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2024年5月13日

雨の降る京都の町で手ぬぐいを眺めて新幹線に乗りたり

240513w

今日は雨の京都をブラブラ歩いてから新幹線で帰宅した。思い返してみれば、私が京都で雨に降られるなんて、何十回も来ているのに初めての経験である。まあ、昨日と一昨日の 2日間、仕事の日にちゃんと晴れたのだからよしとしておこう。

昼前に、中京区役行者町(えんのぎょうじゃまち)という乙な地名の町にある「細辻伊兵衛美術館」というところを覗いてみた。これは京都手ぬぐいの永楽屋という店の運営する手ぬぐいの美術館である。

なんでも 十四代前の初代伊兵衛という人が織田信長の認可を得て始めた商売なのだそうで、なるほど当時の歌舞伎者のテイストが今にも伝えられている。

館内は嬉しいことに写真撮影自由とのことだったので、写した中から歌舞伎をテーマにした 3枚を並べてみた。左は市川團十郎の『暫』、真ん中は『仮名手本忠臣蔵』の大星由良助(役者は不明)、右は多分、出雲阿国だろう。

手ぬぐい好きの私としては、かなり楽しめた。

 

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