2024年5月31日
2024年5月30日
2024年5月29日
2024年5月28日
2024年5月27日
2024年5月26日
異次元の内に日常紛れ込み去る者の去る相撲の世界
今日は高校時代の同窓生の伝で、両国にある大相撲八角部屋の打ち上げというものに参加させてもらった。八角部屋と言えば、親方が相撲協会の理事長を務めるだけに、100人以上の贔屓筋が参集して、なかなか盛んなものだった。
印象的なのは、関取になっていない幕下以下の力士がまるで飲み屋の店員の如くにバタバタと走り回り、客に酒肴の提供をしていたこと。あれだけの巨体が客で一杯の隙間を縫って立ち働く姿は、ちょっとした異次元の模様だった。
そして写真の奥にチラリと見えるのは、今場所を限りに引退する力士の断髪式。多くの後援者が入れ替わり立ち替わり、髷に少しずつ鋏を入れていく。そして、それとはほとんど無関係のように、平行する打ち上げ宴会はどんどん盛り上がる。
これもまた異次元の世界だった。
70歳を過ぎて、初めての世界に紛れ込ませていただいたのは、なかなかの経験だった。
2024年5月25日
2024年5月24日
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2024年5月19日
2024年5月18日
2024年5月17日
土手際にごく慎ましくひそやかに咲く紫の花はネモフィラ
今日は朝から良く晴れて、日中は「暑い」と感じるほどになった。
土手際に微妙なほどの薄紫色で咲く小さな花は、ネモフィラだ。この季節、国営ひたち海浜公園はこの花に埋め尽くされる(参照)が、この辺りではごく慎ましく咲いている。
2024年5月16日
2024年5月15日
2024年5月14日
広き田の早苗同士の間隔の照り返し受け皐月は青し
今日は昨日とは打って変わった上天気だった。
昼過ぎに図書館に寄ると、先月は駐車場の周囲のサツキが満開だった(参照)が、今はすっかり葉が輝くだけの姿になっており、その下の田んぼでは植えられたばかりの早苗が風にそよいでいた。
この小さな苗同士の大きな間隔が、どんどん狭くなっていく。
2024年5月13日
雨の降る京都の町で手ぬぐいを眺めて新幹線に乗りたり
今日は雨の京都をブラブラ歩いてから新幹線で帰宅した。思い返してみれば、私が京都で雨に降られるなんて、何十回も来ているのに初めての経験である。まあ、昨日と一昨日の 2日間、仕事の日にちゃんと晴れたのだからよしとしておこう。
昼前に、中京区役行者町(えんのぎょうじゃまち)という乙な地名の町にある「細辻伊兵衛美術館」というところを覗いてみた。これは京都手ぬぐいの永楽屋という店の運営する手ぬぐいの美術館である。
なんでも 十四代前の初代伊兵衛という人が織田信長の認可を得て始めた商売なのだそうで、なるほど当時の歌舞伎者のテイストが今にも伝えられている。
館内は嬉しいことに写真撮影自由とのことだったので、写した中から歌舞伎をテーマにした 3枚を並べてみた。左は市川團十郎の『暫』、真ん中は『仮名手本忠臣蔵』の大星由良助(役者は不明)、右は多分、出雲阿国だろう。
手ぬぐい好きの私としては、かなり楽しめた。
2024年5月12日
神戸なる南京町を通り抜け雨の降るまで海を眺めぬ
本日の姫路での仕事が予定より少し早く済んだので、帰り道にふとした気紛れで、神戸の元町で途中下車してみた。これまで中華街の南京町というところを歩いたことがなかったため、寄り道してみたくなったのである。
実際に歩いてみたところ、日曜日ということもあってかなりの人混みで、残念ながらとくに長居したりどこかの店に入ってみたくなるような雰囲気ではなかった。
で、そのまま海の方に歩いて行くと、メリケンパークでプロレスなんてやっていた。「KOBE メリケンパークプロレスフェス 2024」というものらしい。ただ、悪いけどレベルが低すぎておもしろくもなんともなかった。
もう少し歩いて海を眺めている方がずっとよかった。一時間近く海を眺めていると小雨が降り出したので、早足で帰ってきたのだが、新大阪のホテルに入るころには本降り一歩手前というぐらいになっていた。
夜中にザーザー降りになって、朝には止むらしい。せっかくだから、昼頃まで京都見物をして帰ろうと思う。
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