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2024年2月29日

岡堰で西を望めば長崎で雨降り始めしとラジオ告げをり

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昼過ぎ頃までは晴れていたのだが、午後 2時過ぎには曇ってしまい、青空は全然見えなくなってしまった。

写真は岡堰から西の空を望んだところ。カーラジオは「長崎では雨が降り始めました」と言っている。その雨雲がどんどん近付いてきて、このあたりも夜には本格的な雨になるらしい。

 

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2024年2月28日

北風は吹けど日の射す我が庭で遅咲きの梅一輪咲けり

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我が家の庭の遅咲きの梅が、ようやく一輪だけ開花した。今週早々に咲くかと思っていたのだが、北風が吹いて気温の低い日が続いたためか、今日までずれ込んでしまった。

「二月は逃げる」と言われるが、今年はうるう年なのでまだ逃げない。2月中にもう何輪か咲くだろう。

 

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2024年2月27日

風強き午後四時の空青くして眩しき太陽大きく高し

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かなり日が長くなってきて、朝は 6時前からかなり明るいし、夕方も 5時半頃になってもそれほど暗くならない。

今日の昼頃はかなり陽射しが強かったが、北風が強かったので気温はそれほど上がらなかった。写真は午後 4時過ぎの西の空。太陽がまだ高いところにあり、とても大きく見える。

 

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2024年2月26日

見上ぐれば渦巻き状に灰色の雲広がるとわかる夕方

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今日は朝からよく晴れて青空が広がったが、その分だけ花粉症がひどかった。この時期は上天気だからといって喜んでばかりもいられない。

夕方前にはかなり雲が広がって、北の方角を見ると雲が渦巻き状になっているのがわかった。明日もいい天気になるらしい。

 

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2024年2月25日

遅咲きの梅とはいへど膨らめる蕾の先の割れ始むなり

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寒の戻りで震える日が続いているが、あちこちで梅の花が咲き始めていて、既に満開に近い木もある。

我が家の庭の梅の木は近所でも遅咲きで有名なのだが、さすがに蕾が膨らんできた。週明けには一輪か二輪咲くかもしれない。

 

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2024年2月24日

この年の最も遠き満月の光満ちたり川面にもあれば

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今日は満月。つくばの空にはしっかりと輝いて見える。今夜の月は 2024年で地球から最も遠ざかっていて、ということは最も小さく見える満月でもあるらしい。

ただ小さいながらも我が家から見れば川面に映るもう一つの月があるので、明るさに不足はない。

 

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2024年2月23日

満々に膨らみゐたるローズマリーの蕾開きて奮ふ寒さよ

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今日の寒さは真冬並みである。ラジオで「この冬一番の寒さ」と言っているのを聞いて、「へえ、マスコミの世界では、今はまだ冬なのか!」と驚いてしまった。この『和歌ログ』では、今月 7日からは「春の歌」とさせてもらってるのだが。

20日頃までの暖かさで蕾の膨らんでいたローズマリーが、今日になって一斉に咲き始めている。咲いてしまってから「何なんだ、この寒さは !?」 と驚いているに違いない。

まあ、ローズマリーは強いハーブだから耐えてしまうだろうが。

 

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2024年2月22日

毎年のならひとはいへこの年の寒の戻りの幅に驚く

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昨日から急に冷え込んでいるが、今日はさらに寒かった。何しろ最高気温が昨日の最低気温に届かない。

明日はもっと冷えて、明け方には雪が舞うという予報だし、土曜日は晴れるというが、それだけに朝の最低気温は氷点下になるらしい。

毎年 2月には「寒の戻り」があるが、今年は戻りすぎだ。いや、その前に季節が進みすぎて初夏のようになっていたため、落差が大きいのだろう。つまり、これも「温暖化」によるものなのか。

 

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2024年2月21日

十七度てふ気温差の二日目の夜は深まりてストーブ恋ひし

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昨日は 23℃ ぐらいまで気温が上がり、ほとんど初夏の陽気だったが、雨模様の今日は明け方の 6℃ が最高で、あとは下がる一方だった。

初春は寒暖差が激しく「寒の戻り」も付きものとはいえ、気温が 17℃ も下がるとさすがに体に堪え、何日かぶりでストーブを点けている。

 

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2024年2月20日

黒雲と地との隙間にくつきりと一直線の西空の色

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写真は今日午後 4時過ぎ頃の西の空の様子。地平線のすぐ上に、一直線に伸びる「雲の境目」がある。

あの境目は、一体どの辺りの上空になるんだろう。境目の真下から空を見上げたら、不思議な感じがするのではなかろうか。

 

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2024年2月19日

暖かさに誘はれ出でて気がつけば日といふものは暮れてゐるなり

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いろいろと忙しく走り回っているうちに、あっという間に日が暮れた。日が伸びたとは言え、ふと気付くと暗くなっているというのは、さすがにまだ 2月である。

今日はかなり暖かかったものの、朝と夕方に小雨が降った。先週金曜頃までは雲一つないというほどの晴天が続いていたが、それ以後は雲が多く、ちらほら雨も降り、日暮れ時からは風まで強まっている。

明日はこの辺りでも 20℃ を越える暖かさになるらしいが、明後日は一気に一桁台の気温に下がって雨も多くなるようだ。再び本格的な春の陽気になるのは、3月の声を聞いてからのようだ。

「何でもあり」の天気のようだが、雪だけは降らずに済むようでありがたい。

 

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2024年2月18日

筑波嶺を隠さぬ雲の彼方より音のみ聞こえ見えぬ飛行機

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今日もまたかなり暖かかった。午後からはだんだん雲が広がったが、それでも気温はそれほど下がらない。

筑波山がきれいに見渡せ、その上を多く雲の奥から姿の見えない飛行機のエンジン音が聞こえる。旋回しているようで、いつまでも遠離らずに聞こえていた

 

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2024年2月17日

春てふは行きつ戻りつするものと増えゆく雲に任せ暮らさむ

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ここ数日、ずっと「雲一つない」と言いたくなるような青空が続いていたが、今日はかなり雲が多い。どうやら天気の変わり目のようだ。

週間天気予報を見ると、火曜日は気温が 21℃ まで上がるようだが、遅くなって雨が降り始め、水曜日の最高気温は 9℃ にしかならないらしい。さらに木曜日は 6℃ というから、冬に逆戻りである。近所では梅の咲き始めているところもあるのに。

増えて行く雲に任せながら、体調にだけは気を付けて乗り切ろう。

 

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2024年2月16日

日暮れても空に青さの残りゐて雲の白さの際立ちて見ゆ

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日が長くなって、午後 7時を過ぎても空に青さが残っていて、雲の白さが際立っている。

対岸の県道を行くクルマの灯りもはっきりとして気持ちがいい。

 

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2024年2月15日

春一番吹き来て川に昨日とは逆方向の波紋を刻む

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昼過ぎのニュースで、「関東で春一番が吹いた」と言っていた。つくばの地では午後 2時過ぎ頃になって風が強くなり、窓ガラスがガタガタいうほどになった。「ヒュルヒュル」と風の音もする。

川面には波紋が目立っているが、これまでとは逆方向で、川下の南から北に向かっている。

 

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2024年2月14日

川面では小さき鴨も大なるも同じき色の羽根にて浮かぶ

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11日の和歌日記でマガモの群れが戻ってきたと書いたが、今日も川面で元気に鳴きながら餌を漁っていた。

このカモはちょっと小さいが、大きなカモと同じきれいな羽根の色で泳いでいる。これからだんだん育って大きくなるのだろう。

 

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2024年2月13日

真冬なる寒さのうちに陽は昇り昼はたやすく初夏となりたり

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今日は夜明け前頃はかなり冷え込んだが、陽が昇るにつれてどんどん気温が上がった。空には雲一つなく陽射しが強いので、日向で直接太陽を浴びると汗ばんでしまうほどだった。明日はもっと気温が上がるらしい。

写真は買い物に寄ったつくば市内のショッピングセンターだが、ハワイかどこかの写真みたいである。それでもとりあえず、「春の歌」としておこう。

 

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2024年2月12日

花よりも陽を照り返す葉の艶の我が目に沁みる今日の椿よ

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季節を 1ヶ月ほど先取りしてしまったような暖かさである。

近所の図書館の駐車場で、ツバキがどんどん咲き始めている。これだけ見事な快晴だと、ツバキの花そのものよりも輝く葉の艶の方が印象的だ。

 

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2024年2月11日

十日ほど姿消しゐし鴨の群れが川に戻りて賑やかに鳴く

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ここ 10日ほど見なかったマガモの群れが、川に戻ってきて賑やかな鳴き声を聞かせてくれている。

それにしても、しばらくどこに行っていたんだろう。

 

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2024年2月10日

立春を過ぎて午後五時十分の夕陽は屋根の上にて光る

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今日は空も晴れ、風も弱かったので、昨日よりさらに温かく感じた。

午後 5時になっても太陽が沈まずに、家々の屋根の上で赤く輝いている。これで朝晩の冷え込みが弱まれば、ますます春の実感が深まるだろう。

 

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2024年2月 9日

金曜の午後七時過ぎ県道を辿る帰宅の車の速し

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天気はいいものの、風の冷たい立春過ぎの金曜。一日中いろいろな雑用でバタバタしているうちに、気付いてみれば日が暮れていた。

川向こうの県道を辿るクルマの列の、ヘッドライトの流れが速い。

 

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2024年2月 8日

青空を背景にして何物も動くことなきローカル駅よ

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今日は銀行に用があって、本当に久しぶりに取手駅西口のビル 4階にある駐車場にクルマを駐めた。そこから眺めた常磐線取手駅の様子である。

青空を背景に、「これでもか!」というほどのローカル駅の風情だ。

 

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2024年2月 7日

電柱の長々き影移ろへば僅かに残る雪も解けゆく

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今日は久しぶりに快晴になった。この辺りの最高気温は 10℃ に届かなかったのだが、風の弱さと陽射しのおかげで、体感的にはとても暖かく感じられた。

陽射しの割に気温が上がらなかったのは、昨日から解け残っていた雪が解けるためにかなりの熱を吸収してしまったからだろう。その替わり、明日からは最高気温が 10℃ 以上になるとの予報である。

それどころか来週半ばには 17〜18℃ になるとというのだから、もう冬は終わりとみていいだろう。立春も過ぎていることだし、今日からは「春の歌」とさせていただくことにする。

 

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2024年2月 6日

立春を過ぎて降りたる牡丹雪は土手を真白に染めて止みたり

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昨日から降っていた雪は、つくば周辺ではそれほどの積雪にはならなかった。写真は裏の土手の様子。

土手は草に覆われているので白く染まったが、道路は降っては溶けてしまうので、クルマの走行には問題なかった。わざわざスタッドレスタイヤに換えずに済んだのはありがたい。

明日は晴れるというので、日陰に解け残った雪も消えてしまうだろう。

 

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2024年2月 5日

牡丹雪の風に舞ひ降り土手草の色を白きに染め始めたり

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昼過ぎから雪が降り始めた。水分の多いボタ雪だが、気温が低いので草の上では解けにくく、土手を白く染め始めている。

道路には積もらずに済みそうだが、路面が凍ってしまいそうで、警戒が必要だ。

 

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2024年2月 4日

立春は来たれど風の冷え冷えと明日より雪を連れてくるらし

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今日は立春だが、やたら寒かった。明日も寒くなるらしく、夕方からは雪になるという予報である。そんなわけで、まだ「冬の歌」ということにさせていただく。

 

 

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2024年2月 3日

ことさらに音も立てずに吹く風に冷たき光放つマンション

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今日はここ数日から一転して、寒い一日となった。

遠くに見えるマンションの灯りが、静かに吹いてくる寒風の中で白っぽく見える。

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2024年2月 2日

川向こうの県道走り帰宅する車の列のヘッドライトよ

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写真は今日の午後 5時 40分の景色。2月に入って、少しは日の沈むのが遅くなり、まだすっかり暗くなっているわけではない。

とはいえ、川向こうの県道を走る車のヘッドライトはすっかり際立ってしまっているが。

 

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2024年2月 1日

遅咲きと言へど我が庭の梅の木の蕾膨らむ頃となりたり

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庭の梅の枝がいつの間にかてんでに伸びすぎていたので。剪定をした。我が家の梅は遅咲きだが、早く選定しないと蕾が膨らんで、切って捨てるには不憫になってしまうところだった。

こうしたことは不慣れなので、上手な人に比べればかなり不細工な感じになってしまったが、まあいいだろう。

今日はかなり暖かかったが、立春の前でもあるし「冬の歌」とさせていただく。

 

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