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2024年4月30日

ショッピングモールの広き駐車場を埋め尽くすほど夾竹桃咲く

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季節が巡ってきたのだろうか。あちこちで一斉にいろいろな花が咲き始めた。

ここつくば市内のショッピングモールの駐車場には、ピンクと白のキョウチクトウが咲き乱れている。

 

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2024年4月29日

引かれたる田の水のうち様々の産みの力の覚めんとぞする

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周り中の田で水が引かれ始め、田植えが始まろうとしている。

水というのは不思議なもので、眠っていた大地の「産み」の力を目覚めさせようとしている。

 

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2024年4月28日

我が庭の薔薇の蕾は降り注ぐ夏の光を浴び咲かむとす

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連休 2日目。バラの蕾がかなり膨らんできた。今月中は無理かもしれないが、大型連休が終わる前には咲きそうだ。

 

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2024年4月27日

家々の窓は開けられ田に水の引かれ始めし連休初日

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今日は大型連休初日。ちょっと用足しにクルマで出かけたのだが、幹線道路はかなり混んでいた。

戻ってくると近所では窓を開け放している家が多く、周囲の田には水が引かれ始めている。農家は連休どころではない。

 

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2024年4月26日

鶯のホーホケキョウと鳴く声の絶えて聞こえぬこの年の春

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ふと気付いたのだが、この春は我が家の周辺でウグイスの鳴く声が聞こえない。例年だと梅の咲く頃からひっきりなしに「ホーホケキョ」という声が聞こえていたのだが、今年はまったく鳴かないのである。

ほかの地域に行くと、自然の豊かなところでは何のことなく賑やかに鳴く声が聞こえるのだが、このあたりに限って聞こえないのが不思議である。

今日も昨日に続いてかなり暖かい日だった。ウグイスに見限られたまま、夏に移行してしまうのだろうか。

 

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2024年4月25日

川の上翔ぶ白鷺は自らの空行く影を見つめゐるらむ

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昨日は寒の戻りで肌寒かったが、今日は一転して夏日になった。

川で休んでいたシラサギが突然飛び立った。多分目の下には、水面に映る青空のの上をすべるように飛ぶ自らの姿があるのだろう。

 

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2024年4月24日

街灯の路面の反射白々し寒の戻りの雨降る宵よ

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今年の春はいかにも春の陽気といった日が少なく、初夏と冬の間を行ったり来たりするばかりのような気がする。

ラジオの天気予報でも、先月以来「ようやく冬のコートをしまってもよさそうです」と言って 3〜5日経ってから、「今日は冬のコートを重ねた方がよさそうです」などと繰り返すことが何度もあった。

先週末は半袖 Tシャツ 1枚で十分という日もあったが、週明けからはまた急に気温が下がり、今日はフリースを重ねて過ごしている。

日が暮れてから帰ってくると、雨に濡れた道に街灯の反射だけが目立ち、寒々しい感じだ。

 

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2024年4月23日

満開の皐月は雨に打たれても色失はずさらに咲くらむ

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今月 16日の和歌ログに書いた図書館の駐車場のサツキの花の数がどんどん増えている。

今日は一日中曇っていたが、今夜遅くから雨になるという。明日は一日中降り続くらしいが、赤い花の色が失われることはないだろう。

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2024年4月22日

朝方の雨上がれども容易には晴れ間を見せぬ一日なりき

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今日は朝から雨が降っていたが、昼前頃から止み、その後はずっと曇り空だった。週の半ば頃は雨がちになるらしく、連休前半は週明けの 28、29日に晴れるほかはあまりぱっとしない天気になるようだ。

その後のもちなおしに期待しよう。

 

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2024年4月21日

川土手に色を加ふる雛芥子に蜂は呼ばれてひたに蜜吸ふ

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川沿いの土手にヒナゲシの花が咲き始め、それに呼ばれるようにミツバチがやってくる。蜂というのは、本当に健気な存在だと思う。

これまでは冬と初夏の間を行ったり来たりしていたが、ようやく安定した春の陽気になったようだ。

 

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2024年4月20日

土曜日の夜空の端の明るきはナイターをする運動公園

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日が長くなったとはいえ、やはりまだ 4月。ちょっと油断をしていると、窓の外を見た頃にはもうすっかり暗くなっている。

川の向こうの方で空がやや明るくなっているのは、今日は土曜日ということで、運動公園でナイターをやっているのだろう。

 

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2024年4月19日

遙かなる砂漠より翔び来たるてふ黄砂の色に愛車は染まる

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ここ数日、中国大陸から黄砂が飛来しているというニュースが流れているが、ふと気付けば我が家の黒いクルマも黄砂と夜露のせいで段だら模様になっている。

今日は洗車する隙もなく埼玉県まで往復。明日も暇なしなので、しばらくこのままで走らなければならないようだ。

 

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2024年4月18日

白鷺は一気に溢れ始めたる若草色の中に佇む

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枯れ枝に葉が出て、一気に若草色が増え始めた。その中に真っ白なサギが立ち尽くしている。

 

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2024年4月17日

他の草仲間同士で巻きひげを絡ませて咲く烏野豌豆

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この時期になると川土手に増えるのがカラスノエンドウの濃いピンクの花である。

細い蔓の先の巻きひげを他の草、あるいは仲間同士で絡ませ、風に揺られて一斉に咲いている。

 

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2024年4月16日

田に水の引かるる前に図書館の皐月の花は咲き始めたり

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近所にある図書館で駐車場の周囲にサツキの花が咲き始めた。「サツキ」と言えば五月のイメージだが、半月後に迫っているから違和感はない。

その背後の田んぼは、田植えを控え水を引くための準備が進んでいる。

あっという間に初夏になってしまいそうだ。

 

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2024年4月15日

土手際に植え放したる薔薇の芽の日に照らされて膨らみゐたり

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今日はまさに初夏の日和で、日が暮れるまで Tシャツ 1枚で十分だった。新潟などで 30℃ を越える真夏日になったという。明日からはフツーの春の陽気に戻るというのだが、この分だとどれほど暑い夏になるのか、今から恐ろしい。

我が家の裏手に植えてあるバラが少しずつ元気を出してきていて、花の芽がいくつか膨らみ始めている。咲くのが楽しみだ。

 

 

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2024年4月14日

暖かき風の彼方に遠離る夜間飛行の赤きランプよ

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初夏のような暖かい日だった。とっぷりと日が暮れてもまだ風は暖かい。

川向こうの空に夜間飛行の赤いランプが見える。

 

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2024年4月13日

陽を受けて緑増えゐる川土手に涸れ薄のみ冬色残す

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今日は本当に暖かくなり、Tシャツ 1枚で過ごせるほどの初夏の陽気だった。

写真は暮れかけた景色だが、それでも Tシャツ 1枚で外にいられる。川土手はすっかり緑が増えて、枯草色は涸れすすきだけになってしまった。これも夏になれば緑色に置き換わる。

 

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2024年4月12日

咲く花は雲の如くに広がりて散る花はまた吹雪なりけり

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南関東の桜は散り始めているというが、つくば市周辺はまだまだいける。写真は某研究所前の駐車場越しにある桜だが、明日の土曜日頃でも十分花見ができそうだ。

とはいえ、地面では散った花びらが風に舞っていて、こちらの方が見ものになるほどである。

 

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2024年4月11日

花吹雪車道の端と舗道には花びら積もり色変はりたり

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今年の桜はかなり長持ちしているが、さすがに風に吹かれて散り始め、近くの桜並木は「桜吹雪」になっていた。道の端や舗道にはピンクの花びらが積もっている。

 

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2024年4月10日

川土手の花韮増えて鳥たちに春深まるを知らせゐるなり

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今日は朝から晴れていたが、風は冷たかった。午後からだんだん雲が多くなったが、明日は晴れるらしい。

土手の斜面に小さな花が目立ち始めた。これはハナニラというもの。野菜のニラとは別物で、食べられない。

白く目立つので、鳥たちに春が進行していることをしっかりと知らせているだろう。

 

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2024年4月 9日

雨風の音も激しき昨夜より散り残りたる花の健気さ

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昨夜からかなりの風雨だったが、午後 3時過ぎにやっと止んだ。

これで桜も散ってしまうと思っていたのだが、つくば周辺の桜はまだ何とか持ちこたえている。今日を逃すともう完全に葉桜になってしまうと思ったので、外出の帰りに岡堰に寄り道してみた。

木の下にはかなり花びらが散ってしまっていたが、まだなんとか見られる状態だった。今年は開花が遅かったが、なかなか散らずに頑張ってくれているようだ。

 

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2024年4月 8日

白鷺は目にもとまらぬ早技で魚を捉え飛び立ちにけり

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今日は朝からずっと曇りがちで、昼過ぎには弱い雨まで降り出したが、気温は暖かいままだ。

裏の川にシラサギが身動きもしないでじっと立ち尽くしているので見守っていると、突然水に頭を突っ込み、次の瞬間にはクチバシに小さな魚をくわえていて、それをすぐに呑み込んだ。目にもとまらぬ見事な早技だった。

そして魚を胃に落とし込むとすぐに飛び立って行ってしまった。長い間じっとしていたのは、足許に魚をおびき寄せるためだったようだ。

 

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2024年4月 7日

昼過ぎの夏思はする陽の下でいのち佇む蒲公英の綿毛

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今日は午後から日が射して、2時過ぎ頃からは初夏の陽気になった。

先週末の週間天気予報では、「来週あたりからはようやく本格的な春の陽気になりますから、冬用コートをしまっても大丈夫でしょう」なんて言っていたが、一昨日は冬のような寒さで、朝はダウンパーカを着込んでいたし、昨日もかなり涼しかった。

ところが今日は、Tシャツ 1枚でも大丈夫なほどだった。最近は冬と初夏の気候を目まぐるしく行ったり来たりするので、本当に体が付いていかない。

写真はタンポポの綿毛。今日は風が弱かったので真ん丸のまま、まるで何かの象徴のような佇まいである。

 

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2024年4月 6日

荒川の土手に敷物広げては人の楽しむ花曇りの日

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今日、車で埼玉県越谷市を通り過ぎたところ、桜の木がずっと並ぶ荒川の河川敷に敷物を広げて花見をしている人たちが大勢いた。さすが土曜日である。

この写真は橋の上で信号待ちをしている時に大急ぎで撮ったものなので、ちょっとわかりにくいかもしれないが、欄干の隙間に花見の人たちが見える。

青空だったらもっと良かったのかもしれないが、今日のような天気も「花曇り」ということでそれはそれで風情がある。

 

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2024年4月 5日

小雨降る寒の戻りに負くることなく菜の花は咲きに咲きゐる

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今日は朝から細かい雨模様で、気温も季節が 1ヶ月以上逆戻りしたような肌寒さだった。

先週末の天気予報では「来週からはいよいよ春本番ですから、ようやく冬用コートをしまっても大丈夫」なんて言っていたが、今日はしまったはずのコートを羽織っている人が少なくなかった。春本番でも「寒の戻り」がなくなるわけではないようで、油断禁物である。

それでも日に日に花の数は増えていて、菜の花も見事に咲き誇っていた。

 

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2024年4月 4日

川土手の内に桜の人知れず咲きてこの日は満開となる

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我が家の裏手を流れる川の土手内側に、桜の花が人知れず咲いている。多分桜だと思うが、手入れをする人もいないし、どうしてこんな土手の内側に生えているかわからない。

今日の暖かさで満開になってしまっている。週末までもつだろうか。

 

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2024年4月 3日

川向こう家路を辿る自動車のヘッドライトの路面の反射

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朝方は曇り空だったが、昼前から雨が降り出し、日が暮れてもずっと細かい雨が降り続けている。

川向こうの県道を行く車のヘッドライトが、路面に反射しているのがわかる。

 

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2024年4月 2日

雪柳真白く小さき花々の今日までといふ青空に映ゆ

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今日は朝は曇りがちだったが、昼は青空が広がった。ただ今週のいい天気は今日までのようで、明日からはずっと雨模様の日が続くことになるという。

写真は今日訪れたショッピングモールにあったユキヤナギ(だと思う)。青空の下で小さな白い花ががきれいだった。

 

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2024年4月 1日

ブログよりほかに嘘言ふこともなくエイプリルフールの夜は更けゆく

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「今日の一撃」の方に恒例のエイプリルフール・ネタを書いたほかには嘘を言うこともなく、あっという間に夜になった。ようやく春らしい気候になったような気がしている。

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