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庭の端の辺りに、今年もドクダミの花が多数顔を出し始めた。
ドクダミの花というのは、白く花びらのように見える部分ではなく、その先の部分で、ここにごく小さな花が密集して咲いている。花びらのように見えるのは、特殊化した葉なのだそうだ。
ちなみに「ドクダミ」という名前だが、毒はない。それどころか、「十薬(じゅうやく)」として漢方薬にもなる。こんな気の毒な名前になったのは、葉の部分の異臭のせいだというのだが、うちの庭に生えているドクダミはそんな異臭はない。慎ましやかなものである。
2024年5月18日 夏の歌 | 固定リンク Tweet
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