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2024年3月31日

春知らすローズマリーの紫の花は日毎に増えてゐるなり

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昨日はつくば周辺の桜がほんの少しずつ咲き始めたというようなことを書いたが、一方で我が家の玄関先のローズマリーはいつの間にかずいぶん花の数を増やしている。

ここに植えたばかりの頃はほんの 20センチぐらいの高さしかなかったのだが、最近はどんどん生長している。

今日はまるで初夏のような陽射しで、Tシャツ一枚で十分に過ごせた。

 

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2024年3月30日

開花とは言へぬほどでも二輪ほど蕾ほころぶ桜ありけり

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「今日の一撃」は午前中に更新して ”「花より団子」という勘違いの、60年後の名誉挽回” という記事をアップしておいた。昨日、東京で桜が開花したというニュースから始まるもので、画像としては昨日段階の茨城県の桜並木の様子を使っている。当然ながら一輪も咲いていない。

ところが今日の 3時過ぎに岡堰を通りかかり、桜の木を注意深く眺めると、2輪ほど花が開きかけているのを発見した。この程度で「開花」と言えるのかどうかはわからないが、いずれにしても、ここつくばの地でも急速に桜の花が開いていくのだろう。

冬の寒さに逆戻りしている間に、今か今かと待ちかねながらウズウズしていて、今日の暖かさで一気にほとばしり出ているのかもしれない。

 

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2024年3月29日

幾度も冬の寒さに戻れども遂にまことの春は来たれり

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近くのショッピングセンターで買い物をした。

朝からの強い風雨が昼過ぎまで続き、午後 2時過ぎに着いた時にはまだ時折小雨が降っているほどだったが、小一時間買い物をして外に出ると、写真のような青空だった。驚くほどの変わりようである。

東京では桜が開花したというし、いよいよ待ちわびた本物の春である。今年は 2月半ば以来、初夏のような暖かさになったと思うと冬に逆戻りというのが何度もあったが、天気予報でも、もうそんなことはないだろうと言っていたのがうれしい。

 

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2024年3月28日

暖かき風渡り来て岡堰に水貯まりをり田植え近付く

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今日、岡堰を通りかかったら、堰が閉じられて水が溜まりつつあった。田植えが近付いて、周囲の田に供給する水を確保しなければならないためである。

今日は日のある間は曇り空だったが、夜からは雨になり、明朝はかなりの風雨になるという。ただ、明日の午後からは晴れて、しばらくは最高気温が 20℃ 前後で推移するという。ようやく本格的な春になるようだ。

 

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2024年3月27日

北寄りの冷たき風を上回る陽射しの恵み受けて歩きぬ

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今日は昨日と打って変わった上天気。風は北寄りで決して「暖かい風」というわけではないのだが、陽射しによる暖かさがそれを上回っていた。

この上天気の一日、私は家に閉じこもってシコシコ仕事をしていたのだが、あまりにも貴重な陽射しなので午後 3時過ぎにちょっと散歩して上の写真を撮った。

明日は曇りがちで、夜は雨になるというので、貴重な青空だったわけだ。

 

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2024年3月26日

つくばなる国道四百八号の銀杏並木は氷雨に濡れる

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今日は一日中ずっと雨。春雨ではなく、冷たい冬のような雨である。弱まることはあったが決して止むことはなく、時にはかなり強い降りになった。

写真はつくば市内の国道 408号線。いつもはそれなりの交通量がある銀杏並木だが、今日は閑散としていた。

それにしても今年は、春を通り越して初夏のような暖かさになったかと思うと、すぐに冬のような冷たい風が吹く日に一転する。おかげで関東の桜の開花は、当初の予想よりもかなり遅れているようだ。

 

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2024年3月25日

春雨にしては冷たき滴受け一列に咲く喇叭水仙

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つくばの中心街から少し外れた沿道に、黄色の水仙が咲いている。

今日の雨は春雨と言うには冷たすぎるが、花びらにその滴を宿しながら、めげずに咲いている。

 

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2024年3月24日

土手沿いに並ぶ椿は葉ばかりになれど一輪咲き残りをり

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今日はずっと曇りがちの一日だったが、気温だけは昨日と比べてかなり高く、15〜6度まで上がったようだ。

土手沿いのツバキの木に最後に近い花が咲いている。

 

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2024年3月23日

春先の冷たき雨の降る中でローズマリーの花は増え行く

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今日は朝から雨で、午後になった止んだものの陽が射さない。気温は昼を過ぎても一桁台で、昨日よりさらに寒い。

とはいえ玄関先のローズマリーは花の数を順調に増やしていて、春には違いないのだとわかる。暖かくなるのは来週になってからのようだ。

 

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2024年3月22日

吹く風は冬の冷たさとはいへど春の陽射しを鴨は楽しむ

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昨日と同様に、陽射しだけが春で、吹く風が冬の冷たさの一日。先月の中頃に一度初夏の暖かさになってから、2度ほど初夏と冬の間を行ったり来たりしていて、どうにも天気が極端すぎる。

桜もなかなか咲きそうになく「一体どうなってるんだろう?」と呟きたくなる陽気だ。

裏の川で、鴨たちが陽射しだけの春を楽しんでいる。

 

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2024年3月21日

春の陽は照り渡るともその北に残れる冬の風ぞ冷たき

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今日もいろいろと雑用をこなしているうちに、ふと気付けば日が暮れてしまっている。

日中はいかにも暖かそうな春の陽射しだったが、外に出てみると風が冷たい。咲いている花や陽射しは春なのに、風だけが冬だ。

桜の開花日は去年より遅くなりそうだという。

 

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2024年3月20日

朝からの予報で言はれゐし如く一瞬の間に雷雨となりぬ

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朝の天気予報では、午後から雷雨になり、一部で大荒れの天気になるとのことだったが、午後 4時過ぎまでは平穏な天気だった。ところが徐々に黒雲が広がり、この写真を撮った直後から大粒の雨が降り出した。

そして予報通り、ちゃんと雷まで鳴った。最近の天気予報は、かなりよく当たる。

 

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2024年3月19日

北寄りの強風止みし春の日も明日は再び寒くなるとぞ

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今日も上天気だった。昨日の強い北風が収まって、優しい南風に変わっていたのがありがたい。

しかし明日はまた北風に変わるというから、春の天気は油断がならない。

 

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2024年3月18日

真青なる空より風は吹きつけて息苦しさを覚えるほどに

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今日は昨日から一変した晴天になったが、強風が吹き荒れた。写真は近所の岡堰で撮ったものだが、川面の波が日に照らされてキラキラと輝いている。

この写真を撮った時も、風上に向かうと呼吸が苦しくなるほどの強風だった。

 

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2024年3月17日

暖かき南の風が明日には冷たき北の風になるらし

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昼過ぎまでは晴れていたが、午後 3時頃からすっかり曇り空に変わった。南からの風がやたらと強く、気温が妙に高い。

そして明日は晴れるらしいが、北西の風に変わって気温が下がるという。何度目かの寒の戻りになる。天気の変化があまりにも目まぐるしくて、うんざりしてしまいそうだ。

 

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2024年3月16日

春の日の暮れて戻れば天空に月齢五・七の半月

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一日中所用で埼玉方面に出かけていて、日が暮れてから帰宅した。

空に浮かぶのは半月に近い月。調べると今夜の月齢は 5.7 で、明日の夜が上弦の月になるのだそうだ。

 

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2024年3月15日

気が付けば既に暮れゐる春の日の短さ告ぐる Apple Watch

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たまった作業を必死にこなして、ふと気付けば午後 8時になろうとしている。外はすっかり暗くなっていて、一日は短い。

久し振りの 英文字入り和歌。

 

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2024年3月14日

遅咲きといへど晴れたる二日目に咲き誇りゐる我が庭の梅

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我が庭先の梅も、この時期に青空が二日間続いただけに一斉に咲き始めた。

遅咲きだけに満を持したという感覚である。

 

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2024年3月13日

午後六時過ぎたるかなた県道を帰宅の車次々に行く

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だいぶ日が長くなってきたとはいえ、やはり午後 6時を過ぎるとかなり暗くなる。

川向こうの県道を、勤め帰りの車がライトを照らして次々に走っていく。

 

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2024年3月12日

春雨といふには激し過ぎるとも季節は進む一歩と半歩

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今日は朝から雨で、夕方前頃からは結構激しい降りになった。もしかしたら、今年になって一番の本格的な雨かもしれない。

この雨を降らせているのは「暖かい低気圧」ということで、風は強いものの濡れても冷たさはあまり感じない。「春雨」というには激しすぎるが、季節はこれで確実に一歩半ぐらい進んだ。

川向こうの遠くの景色は雨のせいなのか、あるいは霧までかかっているのか、ほとんど見えない。考えてみれば、このところ雨があまり降らなかったから、たまにはこのくらい降ってくれる方がいいのだろう。

 

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2024年3月11日

鳥の声は草の緑を呼び覚まし岸に生き物の気配強まる

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今日の風は昨日までと比べれば少し穏やかで、川面を眺めても春らしさが色濃くなっている。

いろいろな鳥の声が賑やかになり、草の緑も増え始めて「生き物の気配」が強く感じられるようになってきた。この「気配」の中には、川岸をウォーキングする人の姿が増えていることも含まれる。自然の中では人間も「生き物」の一つだ。

写真は元気よく泳ぎながらガーガーと鳴く鴨たち。

 

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2024年3月10日

日光の山々望む夕映えの北の空より風は吹き来る

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昨日に続いて北風の強い晴れの日。

日が暮れかかり、遠く日光の山々のシルエットも見えている。

 

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2024年3月 9日

梅の花風に耐えゐる健気さと未だ開かぬ倍以上の芽

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我が家の梅の蕾もだいぶ開いてきた。既に咲いた花は今日の強風にも負けず、散らずに耐えているのが健気だ。

そして開いた蕾の数の倍以上の蕾が、まだ開かずに咲く日を待っている。

 

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2024年3月 8日

ひらひらと決して積もることのなき淡雪は舞ひ落ちてぞ消ゆる

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朝 6時頃にカーテンを開けると、外には雪が舞っていた。

ただかなり柔らかい雪なので草の上に落ちれば解け残るが、アスファアルト道路に落ちたらすぐに解けて消える。

案の定、午後 9時頃にはすっかり止んで、道路には痕跡も残らなかった。多分、これが最後の雪だろうから、今シーズンも雪かきは一度もせずに済みそうだ。

5〜6年前までは、シーズンに 2〜3回は雪かきをしないと車が出せないほど積もることがあったのだから、温暖化を実感してしまう。

 

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2024年3月 7日

今日咲ける梅は一夜を越すうちに氷雨か雪に驚くらむか

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今日は昼前から晴れたが、相変わらず風は北よりで冷たい。明日は夜明け前頃に下手すると雪が降るかも知れないという予報だが、この辺りは降ったとしても積もらずに済むだろう。

今シーズンは一度も冬用タイヤに換えずに済みそうで、暖冬傾向は明らかである。

我が家の庭の梅もようやくまともに咲き始めて、梅らしくなってきた。今日咲いた花は、明日の冷え込みにびっくりしてしまうだろうが。

 

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2024年3月 6日

北風は冬思はせて吹き来れど小貝の岸に菜の花の咲く

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昨日からかなり冷え込んでいるが季節は進んでいるようで、小貝川の岸に咲く名の花の数は着実に増えている。

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2024年3月 5日

満開に近付く梅の花濡らす冷たき雨のつひに止まざり

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今日は一日中冷たい雨模様だった。最高気温が真冬並みの 8℃ で、明日はやや持ち直すが、明後日は雪でさらに冷える可能性があるという。

梅の花はどんどん咲いているが、天気が春らしさを取り戻すのは週末からということのようだ。

 

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2024年3月 4日

次々に蕾の開く我が梅よ寒の戻りを乗り越えて咲け

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遅咲きと定評ある我が家の庭の梅も、さすがにここにきて開花し始めた。ただ明日から今週一杯は曇りや雨の日が多くなり、気温も低めで推移するらしいので、このまま次から次に咲くかどうかは微妙だ。

先に咲いた花が散る頃になって残りの蕾が開くようだと、見事な満開という状態にはならないかもしれない。我が家の梅はこのあたりがなかなか難しい。

 

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2024年3月 3日

北風の止みたる川で青鷺は鴨より遙か遠くを見つむ

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今日は昨日ほど北風が強くなく穏やかな日和だった。午後、川岸を散歩していると、アオサギとカルガモが仲良く日向ぼっこをしていた。

アオサギを撮るのはかなり難しく、離れたところでもカメラを構えただけですぐに飛び去ってしまう。今回は川岸の木の枝が邪魔をしている角度からしかカメラを向けられなかったが、この木の枝がうまく目隠しになってくれたためか、珍しくかなり大きく撮れた。

しかしもう少し近付こうとして、ちょっと足を踏み出したところ、すぐに気付かれて飛び去られてしまった。後に残ったカルガモたちは、呑気に日向ぼっこを続けていたのだが。

それにしても、アオサギは本当に警戒心が強い。シラサギは対照的なまでに呑気で、かなり近付くこともできるというのに。

 

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2024年3月 2日

風強く北の彼方に男体の白き四筋の雪の望まる

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今日は北の方角までよく晴れて風もかなり強く吹いていたため、我が家の庭先からも遠く日光の山々が見えた。

写真では鉄塔が邪魔をしてしまっているが、その向こうに一際高く見えるのが男体山である。この時期はいつも、山頂付近の谷筋に沿って四筋の白い雪が見える。

 

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2024年3月 1日

我が庭の梅の蕾の先白くいよいよ開きかけてゐるなり

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我が家の庭の遅咲きの梅の件、一昨日の記事で「2月中にもう何輪か咲くだろう」と書いたが、昨日はかなりの冷え込みになったせいか新しい花は咲かず、今日になってようやく何輪か開きかけている。

まともな開花状態になるには、来週まで待たなければならないようだ。

 

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