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2024年10月31日

筋雲を照らして浮かぶ太陽の夏ほど高き位置にはあらず

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今日は前々からの天気予報で言われていたように、気持ちのいい秋晴れだった。洗濯物もよく乾いた。

写真は午前中の小貝川の様子である。青空にいかにも秋らしい筋雲が浮かんでいる。太陽の位置も、夏の間ほど高くない。

明日は雨になるというから、貴重な晴天だったわけだ。

 

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2024年10月30日

ハロウィーンは日がな絶好の秋晴れとラジオの天気予報告げゐる

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今日は朝のうちは細かな雨が降っていたが午後から徐々に晴れて、夕暮れの頃には雲がかなり少なくなっていた。

明日のハロウィーンは一日中絶好の秋晴れになると、ラジオの天気予報は告げている。

 

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2024年10月29日

空覆ふ黒雲遂に耐へきれず日暮れの雨として落ち来たり

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やっと本格的に秋らしい気候になってきた。今月に入ってからも中頃までは東京で 30℃を こす真夏日が 3日もあったことを思えば、季節の進み方が急に速くなってきた。

午後からは雨が降るという予報だったが、今にも降り出しそうな曇り空がずっと続き、実際に降り出したのは夕方頃だった。そして夜が更けてからは本降りになっている。

同じ秋を感じるのならさわやかな秋晴れの下で歩きたいと思ってしまうのは、贅沢な願いだろうか。

本格的な秋になってからは、きれいな青空は旅先の裏磐梯でしか見ていないような気がする(参照)。明後日は晴れるという予報だが、その晴天がなかなか続きそうにない。

今日はこの辺りの最高気温が 17℃ までしか上がらず、冬用の肌着にシャツとジャケットを重ねてちょうどよかった。来月に入ればこうした 10℃ 台の最高気温が当たり前になり、冬が目の前になる。それにしても、秋が短い。

 

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2024年10月28日

中腹を雲に覆われ筑波嶺の常より高く見ゆる昼過ぎ

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今日は曇りがちではあったが、高い雲のほかに低くたなびくような雲もあり、筑波山の中腹より下が隠されていた。

筑波山は標高が 877m とそれほど高い山ではないのだが。こうして中腹が雲に覆われてしまうと実際より高く、1000m級の山に見えてしまうのがおもしろい。

 

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2024年10月27日

黒雲の細かく千切れ現れし薄水色の空と白雲

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今日は朝のうちは気持ちのいい青空だったが、すぐに黒い雲が優勢になってしまい、夕方頃までそのままの鬱陶しい空だった。

ところが 5時頃からその黒雲が千切れ始め、薄水色の秋の夕空が見え始めた。沈み行く陽射しを受けて小さな白雲が光っている。

明日からは雨模様が続くらしいので、貴重な空を見た気がする。

 

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2024年10月26日

家路にて短き秋の日は暮れて高層マンション彼方に光る

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クルマで越谷方面に出かけ、戻ってくるうちに日が暮れてどんどん暗くなっていく。最近になってようやく、涼しさと日の短さの感覚一致して、秋を実感できるようになった。

道の途中、守谷駅近くの高層マンションが一際目立って見える。「タワマン」というほどではないが、かなり高い建物ではある。

 

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2024年10月25日

秋てふは暑くも寒くもなき頃と思ひ出させる今日の日の空

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今日は秋らしい日になった。朝のうちは小雨が降ったり止んだりしていたが、昼過ぎには雲間から青空も見えるようになり、気持ちのいい陽気だった。

刈田はまだきれいな緑で、早く稲刈りの済んだところなどは、刈り穂が出ている。しばらくしたら再び稲刈りができるのではないかと思うほどだ。

 

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2024年10月24日

ぽつぽつと降るともなしに降る雨を土手の薄は受けて揺れゐる

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朝の天気予報では本州はよく晴れるということだったのだが、実際にはどんよりと曇りがちのままで「夏日」にはならず、時々ポツポツと雨も降ったような気がする。明日は雨のち晴れとなるらしい。

3日前の Today's Crack で "「ススキ」と「オギ」の見分け方 " という記事を書いたのだが、それによれば、近くの土手に生えているのは「ススキ」に間違いないようだ。

 

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2024年10月23日

暑き日といへども暮るる早さのみが季節は秋と物語りをり

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一泊二日の旅行から帰ってきて、いろいろと後始末や急ぎの仕事などをしているうちに、あっという間に日が暮れてしまった。

今日も 10月下旬にしてはかなり暑い日だったが、日の暮れるのが早くなったことだけはしっかりと秋を感じさせてくれる。

 

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2024年10月22日

磐梯の山を背にして眺むれば墨絵の如き猪苗代湖よ

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今日は福島県への旅行 二日目。初日は裏磐梯を中心に回ったが、今日は表磐梯中心。

初日のくっきりとした青空とは打って変わり、墨絵を思わせるようなモノトーンの景色となった。写真は猪苗代湖を望んだ風景。

 

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2024年10月21日

秋の日の裏磐梯の青空に浄土平の白煙は映ゆ

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今日は妻とともに福島県裏磐梯に来ている。写真はスカイラインの途中にある浄土平から見える火口の様子だ。白いガスの吹き上げているのが見える。

風はかなり冷たかったが、とにかく素晴らしい青空だった。

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2024年10月20日

木の枝にたわわに稔る柿の実を採りて食ふ者なきぞ哀しき

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今日もいい天気だったが、風が北風に変わって気温は昨日よりずいぶん下がったようだ。

近所の家の柿の木に実がたわわになっている。こんなに実がなっても、誰も採って食わないというのが、なんだか不思議な話だ。

 

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2024年10月19日

土曜日の京都の町を歩きゐし溢るるほどの人の多さよ

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今日は米子出張の帰り道に京都で途中下車し、東本願寺に参拝してきた。京都に来たときのいつものコースである。

東本願寺でお参りした後は清水寺辺りに行こうかと思っていたのだが、「今日の一撃」の方に書いた(参照)ように、人の多さと雨のせいで行く気が失せて、早々に帰ってきてしまった。

写真は雨が降る前の東本願寺御影堂の様子。さすがにこの境内までは人混みが押し寄せてはいない。

関西は来月末にも仕事で来ることになったから、その時に改めていろいろ廻ってみよう。

 

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2024年10月18日

真蒼なる秋に似合わぬ空のもと雲吹き上げて大山は立つ

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米子での仕事が終わり、今日は姫路に宿泊している。米子から直接つくばに戻ると最終バスに間に合わずに高いタクシー代がかかってしまうので、途中で泊まる方が安いのだ。

で、関西方面で宿泊代の比較的安いのが姫路なのである。神戸、大阪、京都などは、ビジネスホテルの一泊で 1万円以上というのがザラになってしまった。

今日の写真は、特急やくもの車窓から見えた大山である。中国地方で一番高い山が、中国山地ではなく海岸線近くにあるのだ。海からの風を受けているためなのか、頂上から雲を吹き上げているように見える。

それにしても、今日も暑い日だった。本当に西日本の暑さは半端じゃない。

 

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2024年10月17日

秋の日の中国山地の只中の谷川に沿ひ北に抜け来ぬ

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つくばの自宅を午前 10時頃に出発して、午後 6時半に米子に着いた。東京から新幹線で岡山まで来て特急やくもに乗り換え、所要時間 8時間半の長旅である。

今日も最高気温は 25℃ を上回る夏日で、とくに西日本の気温は高めだったようだが、特急列車の中なのであまり実感はできなかった。ただ日の短さだけは争えないもので、中国山地を越える伯備線に乗っている間に日がとっぷりとくれてしまった。

何しろ山の中なので本当に真っ暗で、景色はほとんど何も見えず、時々平行する道路を走るクルマの灯りを追い越すだけである。上の写真は、まだ日のあるうちに写した車外の景色。どうやら倉敷市で瀬戸内海に注ぐ高梁川(たかはしがわ)の上流のようだ。

 

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2024年10月16日

雲厚く陽を覆へども秋らしく涼しき風は吹かず暮れたり

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10月半ばを過ぎ、こうして周囲の写真だけを見れば秋の気配が漂っているのだが、今週は空が晴れさえすれば夏の暑さが戻ってきていた。そしてさらに、 今日は曇っていたのに蒸し暑い一日だった。視覚と体感がなかなか一致しない。

明日は米子に出張だ。天気は辛うじてもちそうだ。

 

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2024年10月15日

陽が沈み涼しき風の吹きくれば夜空に浮かぶ十三夜月

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今日は旧暦では 9月 13日。だから、今夜の月は「十三夜月」である。

暦の上では完全に秋なのだが、日中は夏のような暑さだった。近頃は、空が晴れさえすれば簡単に「夏日」になってしまう。

しかし日が沈んで少しは秋らしい風が吹き始めると、空はくっきりと晴れているので月がとてもきれいだ。

 

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2024年10月14日

荒々しき雲を見上げて三日後の旅に着る服迷ひゐるなり

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三連休はずっと晴天だったが、最終日の今日は穏やかだった 2日間とは違って風も強く、雲の様子もかなり荒々しいものだった。

秋は順調に深まるというわけにもいかず、今週はずっと夏日が続くとの予報。とくに 19日(土曜日)の気温は 28℃ まで上がるという。17、18日の 2日間は米子市に出張するのだが、現地の週間予報を見ると 18日は 29℃ まであがるという。10月半ばとは思われない。

 

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2024年10月13日

朝焼けの日の出は夏に比ぶればかなり南にずれてきてをり

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今日はきれいな朝焼けだった。

真夏の頃と比べると、日の出の位置が写真で言えばずいぶん右側、つまり南側に移動してきていると思う。やはり季節は進んでいるのだ。

それでも、このように好天のまま昼頃になると、10月にしては暑いほどになってしまう。これもまた温暖化なのだろう。

 

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2024年10月12日

西の空黄金色より紅味増し地平に黒く横たはる雲

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今日は昨日以上の秋晴れになった。夕焼けもきれいだった。

 

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2024年10月11日

青空に白き筋雲浮かびゐて川面に波も立たぬ日の午後

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今日は久しぶりに爽やかな晴天になり、洗濯物の乾きも全然違うほどだった。

空を見れば白い筋雲が空に浮かんでいる。本当に嬉しい光景だった。

 

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秋空の下の緑のひこばえと黄金の穂波重なりて見ゆ

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写真は本日付の「今日の一撃」で使ったものと同じ。

刈田を埋める緑の「ひこばえ」と、これから稲刈りとなる黄金色の穂波の対象が美しい。

 

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2024年10月 9日

側壁のストリートアートと無粋なる公共立て看板の共存

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今日、守谷の街に買い物に出かけたところ、途中のアンダーパスの側壁に結構見事なストリート・アートが描かれていた。なかなかきれいでもある。

そこに「令和 6年 8月 26日から 令和 7年 3月 14日まで 耐震補強工事を予定しています」という無粋な立て看板がかけてある。こういうの、「好一対」と言っていいのかな?

 

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2024年10月 8日

iPhone の機種交換に手間取りて気付けば秋の夜は更けてをり

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今日は古くなった iPhone の機種変更ついでにキャリアも乗り換えたため、なんだかんだでずいぶん時間がかかってしまい、ふと外を見るとすっかり夜が更けている。

 

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2024年10月 7日

白木槿風に揺れゐて今日こそは今年最後の真夏日となれ

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今日の最高気温は事前の予報では 28℃ ぐらいということだったが、幕を開けてみるとどんどん暑くなって、30℃ の真夏日になったようだ。6日に「桃色の木槿の花の咲き誇り今年最後の真夏日は行く」という歌を詠んだのだが、「今年最後の真夏日」は今日になってしまった。

6日はピンクの木槿の写真にしたが、今日は白にしてみた。今度こそ最後の真夏日になってもらいたい。

 

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2024年10月 6日

この年の土手の背高泡立草群れて咲きゐる花の少なし

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写真は我が家の裏を流れる川の土手だが、セイタカアワダチソウがかなり減っているのがわかる。ちょっと前までは、この土手はセイタカアワダチソウで溢れていたが、最近は少しずつ減って来ていた。

昨年は急にまた増えてしまいい(参照)、夏の暑さのせいかと思っていたのだが、今年はさらに暑かったにも関わらずこの程度である。どういうことになっているのかよくわからない。

 

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2024年10月 5日

秋雨の雲は高くもなき山を覆ひて秋の陽を忘れさす

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日本の南海上に秋雨前線が横たわっているらしく、はっきりしない天気である。つくば周辺も分厚い雲が立ち籠めていて、朝から小雨が降ったり止んだりの天気だった。

今日は涼しかったが、明日は雲が晴れないままにまた夏日となり、月曜日も曇りがちの空模様のまま、気温だけは 28℃ ぐらいまで上がるという。太陽を拝めないまま、汗だけはかくという天気になりそうだ。

すっきりとした秋晴れになるのが待ち遠しい。

 

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2024年10月 4日

桃色の木槿の花の咲き誇り今年最後の真夏日は行く

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今日は朝のうちは雨が降ったが昼前から晴れ上がり、30℃ 以上の真夏日となった。青空の下で木槿が咲き誇っていた。

今日が今年最後の真夏日であるらしい。本当にそうであることを希望する。

 

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2024年10月 3日

見渡せば分厚き雲の切れ間では夏の暑さの戻りゐるなり

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今日は昨日とは一転して涼しい日だったが、午後になって少し雲に切れ間が入り始めると、日の当たるところでは妙に暑さを感じさせられた。

明日は午後から日が射して真夏日になるとの予報である。とにかく天気が極端だ。

今月後半は出張と妻との旅行で旅が重なるのだが、その頃には「フツーの秋の涼しさ」になるといいのだが。

 

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2024年10月 2日

十月と思はれぬほど暑き日に川に立ちゐて涼む白鷺

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今日はかなり暑くなり、つくば周辺の気温は当初の予想より高い 32℃ まで上がったらしい。10月とは到底思われない。

裏の川でシラサギが涼んでいる。本当に、川にでも入らなければ暑くてしょうがないだろう。

 

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2024年10月 1日

十月の初日の雲は切れて行き明日は真夏日になるといふなり

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昼過ぎまでの空は分厚い雲に覆われていたが、午後 3時頃からその雲に切れ間ができてどんどん広がり、4時頃には西の方角がきれいな青空になった。

それと同時に気温まで上がり始め、明日は 30℃ 以上の真夏日になるという予報に実感が湧いてきてしまった。

まだまだ夏である。既に 10月になっているのが信じられない。

 

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