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2024年11月10日

水を貯めそして流すを四百年繰り返したる堰静かなり

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所用で出かけた帰り道、岡堰に寄ってみた。稲刈りも済んだので堰を解放して水を流しているため、夏の時期に比べると水の量が少ない。川幅も狭くなっている。

このまま冬になってますます水量が減り、春になるとまた田植えのために堰を閉じて水を蓄える。

この地に岡堰ができたのは寛永7年(1630)のことだという。勿論当時はこれほど立派なものではなかったにしろ、水を貯めては流すという繰り返しを 400年近く続けてきたわけだ。

 

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