初雪である。

ただ道路は先ほどまでの雨で濡れており、9時過ぎには晴れるとのことなので積もることはないだろう

 

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2024年1月12日

冬の陽の一気に落ちし地平にはなかなか消えぬ赤みの残る

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日が出てから沈むまで、空はきれいに晴れ上がっていた。夜明けはとても冷え込んだが、それからは暖かい陽射しとなった。

写真は日が沈んで間もなく、西の空に赤みの残っている時のもの。

 

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2024年1月11日

午後三時晴れてしまへば関東の冬の青空風は吹くとも

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昨日までの予報では、朝のうちは雲が多いが昼前から晴れるとのことだったが、実際には昼を過ぎてもなかなか雲が晴れなかった。日が射さず、多くの地点で今年一番の冷え込みを記録したという。

ところが午後 3時を過ぎた頃から急に雲が晴れて、写真のような青空が広がった。これがもう少し早ければよかったのに。

ちなみに空は晴れても冷たい北風は止まず、寒さの緩むことはなかった。

 

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2024年1月10日

昼過ぎに空晴れたれど磐梯の頂に雲ありて動かず

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今日は福島県郡山市に日帰り出張。常磐道と磐越道を往復 7時間以上運転した。

午前中の空は曇っていたが、午後からはかなり青空が広がった。とはいえ、磐梯山だけは雲がかかっていて山頂付近が見えない。残念だった。

磐梯山を望む度に思うのだが、1888年(明治 21年)の大噴火で山体崩落する以前は、どんなに見事な形の火山だったのだろう。

 

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2024年1月 9日

どこまでも雲一つなき冬空も一夜明くれば曇出づるらし

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連休が過ぎたからショッピングモールも少しは空くだろうと思って、明日の出張のための買い物に出かけたのだが、実際にはなかなかの混雑だった。学校の冬休みがまだ終わっていないのかもしれない。

空は快晴。この空が明日まで続くといいのだが、残念なことにどうやら午前中は曇ってしまうらしい。ただ午後からは晴れて、雨や雪の心配はなさそうだ。

 

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2024年1月 8日

冬晴れの北風強き夕暮れに男体山の姿ぞ見ゆる

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今日は空は晴れたが風が冷たかったので冷え込んだ。北の方に久し振りで日光の山が見えた。写真でいえば左側の鉄塔の向こうに見えるのが男体山である。

10日には郡山に日帰り出張なので、空が晴れれば男体山をもっと間近で見られるだろうが、今のところは曇りという予報なのでどうなるかわからない。

 

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2024年1月 7日

暖かくも寒くも変はる正月の七日目の夜の更けて行くなり

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今年の正月は 2日に少し冷え込んだが、他は総じて暖かい。とくに昨日は初春のような陽気だった。

明日からはまた冷え込むとの予報で、とくに明け方は氷点下となる日が続くようだ。雪にさえならなければ寒いのは何とか我慢できる。

 

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2024年1月 6日

風もなく初春の如き陽の中で低くなりたる川面を見詰む

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今朝の夜明け前は寒かったが、夜が明けてからはどんどん暖まり、昼過ぎにはまるで春のような陽気になった。気温も 15〜6℃程度まであがったらしいが、日向では陽射しのせいでもっと暖かく感じた。

写真は小貝川の川岸の道。川の水面がかなり低くなっている。

今月 10日にはまた福島県(中通り)に行くことになっているのだが、この分だと雪の降ることはなさそうで、タイヤ交換もしなくていいようだ。

 

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2024年1月 5日

新年の五日目の夜の県道をヘッドライトの列が行き過ぐ

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新年もあっという間に 5日目。しかももうすぐ 6日目になろうとしている。多くの会社も通常業務を開始したらしく、川向こうの県道を会社帰りの車のライトが次々に行き過ぎる。

そしてその上の夜空には北斗七星がくっきりと浮かぶ。(申し訳ないことに、写真では明瞭に見えない)

 

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2024年1月 4日

西空に龍の形の雲ありて三が日過ぎ動く世の中

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朝のうちはどんよりと曇っていて、少し小雨も降ったようだが、昼過ぎには明るい青空が広がった。

西の方角に浮かぶ雲が、何だか空を駈ける龍の姿に似ていた。

 

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2024年1月 3日

恒例の箱根駅伝眺めつつ焼き上げしパン食卓に乗る

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今年の初焼きパン。正月早々、テレビで箱根駅伝の往路を見ながらパンをこね、一晩おいて膨らんだやつを、復路を見ながら焼いた。

天然酵母を使った玄麦パンなので、いわゆるさらりとした白いパンではないが、だからこそコクがあっておいしい。

ちなみに箱根駅伝は、優勝が青学、2位が駒沢とおもしろくもなんともない結果で、母校ワセダは可も不可もなしの 7位。優勝争いに加わるのは当分むずかしそうだ。

 

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2024年1月 2日

地の揺れて津波寄せたる新年の悲しみ越えて時はただ進む

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元日早々の地震から一夜明けて、被害の状況が明らかになってきた。死者数が 50名にのぼったということで、本当にいたましいことである。

そしてこの年の 2日目も暮れようとしている。時は人の悲しみを越えて進む。

 

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2024年1月 1日

彼方より光は届くものなれば今薔薇色の竜宮を見む

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明けましておめでとうございます。新年の年賀状代わりの画像をお届けいたします。


このデザインは実は 12年半前に作成していたものだが、知のヴァーリトゥードの本日付で書いたような事情で、12年遅れで公開させていただくこととした。

写真は 25万光年の彼方にあるりゅう座銀河なのだが、どういうわけか薔薇の花のように見える。

今年も毎日更新を続けるつもりなので、よろしく。

 

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