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2025年1月31日

つくばより白き富士の嶺望みつつ見えぬ裾野の広がり想ふ

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今日も空が晴れて風が強かったためか、西の方角に雪を戴いた富士山がはっきりと見えた。見える部分の全てが冠雪している。

もっと西に移動して千葉や埼玉との県境付近まで行くともっと大きく見えるのだが、ここつくばの地からこれだけ見えるというのは、富士山が如何に高いかということである。

そして、つくばの地か見える部分の下の方に、雄大な裾野が広がっているということでもある。

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2025年1月29日

筑波嶺を望めば思ふ故郷の雪を戴く鳥海の山

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今日は月末の締めや入金などで、銀行や郵便局を廻った。とても天気がよく、快適な一日だった。

高圧線の塔の向こうに筑波山がきれいに見える。故郷の鳥海山に似た形だが、こちらは雪がまったくない。関東で標高が 1,000m にも満たないので、これまで冠雪した姿を見たことがない。

天気予報によれば、故郷は吹雪になっているらしい。こちらの青空とは対照的だ。

 

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2025年1月28日

せつかくの天気の昼を忙しく過ごし早くも夜となりたり

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今日もいろいろ忙しく仕事をこなしているうちに、あっという間に日が暮れてしまった。外出をし、天気もよかったのだから写真を撮っておけばよかったのだが、そんなことも忘れていた。

窓の外、対岸の車のヘッドライトがすべっていく。

 

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2025年1月27日

明け方のわずかの雨で浄まれば日光の山近くに見ゆる

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今日は曇りという予報だったのだが、明け方に少し雨が降ってからは思いのほかよく晴れた。

雨のお陰で空気が澄んだようで、日光の山並みがいつもよりきれいに見渡せた。写真は男体山である。

 

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2025年1月26日

日を受けて咲く水仙は小声にて近付く春を告げてゐるなり

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25日の土曜日から再び冷え込むという予報が前々から出されていた。

昨日は夜明け前までは空が曇っていたせいかそれほど冷え込んだという感覚はなかったが、曇り空がそのまま続いたために日が射さず、昼になっても夜明け前の気温のままだったため、その前日までの春のような暖かさは消えて寒い一日となった。

今日は一転して日が射したため、昨日ほどの寒さは感じなかった。当分はこんなような陽気が続くらしい。

空き地にスイセンが咲いている。元々冬から春にかけて咲く花だが、こうした可憐な姿を見ると春が近い実感が湧いてくる。

 

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2025年1月25日

県道を滑るが如く行き過ぎる帰宅の車のヘッドライトよ

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今日は溜まりに溜まった雑事をいろいろこなしているうちに、あっという間に日が暮れてしまった。川向こうの県道を走る帰宅のクルマの灯りが滑るように通り過ぎていく。

 

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2025年1月24日

見上ぐれば様々の色入り混じり季節の変はり目にある空よ

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今日も結構暖かい陽気だったが、明日からは冷え込むらしい。そのまま 2月初旬は冬の寒さになるという。

空を見上げると、いかにも天気の変わり目らしい色合いだった。

 

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2025年1月23日

川面にも木の梢にも満ち来たる春の気配と鳥たちの声

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今日も 3月並みの暖かい陽気だった。ここまで来たら、さすがにもう「冬の歌」なんて言っていられない。まだ 1月の下旬ではあるが、「春の歌」のカテゴリーに移行してしまおう。

2月初めは冬の寒さに戻るという予報だが、その時は一時的に「冬の歌」に戻り、立春の声を聞いたら、また「春の歌」にすればいい。

暖かくなったので、裏の川には鳥の声が満ちている。「ツツピー、ツツピー」と鳴いているのはシジュウカラだ。そして川面にはカモたちが集まってきている。寒かった時とは違い、生き物たちの賑やかさが戻ってきてるのがわかる。

 

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2025年1月22日

見えねども杉の花粉の舞ふといふ雲一つなき冬の青空

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昨日は朝のうちに雨が降ってその後に晴れたが、今日は朝から上天気で、初春と間違えるほどの暖かさだった。今年はこんな早くからスギ花粉が舞っているのだそうで、道理で鼻がグシュグシュする。

今年の大寒は一昨日の 1月 20日だったが、やたら暖かくてほとんど春みたいだったし、その夜は雷まで鳴っていた。で、大寒が過ぎたのだから、もう「春の歌」というカテゴリーに移行してもいいかなとも思ったのだが、2週間予報によれば、2月の初旬はまた冷え込みそうだという。

とすれば、2月 3日の立春を過ぎるまで待つ方がいいかもしれない。いずれにしても最近は春と秋が短いから、早く「春の歌」に移っておきたいのだが。

 

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2025年1月21日

夜通しの雷雨の去りて梅が枝で水滴光る花芽なけれど

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昨夜は久し振りに本格的な雨が降り、雷までかなり長くなっていた。

今朝、ゴミ出しに出ると、我が家の庭の梅の枝にいくつもの雨粒が連なってぶら下がっていた。最近はずっとまともな雨が降らなかったから、こんな景色がとても珍しいもののように見えてしまった。

我が家の梅は遅咲きなので、花芽のようのものはまだほとんど見えないが、その代わりのように水滴が光っているのだった。

 

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2025年1月20日

冬空の雲の隙間に紅き陽は現れすぐに沈み消えたり

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日中は見事な青空だったが、夕方に近付くにつれてどんどん雲が広がってきた。夜は雨が降りそうだという。

クルマで帰宅の途中、右手前方の細長い雲の隙間が紅く染まり始めてやがて夕陽の姿が見え、信号待ちをしている間に沈んで消えてしまった。

冬の陽の沈む速さが実感としてわかった。

 

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2025年1月19日

寒き日の川原に並び鴨たちは首を体にめり込ませゐる

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今日は朝から曇りがちで時々小雨もぱらつく。気温が上がらずとても寒く感じる。

裏の川では鴨たちが少しでも日の当たる場所に並び、首を縮めて体にめり込ませるように丸まっている。

 

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2025年1月18日

立ち寄りし冬の土曜の道の駅やちよの川に映る青空

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仕事で千葉に出かけた帰り道、昼食にしようと国道 16号沿いの「道の駅やちよ」という所に寄った。

土曜日の昼飯時ということで、レストランは満席に近く、ほかも人混みで入る気がしないので、建物の外で休んでから外に出た。屋内はごった返しているのに、外はご覧の通りの気持ちよさだった。

 

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2025年1月17日

筋状に雪をいただき遙かにも男体山の立つぞ嬉しき

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今日は市の健康診断を受けに、健康センターまで行って来た。それにしても、いくつになってもこの種のことは苦手である。今でも採血のために自分の腕に注射針が刺さるのを見ることができない。

写真は帰り道から来たの方角にぼんやりと見えた日光の男体山。よく見ると、真ん中辺りに筋状に雪を戴いた姿が確認できる。

 

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2025年1月16日

曇りとも晴れとも言へぬ寒空を映し小川は細々と行く

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今日は昨日とは打って変わった寒い日で、日中でも 7℃ ぐらいまでしか気温が上がらなかった。外に出ただけで背中が丸まってしまう。

空を見上げると、曇りとも晴れとも言いがたい微妙な雲行きだ。曇りのようではあるが、雲の所々にぼんやりと穴が開いて青空の色が見える。そして北の方角を見れば地平線の上は青空だ。

この低温は土曜日まで続くらしい。風邪を引かないように気を付けよう。

 

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2025年1月15日

上空に大気の境ある如く雲は伸びゐる冬の陽隠し

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昨年から長引いていた奥歯の治療が、ようやく終わりに近付いたようだ。来週にもう一度予約を取ったが、これで終わりになるよう願いたい。

帰り道、冬の日を隠すように長い雲の連なりが地平まで続いているのが見えた。あの雲は、上空の大気の状態の境目を示しているのだろうか。

 

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2025年1月14日

冬空と枯れ草色の野を行けば突如つくばの街は現る

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久しぶりでつくば市内のスーパー銭湯に行き、たっぷりと暖まった。

写真は駐車場から出たばかりの風景。それほど遠くない先に、つくばの中心街のビルが見える。あのビルを境に、手前側が田舎の光景となる。

 

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少しずつ日の出の位置が北により冬から春に向かふを知れり

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日の出の位置がだいぶ北に移動してきた。ということは、少しずつ冬から春に向かっているということだ。

しかし関東の冬というのはこれからが本番で、下手すると雪が降ったりする。ここ 3年ほどは積もるほどの雪にはなっていないが、今年は日本海側で大雪になっているし、関東にも降るかもしれない。

油断せずに春を待とう。

 

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2025年1月13日

コーヒーに彩り添へる明太子パスタてふもの昼食とせり

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今日の昼食は外出先近くのカフェでスパゲティを食べた。ちゃんとおいしかった。

このところ忙しすぎたので、家に帰ってからはひたすら休息の一日だった。

 

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2025年1月12日

雨降らすまでに至らぬ冬雲の下に里山低く連なる

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写真は、筑波山の東側に連なる低い里山のつらなり。こうした景色が刈田の向こうに見えるというのは、なかなかいいものだ。

昨日までの予報では、今日は夜から雨になるとのことだったが、実際は朝からどんよりとしていて、ほんの時々降るともなく降るのだが、地面を濡らすほどにも至らない。

 

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2025年1月11日

冬の日は午後四時に早傾きて川は家並みの影に入りたり

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冬至から半月以上経って、日がだんだん長くなりつつあるとはいえ、午後 4時を過ぎると日はかなり西に傾いてしまう。

裏の川はすっかりと家並みの影に入っている。寒さはまだまだこれからが本番だと思わせる光景だ。

 

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2025年1月10日

渋滞路ピンク色して聳え立つ恐竜の影カメラに収む

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所用で越谷方面に出かけた帰り、千葉県野田市から茨城県に渡る芽吹大橋への道が故障車発生で動かなくなり、大きく迂回して帰ってきた。

千葉県柏市からようやく茨城県に入ろうとするあたりで、国道 6号線方面に恐竜のオブジェが高く聳えているのが見える。

信号待ちしている間にそれが見えたので、写真に撮ってしまった。真ん中辺りに見えるシルエットのようなものがそれである。写真では小さくしか見えないが、近寄るとかなり大きなピンクの恐竜である。

 

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2025年1月 9日

草の上日陰の霜は白きまま十時過ぎまで残りゐしなり

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写真は我が家の隣の空き地、朝の 9時過ぎ頃の様子。草地の木陰の部分は、真っ白な霜が降りたまま全然解けていない。

このまま、10時過ぎ頃まで解けずに白いままだった。

 

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2025年1月 8日

故郷を覆ふ分厚き雪雲の切れ端浮かぶ板東の空

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今日も青空だが、綿雲がいくつも浮かんでいる。

あの綿雲は、故郷の空を覆う雪雲の切れ端なのかもしれない。

 

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2025年1月 7日

北の空より晴れて沈む陽は南に残る雲にかかれり

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今日は予報では晴天になるとのことだったが、なかなかすっきりとは晴れず、夕刻になってようやく青空が広がった。

沈む陽が南の空に残る雲にさしかかるが、雲の厚さのせいか、きれいな夕焼けにはなれないでいる。

 

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2025年1月 6日

雨粒の舗装路面で跳ね上がり長き反射のヘッドライトよ

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今日は天気予報の言った通り、午後から雨が降り始め、夕方過ぎは本当に久しぶりの本降りとなった。

本日付の "Today's Crack" で触れたように守谷のスタバに出かけて(参照)、午後 4時過ぎに帰る頃には、上の写真でわかるように地面に落ちる雨粒が派手に跳ね返り、濡れた路面に車のヘッドライトが長く反射していた。こんなのは、本当に久しぶりの光景である。

ただこの雨も日付が変わる頃には止んで明日は晴天になるが、夕方には曇って弱い雨になる可能性もあるという。その分、冷え込みは緩むらしいから、その間に体を冬に慣れさて、来週末からの更なる冷え込みに備えよう。

 

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2025年1月 5日

川土手の真白き霜を解かしつつ昇る朝陽よ部屋に射し込め

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今朝の明け方は本当に冷え込んだ。布団から出ている頭が寒いと感じたほどだ。

窓から外を見ると、裏の土手に真っ白な霜が降りていた。あまり寒くてすぐに窓を閉じてしまったので、上の写真はかなり日が昇ってからのものである。真っ白だった霜がずいぶん解けてしまっている。

さて、これからが寒さの本番だから、覚悟を決めよう。

 

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2025年1月 4日

三が日過ぎて真青に晴れるとも空を映せる川幅狭し

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昨日とは打って変わって真っ青な晴天となった。

小貝川の土手をクルマで走ると、水量がとても少なくなって川の真ん中あたりが水面から出てしまっている。川幅の端の方が深いというのは、昔に土手を高くした時、川の端から掘った土を盛り上げたのだとわかる。

もう三が日も過ぎて、世の中が動き始めた。ようやく昨年からの積み残しの仕事も終えて、新しい仕事に取りかかれる。

 

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2025年1月 3日

世の中に一月振りの雨降りて珍しきもの見たる心地す

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今朝、外でざーっという音がするので窓を開けてみると、雨が降っていた。こんなにまともな雨は、ほとんど 1ヶ月振りである。なんだか珍しいものを見てしまったような気分になった。

箱根駅伝でも少しだけ雨が降ったようだが、こんなにまともな雨ではなかったようだ。

早稻田は途中まで 3位に付けていたが、最後は 4位に落ちた。ただシード権争いでハラハラするような展開ではなかったのが嬉しい。

 

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2025年1月 2日

晴れ渡る青空の下箱根路をひたすら走る者のあるなり

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今日も朝から晴れ渡っている。

この空の下、恒例の箱根駅伝が行われており、往路は青学、中央に続いて、わが早稻田が 3位となった。久し振りであまり情けないくない気持ちで観戦できた。

復路で落ちないように祈りたい。

 

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2025年1月 1日

ミドシてふメロディ歌ひゐる如く蛇はうねりて世界を進む

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恭賀巳年!

今年の年賀状はヘビが「ミドシ〜」というメロディを歌うという仕掛けなので、上の ▷印 をポチッとクリックしていただきたい。よろしく。

 

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